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記録ID: 7865968
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ハイキング
東北

東北自然歩道 宮城17番 奥州涌谷崑岳山唄のみち

2025年03月02日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:27
距離
22.5km
登り
258m
下り
275m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:17
休憩
0:10
合計
6:27
距離 22.5km 登り 258m 下り 275m
8:58
141
涌谷城山公園
11:19
11:29
236
15:25
前谷地駅
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
スタート地点の涌谷城山公園に車を駐め、ハイキング後JRで涌谷駅に戻り公園まで車を回収しにいきました。
コース状況/
危険箇所等
危険な場所はとくにありません。
その他周辺情報 涌谷駅周辺、和渕駅周辺に飲食店あり。ただし日曜定休の店多し。
涌谷城公園をスタート!
ツ「行くぜ!」
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涌谷城公園をスタート!
ツ「行くぜ!」
天守閣はイミテーションだが、太鼓楼だけは藩政時代からあるものとのこと。
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天守閣はイミテーションだが、太鼓楼だけは藩政時代からあるものとのこと。
屋根の鯱が伊達一門の証…らしい。
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屋根の鯱が伊達一門の証…らしい。
城の階段をおりて涌谷の町へ。
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城の階段をおりて涌谷の町へ。
城門から続く通りには上級武士の館の門だけが残されていた。その後ろにあったと思われる土地は細切れにされて新しい住宅が立ち並んでいた。
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城門から続く通りには上級武士の館の門だけが残されていた。その後ろにあったと思われる土地は細切れにされて新しい住宅が立ち並んでいた。
昨日歩き終えた場所まで戻り赤線を繋ぐ。
ツ「往復で600mの無駄歩きだっぺ」
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昨日歩き終えた場所まで戻り赤線を繋ぐ。
ツ「往復で600mの無駄歩きだっぺ」
ツ「! オオジュリンのメス発見! 初めて見たっぺ♪」
茶「無駄足じゃなかったでしょー?」
ツ「それはたまたまだっぺ。でも嬉しい♪」
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ツ「! オオジュリンのメス発見! 初めて見たっぺ♪」
茶「無駄足じゃなかったでしょー?」
ツ「それはたまたまだっぺ。でも嬉しい♪」
すでに自然歩道の区間に入っているが最初は街歩き。
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すでに自然歩道の区間に入っているが最初は街歩き。
涌谷の町外れにある涌谷高校を過ぎると、道は山の中へ。
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涌谷の町外れにある涌谷高校を過ぎると、道は山の中へ。
道路脇の崖から水が滴っている。昔は山上にある寺の手洗い場だったとのこと。運が良ければサワガニが見られるよ!って書いてあったが、運が悪かったらしく見られなかった。
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道路脇の崖から水が滴っている。昔は山上にある寺の手洗い場だったとのこと。運が良ければサワガニが見られるよ!って書いてあったが、運が悪かったらしく見られなかった。
昨日の旭山同様、山頂が近づいたら視界が広がった。下の湿地には水芭蕉の群生地もあるらしい。
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昨日の旭山同様、山頂が近づいたら視界が広がった。下の湿地には水芭蕉の群生地もあるらしい。
石仏公園?
そういえばずっと手前から道標にその名前があったな。行ってみようか。
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石仏公園?
そういえばずっと手前から道標にその名前があったな。行ってみようか。
わざわざ脇道に入ったのだが、この破損した石板があるのみだった。それなりに貴重なものらしいが、石仏公園とは名前に偽りありな気がする。
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わざわざ脇道に入ったのだが、この破損した石板があるのみだった。それなりに貴重なものらしいが、石仏公園とは名前に偽りありな気がする。
ここで初めて自然歩道の看板が出現。
ツ「もう道半ばを過ぎてない?」
茶「知らないうちに行程を消化していたようだね」
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ここで初めて自然歩道の看板が出現。
ツ「もう道半ばを過ぎてない?」
茶「知らないうちに行程を消化していたようだね」
箟岳登山口までやってきた。
とは言っても箟峯寺(こんぽうじ)の境内へ続く参道だ。
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箟岳登山口までやってきた。
とは言っても箟峯寺(こんぽうじ)の境内へ続く参道だ。
坂上田村麻呂の建立とのことなので、なかなかの古刹だ。山門も鄙びた感じがして味がある。
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坂上田村麻呂の建立とのことなので、なかなかの古刹だ。山門も鄙びた感じがして味がある。
山門の両脇を仁王像が固めているが、ここの仁王像は厳しい顔をしていないのが特徴。阿吽の吽のほうはともかく…
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山門の両脇を仁王像が固めているが、ここの仁王像は厳しい顔をしていないのが特徴。阿吽の吽のほうはともかく…
阿のほうは笑っているようにしか見えない。微笑み仁王と呼ばれる所以だ。
茶「なんかジブリ映画に出てくる婆さんっぽい」
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阿のほうは笑っているようにしか見えない。微笑み仁王と呼ばれる所以だ。
茶「なんかジブリ映画に出てくる婆さんっぽい」
本殿は江戸時代の作。御本尊は火災にあったり盗難にあったりと、なかなかに苦難の生涯を歩んでいるようだ。
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本殿は江戸時代の作。御本尊は火災にあったり盗難にあったりと、なかなかに苦難の生涯を歩んでいるようだ。
本殿の奥に山頂がある。とくに山頂碑などはないが、太郎・次郎などと名付けられた大きな木が出迎えてくれる。
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本殿の奥に山頂がある。とくに山頂碑などはないが、太郎・次郎などと名付けられた大きな木が出迎えてくれる。
奥の細道の眺め…とされている北方面の眺望。松島から平泉に向かった松尾芭蕉が通ったであろう道を一望できることから名付けられたそうな。
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奥の細道の眺め…とされている北方面の眺望。松島から平泉に向かった松尾芭蕉が通ったであろう道を一望できることから名付けられたそうな。
箟峯寺を過ぎると、道は一気に下っていく。基本的に車道歩きになる。急カーブが多く見通しが悪いので、車に注意だ。
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箟峯寺を過ぎると、道は一気に下っていく。基本的に車道歩きになる。急カーブが多く見通しが悪いので、車に注意だ。
坂を下りきったところで自然歩道終了である。
ツ「看板もなにもないっぺ」
茶「ちょっと寂しい終わり方だね」
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坂を下りきったところで自然歩道終了である。
ツ「看板もなにもないっぺ」
茶「ちょっと寂しい終わり方だね」
ちなみに地図上で起点とされている位置まで行ってみたが、こちらもバス停があるだけで特段標識などはない。単に公共交通機関を利用して歩きに来る人に便宜を図っただけのようだ。
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ちなみに地図上で起点とされている位置まで行ってみたが、こちらもバス停があるだけで特段標識などはない。単に公共交通機関を利用して歩きに来る人に便宜を図っただけのようだ。
そして冗長なつなぎ区間が始まる…
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そして冗長なつなぎ区間が始まる…
江合川の河岸を歩いていると、唐突にこんな看板があった。
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江合川の河岸を歩いていると、唐突にこんな看板があった。
北上川との合流点まで2km、石巻の河口までは8kmもある場所だ。あらためて、あの津波の凄まじさを思い知らされる。
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北上川との合流点まで2km、石巻の河口までは8kmもある場所だ。あらためて、あの津波の凄まじさを思い知らされる。
江合川に架かるJR気仙沼線の鉄橋が見えるとゴールも近い。
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江合川に架かるJR気仙沼線の鉄橋が見えるとゴールも近い。
本日のゴール、和渕駅に着いた。
ツ「お疲れさまでした!」
…が、次の列車は2時間半後…。
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本日のゴール、和渕駅に着いた。
ツ「お疲れさまでした!」
…が、次の列車は2時間半後…。
仕方がないので前谷地駅まで歩くことにした。
45分のアルバイトであった。
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仕方がないので前谷地駅まで歩くことにした。
45分のアルバイトであった。
前谷地駅、到着!
ツ「お疲れさまでした!」
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前谷地駅、到着!
ツ「お疲れさまでした!」

感想

東北自然歩道宮城県エリアへの遠征二日目は、No.17の「奥州涌谷崑岳山唄のみち」の踏破を目指しました。前日と同じく里山セクションが自然歩道区間、平地歩きが連絡区間となるコースです。
自然歩道は、涌谷伊達氏の居城跡の城山公園を出発し涌谷の街を縦断して箟岳へ。ところどころに箟岳への道標もあるのでわかりやすい道のりです。
途中までは何の変哲もない里山歩きといった感じですが、山頂近くなると景色が良くなってきます。標高300m足らずの山ですが、山頂付近が開けていることと周囲に山がないことから意外なほど景色が良いです。
また箟岳山頂一帯は箟峯寺の境内となっており、微笑み仁王や観音堂など見どころも多く、ここに参拝するだけでも楽しいのではないでしょうか。
連絡区間が冗長なのは仕方がないのですが、小さな集落にも一つくらい飲食店が店を構えているのがこの周辺の特徴で、それらのほとんどが営業を続けているのも嬉しいところ。昔から地域に愛されているのであろうそれらのお店に立ち寄るのも楽しいと思います。

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