宮之浦岳(荒川登山口→淀川登山口)



- GPS
- 17:17
- 距離
- 26.6km
- 登り
- 2,099m
- 下り
- 1,465m
コースタイム
- 山行
- 5:35
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 6:58
- 山行
- 7:42
- 休憩
- 1:52
- 合計
- 9:34
ヤマレコより、山と高原地図の方が実際のコースタイムに近いと思います。荒川登山口〜大株歩道入口のレール歩きは0.6倍の時間で行けたし、花之江河〜淀川登山口は1.5倍かかりました。あくまで私の場合ですが。
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
安房4:42発→屋久杉自然館4:48着(まつばんだ交通バス) 屋久杉自然館5:40頃発→荒川登山口6:15頃着(屋久島交通バス) ※自然館到着時には既に大勢の行列あり。整理券をもらって、バスが来次第順次出発した。 【帰り】 紀元杉14:55発→安房15:54着(屋久島交通バス) |
コース状況/ 危険箇所等 |
高塚小屋〜花之江河付近は積雪あり。軽アイゼンかチェーンスパイク必要。 |
写真
感想
行ってきました屋久島。「ひと月に35日雨が降る」との話だったので、予備日も含めて4泊5日滞在しましたが、運良く連日快晴続き。レンタカーで島内一周観光を楽しんでから1泊2日(新高塚小屋泊)のピークハントに臨みました。
南の島といえども山岳部は冷え込むようで、3月でも寒波が来るとしっかり雪が積もるため、チェーンスパイクか軽アイゼンは必携。岩歩行のすべり止めにもなります。
荒川登山口行き5時発のバスに乗ろうと4:50頃に屋久杉自然館に着くと、既に100人ほどの待ち行列。何本か見送り、乗れたバスは5:40頃発(臨時便も出ていました)。待っている間に朝弁当を食べてる人も多くいました。
荒川登山口から大株歩道入口までは約8kmのトロッコレール歩き。これだけで普段の登山の移動距離ほどあるが、小杉谷集落跡地にロマンを感じ、所々の巨大な杉や橋梁の眺めを楽しみながら歩くと退屈とは無縁。当日は日帰り縄文杉トレッキングだけでも400人とのことで、大株歩道からは時折渋滞。縄文杉は展望デッキが20mほど離れているため遠目にしか見えず、ウィルソン株や大王杉の後だと少々インパクトが霞むというのが個人的な感想。それでも樹齢数千年の生命力は十分に感じ取れました。
縄文杉を超えて高塚小屋を過ぎると完全に残雪期の登山となり、南の島に来てまで雪山に登るおかしさが寧ろ新鮮で良い。時折藪(枝)漕ぎしながら13時半に新高塚小屋に到着。宿泊客はほぼ居ませんでしたが、その後続々と現れ、最終的には40名定員で5名程の空きしか無いくらいに混雑しました(テン泊する強者もいた!すごい!)。1階はネズミが食物を荒らすので、2階がおすすめとのこと。
翌朝は暗い内から宮之浦岳に向けて出発。第一展望台を過ぎると徐々に森林限界を迎え、強風が平常運転の稜線へ。平石岩屋からはご褒美の笹路を歩き、島なのに意外と山深い景色を楽しみながら宮之浦岳に登頂。九州最高峰の山頂からはワイルドな永田岳をはじめ、360度の大展望が楽しめました。
宮之浦岳を過ぎてからは、ロボット岩などの巨岩奇岩が出迎え、ただただ自然の造形に驚くばかり。花乃江河を過ぎて淀川登山口まで一気に下ると、紀元杉バス停までは車道歩きのエキストラステージ。コースタイムの読みを誤り、出発時刻の5分前に滑り込みセーフでした。紀元杉〜淀川登山口の車輛通行止めは3月4日に解除されています。
無事に下山後は民宿近くの定食屋でトビウオの唐揚げ定食を頂く。思ったより味は淡泊だったけど、揚げたヒレがうなぎの骨せんべいみたいで美味しかった。
運良く好天に恵まれた屋久島。大満足の旅行&山行でした。
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