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Yamareco

記録ID: 7836641
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

甲斐駒ヶ岳黒戸尾根 自分例会

2025年02月22日(土) 〜 2025年02月23日(日)
情報量の目安: A
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
うき その他2人
GPS
15:16
距離
17.7km
登り
2,464m
下り
2,200m

コースタイム

1日目
山行
6:56
休憩
0:31
合計
7:27
距離 8.2km 登り 1,734m 下り 132m
6:08
6:09
135
8:24
116
10:20
10:33
32
11:06
11:11
47
11:58
4
12:02
12:15
74
13:29
2日目
山行
7:23
休憩
0:53
合計
8:16
距離 9.6km 登り 730m 下り 2,069m
5:44
70
8:03
8:04
7
8:11
8:28
2
8:29
8:30
40
9:09
9:10
44
9:53
41
10:34
10:42
4
10:46
10:51
25
11:17
11:31
13
11:44
60
12:44
12:53
64
13:56
13:57
5
14:02
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
尾白川渓谷駐車場に23時半頃到着、10台程だったのが、6時出発の時には20台ほど。
それでも駐車スペースには余裕あり。
車中泊だったが、3シーズンのシュラフでは寒い。

一合目までがとにかく長い。
登山口からは落ち葉の道。
1,400m辺りから道が凍っていてチェーンスパイクを装着。
刃渡り手前で12本爪アイゼン。

五合目から本格的に鎖とハシゴが出てくる。
体を飛び出してトラバースをするところが1箇所あるが、岩が階段状になっているので、慎重に登れば問題なし。

七丈小屋では、宿泊者の荷物デポオッケー。
七丈小屋以降は暴風に注意。防寒手袋は必須。
30mロープを持参したが使わなかった。

この時は、始終トレースあり。
大岩の登りでは、冬道から、下りは夏道に入ってしまい、バックステップで。新雪のため、深く沈む所も。
大岩のふもとでトレースにもどる。
七丈小屋にもどって、やれやれとなるが、それからも長いので気を付ける。
予約できる山小屋
七丈小屋
トイレ。暖房されています。有難い。
トイレ。暖房されています。有難い。
夜が明け出しました。
夜が明け出しました。
尾白川登山口です。
尾白川登山口です。
橋を渡ります。
冬なのに秋のよう。
冬なのに秋のよう。
やっとこ一合目。
まだ、雪はない。
やっとこ一合目。
まだ、雪はない。
道が凍りだす。
少し粗目状の雪が出てきました。
少し粗目状の雪が出てきました。
チェーンスパイク履いて良かった。
チェーンスパイク履いて良かった。
マイナス14度。風が吹くと体感17度はある。と思う。
マイナス14度。風が吹くと体感17度はある。と思う。
12本爪アイゼンを装着して刃渡りへ。
12本爪アイゼンを装着して刃渡りへ。
五合目。ここから怒涛のハシゴの始まり。
五合目。ここから怒涛のハシゴの始まり。
第二小屋。中は暖かい。
第二小屋。中は暖かい。
第一小屋のグッズ。
第一小屋のグッズ。
第一小屋の食堂。18時から18時40分までの食事時間⏰
第一小屋の食堂。18時から18時40分までの食事時間⏰
寝床です。毛布が3枚。インナーシーツが必要です。
寝床です。毛布が3枚。インナーシーツが必要です。
第二小屋の中はこんな感じ。
第二小屋の中はこんな感じ。
制限時間40分間の夕食。ハンバーグカレー。味噌汁とマカロニサラダ付き。カレーはその間ならお替わり自由。
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制限時間40分間の夕食。ハンバーグカレー。味噌汁とマカロニサラダ付き。カレーはその間ならお替わり自由。
ビーナスライン。今日は晴れるぞ!
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ビーナスライン。今日は晴れるぞ!
モルゲンロート
いょっと段が高いけど、鎖があって助かる。
いょっと段が高いけど、鎖があって助かる。
これが見たくて企画した例会。
これが見たくて企画した例会。
マイナス23度
富士山を見れば嬉しい。
富士山を見れば嬉しい。
仙丈ヶ岳もキレイ。
仙丈ヶ岳もキレイ。
大岩では夏道をクライムダウン。
大岩では夏道をクライムダウン。
下山は早かった。
下山は早かった。

装備

個人装備
ハーネス、安環ビナ1、ビナ2、スリング120、60、各1本
共同装備
30mロープ

感想

昨年からの宿題。
登山道は落ち葉がいっぱいで、先週行った爺ヶ岳とはまるで違う雰囲気。マイナス30℃の予報に備えてガッサブルムを装着していましたが、しばらくは土の道。1合目までがとんでもなく遠い。さらに2合目も遠く感じました。

1400mくらいから道が凍り始めて、チェーンスパイクを装着。ほぼ氷、しっかり食いついてくれました。風がどんどん強くなって、温度計はマイナス17℃を表示。体が急激に冷え込んできて、手先が痛くなるほど。手をグーパーして血流を促しました。うっかり外付けしていた水筒もカチンコチン。

刃渡り手前で12本爪アイゼンにチェンジし、五合目からはハシゴと鎖の連続になりました。橋状のハシゴ、緩やかな傾斜のハシゴ、垂直のハシゴと、長い道のりを歩いてきた体には堪えました。1箇所、体を飛び出してトラバースしなければならない場所では特に注意を払いました。岩が階段状になっているので、慎重に登れば大丈夫。

その後もハシゴが続き、さらに体力を奪われて疲れを感じ始めた頃に七丈小屋に到着。受付を済ませ、今晩の寝床は第二小屋。2段ベッド状のお部屋はカプセルホテルのように仕切られており、パーソナルスペースも確保されていたので、ゆっくりと体を休めることができました。さらに、一晩中ストーブが焚かれていたため、ホント、今日はテント泊でなくて良かったぁ。

いちいち登山靴を履かなくても良いように長靴があって、第一小屋やトイレへの移動にとても重宝、小屋の配慮に感謝です。
夕食はおかわり自由のハンバーグカレー、私にはボリューミーすぎて、おかわりなし。

翌日、5時起床、6時前出発。
寒さに備えてフル装備です。
天候は良かったものの、風が非常に強くて、バラクラバとゴーグルの隙間から出ていた頬が、帰宅後に凍傷気味になって赤く腫れていました。
その頬が気になって触ってたせいか、ゴーグルも曇り、視界が塞がれてしまいました。失敗です。

核心の大岩もトレースのおかげで無事にクリア。烏帽子岩の2 本剣と、その後ろには富士山が見え、定番の景色ながら、最高でした。
山頂付近では暴風が収まってきたけど、気温計は-23度。風が吹くと体感温度がさらに下がりました。360度の絶景を堪能し、山頂を満喫した後、下山を開始。
七丈小屋でデポした荷物を回収し、ホッと一息つく間もなくさらに下山、登ってきた梯子を下りて予定よりも早く、無事に尾白川登山口に到着しました。

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

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