記録ID: 79478
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無雪期ピークハント／縦走
大雪山
緑岳〜紅葉と強烈な風・初雪
2010年09月22日(水) 〜
2010年09月23日(木)
北海道
yamasei
- GPS
- 64:00
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,320m
- 下り
- 1,010m
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22日
7時〜10時30分 高原沼一周
11時 緑岳登山口
15時 緑岳山頂 強風のためビバーク
23日
7時 緑岳山頂発
9時 赤岳
12時 銀泉台
7時〜10時30分 高原沼一周
11時 緑岳登山口
15時 緑岳山頂 強風のためビバーク
23日
7時 緑岳山頂発
9時 赤岳
12時 銀泉台
| 天候 | 高原沼は晴れ 緑岳山頂付近は強風雪 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2010年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
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夜12時頃です
ラジオで天気予報を聞きながら、テントを押し返しています。
つらいです
ラジオで天気予報を聞きながら、テントを押し返しています。
つらいです
山頂標識にエビのシッポ。
北西からの強烈な風です
雪の量はほんのわずかですが・・
北西からの強烈な風です
雪の量はほんのわずかですが・・
感想
22日に高原沼を一周した後、緑岳に上り白雲岳避難小屋でテン泊の予定が、
緑山頂にて強烈風のため(立つと体が浮き上がり転んでしまう程)、動くことができず、山頂ケルンを風よけにして、何とかテントを設営・ビバークしました。
これほどの風は、何度も何度も大雪に上がっていますが、初めての体験でした。
立ち上がることさえできません。
進む事も戻る事もできない時は、とどまる以外にないのですね。
考える前に行動していました。(久しぶりです)
夜は一睡もできず、風でテントが押しまくられので、ひたすら耐えていました。
幸いテントポールは折れませんでしたが、石を置いた床シート部分は破れていました。
23日日の出頃(5時20分頃)から風が収まり始め、7時頃一段落。テントを撤収し、
赤岳方面に向かいました。
紅葉を見ながら、のんびり登山と思っていたのに、大雪はなかなか楽をさせてくれません。
ありがとう、ケルン。そして何よりも石を積んでくれた岳人たちに感謝 !
助かりました。
やれやれ・・・です。
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yamasei さんのホーム来てみました。
写真の高原沼からは想像できない暴風雪ですね。
手、大丈夫ですか、病院行きましたか、大事にして下さい。
ありがとうございます。ご心配をかけました。
手は、１０年ほど前に雪山でなって以来、冷やすと出る症状なので大丈夫です。
大変な苦労でしたね。こちらは、25日に逆コース行ってきました。紅葉は空振りのような感じですね。雪の大雪は、12月に雪崩の講習会で旭の懐まで行ったことはあるのですが、上は初めてでした。
この頃マンネリ化なのか、安全優先で「ガスだら・・」「雨・風だから・・」とか、理由をつけて山頂をあきらめる事が多くなった気がして。（執念がなくなったというか・・・）
前々回の利尻山で、降りてからフと気づきました。
今回、下山者情報もあり、早くに引き返す手もあったのですが、それはせずに、敢えて自分なりの完登にこだわってみたかったのです。
窮地を乗りきって完登する、とか、限界時の自分とか、昔を思い出しました。
もちろん「危険・無謀」はいけないし、今回の自分の行動パターンも良くない事だとはわかりますが・・・
「自分の中では必要だった」と今、思っています。
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