強風の綿向山


- GPS
- 06:48
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 1,124m
- 下り
- 1,124m
コースタイム
- 山行
- 5:57
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 6:48
天候 | 雪 時々 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
JR「近江八幡駅」から近江バス「北畑口」 |
コース状況/ 危険箇所等 |
竜王山から綿向山縦走コースのみ通行可 (他のコースは通行止) 積雪量はほどほど(スノーシュー、ワカンは不要) トレースが急傾斜の手前でなくなったが、尾根筋のため 道に迷うことはないが、膝下までの積雪量のつぼ足でも疲れた 急傾斜箇所があるので、アイゼンは必須 (軽アイゼンで綿向山まで登ったが、下りは危険なため 12本アイゼンで下山) |
写真
感想
曇りの予報だったので霧氷を見に綿向山に向かうが、
終点の北畑口まで乗車していたのは一人。下車後はそこそこの雪がお出迎え。
ここで辞めようかと思ってしまった。
表参道は通行止のため、竜王山からの縦走コース。一度、無雪期に登ったが
しんどかったイメージ。何がしんどかったのか思い出せなかったが、
本日身をもって実感した。
登山口までに雪は小降りになり、風はそれほどないので歩きやすい。
積雪量はくるぶしくらいなので、歩くのには支障はない。
気温は0度くらいだが、歩いているとちょうどいい。
登山口からは緩やかな登りだが、竜王山手前で急傾斜。ちょっと疲れる。
山頂から綿向山までの縦走コースはそこそこのアップダウン。
特に、綿向北尾根分岐の手前には、2箇所かなり厳しい急傾斜があった。
その急傾斜地で先頭になり、トレースがない中、設置されているロープを
使いながら、なんとか登り切る。
ロープがなければ、軽アイゼンとトレッキングポールでは難しかっただろう。
トレースがなくなってからは、あって膝下程度だが、つぼ足で軽くラッセル。
これで結構体力を消耗した。
北尾根分岐の手前の傾斜は本当に厳しく、もうここを山頂にしようと思ったが、
時間がまだ余裕があったのでなんとか山頂まで登ることができた。
山頂では少しすると、途中で追い抜いたもう一人の方が登ってこられ
少しお話をして、あまりの寒さで長居もできず、早々に撤退する。
ここで軽アイゼンからアイゼンに変えたが、その際に手袋が
濡れてしまい、手の感覚がなくなる。これは今後学習しないと大変なことになる。
一応、手袋の予備を持参していたので、なんとか手の感覚は戻った。
下山では登りの急傾斜の疲れと、アイゼンの重さによる足の負担感でヘロヘロ。
また、寒さで昼食もとっていなかったので、本当に疲れた。
登山口まで戻って、ここで遅めの昼食をいただき、
そこからは元気にバス停まで向かった。
天候は下山時から回復して、登山口では日も差していた。
前回の雪の時の綿向山でもこんな感じだったかな。
でも、冬山の厳しさを体験できた。
本日、山頂付近はマイナス4度くらい。それ以外の場所も氷点下だった。
風がなければ氷点下でも全然平気だが、風があると、指の感覚がなくなった。
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