視界ゼロ 強風の伯耆大山(弥山)


- GPS
- 03:25
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 961m
- 下り
- 942m
コースタイム
- 山行
- 3:01
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 3:25
天候 | 曇り(山頂部は強風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
復路:「大山寺」からバスで「米子駅」、高速バスで「米子駅」から「京都駅八条口」 ※復路で「大山寺」発のバスと、「米子駅」発の高速バスとの接続時間が8分で、「大山寺」発のバスの到着が遅れ接続が難しいため、諦めてキャンセルしたが、高速バス発車の4分前に到着。そこで、バスセンターに駆け込むと発券するとのことで、キャンセルしたバスにギリギリちょっとオーバーで間に合った。 バスセンターで迅速に対応してくれた職員さん、高速バスに待つよう走ってお願いしてくれた職員さんにこの場を借りて感謝。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口から雪(割とさらっとしているので歩きやすい)はしっかりとある。トレースはしっかりあるが、8合目手前から強風で視界も悪くなり、風でトレースも消えている箇所があった。視界の悪い箇所は、ブルーのポールが立てられているが、少し進まないと次のポールが見えないため、他の登山者とすれ違わないと自分がどこを歩いているかわからなかった。 |
その他周辺情報 | 温泉施設豪円湯院で露天風呂付風呂と食事(期間限定で1000円でお風呂とモツ鍋または、担々麺のセットあり)。 |
写真
感想
今期最後の雪山として「伯耆大山」を選択。天気も期待していたのだが、8合目あたりから強風に加え視界もほぼなくなり、少し怖い雪山散策となった。
流石に人気の山だけあって登山者は多い。老若男女、アイゼンやピッケル、ゴーグルなど、しっかりとした装備で登られている。また、バックカントリーでスノーボードを楽しまれるのか、大きなボードを背負われた方が多かった。
山頂までの距離は短い。また、傾斜も前々回の荒島岳と比べるとそれほどでもなく、割と楽に登れると感じた。ただ、6合目の避難小屋のあたりから、風がきつくなり、だんだん視界が悪くなり、8合目あたりからは、どこを歩いているのかよくわからない状況だった。その少し手前から引き返した方もおられたと思う。
頼れるのは、トレースとブルーのポール。そのトレースも風でなくなっている箇所もあり、結構怖かった。また、ポールも少し進まないと次のポールが見えない所もあり、トレースのないところでは、進む方向があっているのか不安を感じながら、歩いてた。ちょうどそんな時に前から登山者が来られるとホットした。
山頂は全く景色はなし。避難小屋には自分を含めて3人。トイレを使わせてもらい早々に立ち去った。
視界が悪くなると、ブルーのポールが浮いているように感じた。雪なのか空中なのか、頭があまり認識できないようで、起伏があるのに突っ込んでしまったり、よく見るとそこから崖面など、考えられない怖い経験をした。足下のトレースがなければ遭難すると本当に思った。トレースが貴重な羅針盤だった。いい体験ができた。
下山後は登山中クリアボトル500ミリリットルをなくしたので、モンベルに立ち寄ってご当地でしか手に入らないクリアボトルを購入して、豪円湯院で1000円の淡々鍋と温泉のセットを購入して、食事と全国屈指の抗酸化作用のある温泉を堪能。まだ、バスまでまだ時間があったので、大神山神社に参拝して、身も心も清めてもらった。
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