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Yamareco

記録ID: 7959121
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
栗駒・早池峰

禿岳/大鏑山(鬼首山田集落〜鬼首トンネル)鬼首カルデラから神室山へ至る県境トレイル

2025年03月30日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 宮城県 山形県
 - 拍手
ao_hachi その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
10:46
距離
20.3km
登り
1,796m
下り
1,590m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:38
休憩
0:08
合計
10:46
距離 20.3km 登り 1,796m 下り 1,590m
3:34
59
スタート地点
6:45
6:51
14
12:11
129
14:20
ゴール地点
天候 曇りのち晴れのち雪(時折吹雪く)風は次第に強く
過去天気図(気象庁) 2025年03月の天気図
アクセス
■アクセス
古川IC⇔R47⇔R108⇔鬼首トンネル付近(車デポ)⇔鬼首山田集落(車デポ)

■駐車場
1台:R108丸森トンネル手前の路肩に駐車
1台:鬼首の山田集落に駐車
鬼首トンネルは雪崩で通行止めの可能性ありとのことで駐車出来ず。
700m程戻って丸森トンネル入り口付近の路肩に駐車することにした。
禿岳登山口までは除雪されておらず一番近くまで車で行ける所を探して
鬼首の山田集落に駐車。登山口までは2.0km強の林道歩きが必要。
コース状況/
危険箇所等

■登山ポスト
なし。Compassにて提出。

■ルート状況(2025/3/30時点)
主な装備:冬靴、スノーシュー、ピッケル、12本アイゼン、ハードシェル、ポール、スノーショベル、20mロープ
スノーショベルとロープは使用せず
歩き出しはツボ足、P449手前の禿岳登山口でスノーシューを履き、EL1100の稜線に出るまで。
稜線で12本アイゼン+ピッケル+ストックに換装、縦走もそのままの装備で以後R108に出るまで同じ
雪の状況:登りの尾根と稜線上は締まっており良好。時間が経つにつれ少し緩む。雪が降り始めてからは5cm程の新雪。降りの尾根はシャバ雪。

〇駐車場〜禿岳
禿岳登山口までは除雪されておらず集落から林道歩き。所々に禿岳登山口の案内があります。P449手前に小屋と登山口標柱がありスノーシューを履く。暫く緩やかに進むとやがて尾根の取り付き。序盤から急登ですが積雪量もあり雪も締まっていたためまずまず登り易いです。グイグイ標高を上げて視界が広がってきます。上部に行くと高度感を感じますのでアイゼンへ換装しても良いかも。ただし一部夏道が露出し始めているところがあり尾根が細い箇所もあります。稜線に乗り上げると神室連峰が目の前に現れます。禿岳方面は雪庇が大きく崩れている箇所多数なのでルート取り注意です。山頂付近は植生がなく雪原もあり眺望が得られます。

〇禿岳〜大鏑山(おおかぶらやま)〜鬼首トンネル 宮城県大崎市と山形県最上町の県境トレイル
禿岳から大鏑山への稜線はいくつものピークを越えていきます。国土地理院地図のピークだけでも以下があります。
禿岳(P1261)→分岐(EL1100)→P1259(中沢ピーク。稜線から少し外れる)→P915→P1030→P1054→P1037→P1040→P1093→大鏑山(P1119)
これ以外にも地図にないピークが多数あります。アップダウンが6km続くタフなルートです。
雪庇箇所が多く中には崩壊している箇所もあり雪庇を避けて歩く場面も多々あります。
分岐からはまずはP1259を目指します。雪庇発達ルートでほぼ雪庇上を歩けますが一部避けるところも。P1259は県境トレイルからは少し外れますが広いピークとなっており虎毛山と須金岳、二つのピークを結ぶ稜線、栗駒山、神室連峰の眺めが良いです。P1259から少し戻って西側へ大きく降ります。小ピークから北へ。この小ピークからの降りはなかなか急傾斜です。細かいアップダウンを越えて目の前になだらかなピークが見えますがこのピークは県境からは外れておりパス。ピーク手前を再び西へ折れます。また大きく降ったらまたアップダウン。P1054付近は雪庇崩れ箇所が多く稜線上も雪が残っていなかったりするので藪を少しと西側の雪を繋いだりを繰り返します。P1054〜P1040間はそれほど大きなアップダウンはありません。今回はP1054辺りから雪模様で時折吹雪く場面も。ただ気温が低くなかったし樹林帯なのでホワイトアウトにもならず歩けました。P1040からは右手に広い谷を見ながら降ってまたP1093へ登り返します。次の降りは東側へ向かいそうになるが県境トレイル逆方向になります。また降ったら最後のピークの大鏑山(P1119)への最後の登り。途中から広い尾根となり登り易いです。山頂ピークも植生がなく広々としています。大鏑山から鬼首トンネルへの下山は山頂から少し県境沿いに進んでから右に折れて北に進みます。この辺一帯も広い尾根になっています。暫く進むとP1008へ少しだけ登り返し東へ進路を取り尾根を降ります。眼下にR108と鬼首トンネルが見えるようになりそのまま降りP704のピークの手前で左側の谷方向へ一気に降り始めます。ルートを選べば急な傾斜は避けながら降りられます。標高を下げながらR108のどの辺から上がれるかを目星付けながら降ります。軍沢川はスノーブリッジを期待していましたが残念ながらその時期は過ぎていたようで渡渉となりました。しかも渡渉は軍沢川の他にR108の下を通っている沢もあったため2回ありました…。すぐ合流しているので少し下流からなら1回の渡渉で行けそうです。最後はまだ雪が繋がっていたR108への急傾斜を登って国道へ降りて駐車場まで700m程歩きました。
その他周辺情報
■温泉&食堂
鳴子温泉 早稲田桟敷湯 \660
鳴子温泉街 ふじや食堂
鬼首山田集落から林道歩き、禿岳登山口。山小屋あり。ここまでツボ足でここでスノーシュー。
2025年03月30日 04:01撮影 by  Pixel 8a, Google
3/30 4:01
鬼首山田集落から林道歩き、禿岳登山口。山小屋あり。ここまでツボ足でここでスノーシュー。
ここから左折で緩やかに登り始める。
2025年03月30日 04:08撮影 by  Pixel 8a, Google
3/30 4:08
ここから左折で緩やかに登り始める。
尾根取り付きから急登です。雪が締まっており歩き易い。
2025年03月30日 04:49撮影 by  Pixel 8a, Google
3/30 4:49
尾根取り付きから急登です。雪が締まっており歩き易い。
明瞭な尾根でグイグイ標高を上げていきます。
2025年03月30日 05:04撮影 by  Pixel 8a, Google
3/30 5:04
明瞭な尾根でグイグイ標高を上げていきます。
登って来た尾根を振り返り。こんなに気持ち良い尾根とは知らずにごめんなさい。
2025年03月30日 05:08撮影 by  Pixel 8a, Google
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3/30 5:08
登って来た尾根を振り返り。こんなに気持ち良い尾根とは知らずにごめんなさい。
まずまずの傾斜です。そして稜線が見えて来た。
2025年03月30日 05:26撮影 by  Pixel 8a, Google
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3/30 5:26
まずまずの傾斜です。そして稜線が見えて来た。
あれは須金岳から虎毛山へ至る稜線!その右にはまだガスに覆われている栗駒山。
2025年03月30日 05:50撮影 by  Pixel 8a, Google
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3/30 5:50
あれは須金岳から虎毛山へ至る稜線!その右にはまだガスに覆われている栗駒山。
稜線間近です。禿岳のピークは中央のピークの向こう側です。
2025年03月30日 06:02撮影 by  Pixel 8a, Google
3/30 6:02
稜線間近です。禿岳のピークは中央のピークの向こう側です。
稜線に出ると神室連峰が目の前に!!神室連峰の山々がこんなに見渡せるとは感動!!
2025年03月30日 06:15撮影 by  Pixel 8a, Google
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3/30 6:15
稜線に出ると神室連峰が目の前に!!神室連峰の山々がこんなに見渡せるとは感動!!
アップで!右から前神室、神室山、天狗森、小又山、火打岳、大尺山。この前歩いたよっちゃん新道も左に見えています。
2025年03月30日 06:15撮影 by  Pixel 8a, Google
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3/30 6:15
アップで!右から前神室、神室山、天狗森、小又山、火打岳、大尺山。この前歩いたよっちゃん新道も左に見えています。
神室山へ向かって繋がる数々のピーク。軍沢岳が中央左よりに見えます。禿岳へピストン後に歩く稜線です。
2025年03月30日 06:28撮影 by  Pixel 8a, Google
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3/30 6:28
神室山へ向かって繋がる数々のピーク。軍沢岳が中央左よりに見えます。禿岳へピストン後に歩く稜線です。
神室連峰に朝陽キターー!!
2025年03月30日 06:31撮影 by  Pixel 8a, Google
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3/30 6:31
神室連峰に朝陽キターー!!
禿岳が射程!雪庇のスケールが凄いです。
2025年03月30日 06:33撮影 by  Pixel 8a, Google
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3/30 6:33
禿岳が射程!雪庇のスケールが凄いです。
禿岳直登ダイレクト尾根。雪が切れておりもう厳しいですね。
2025年03月30日 06:38撮影 by  Pixel 8a, Google
3/30 6:38
禿岳直登ダイレクト尾根。雪が切れておりもう厳しいですね。
花立峠方面への雪原も歩いてみたい!
2025年03月30日 06:44撮影 by  Pixel 8a, Google
3/30 6:44
花立峠方面への雪原も歩いてみたい!
禿岳初登頂!たかかさんと一緒に。
2025年03月30日 06:48撮影 by  Pixel 8a, Google
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3/30 6:48
禿岳初登頂!たかかさんと一緒に。
禿岳から神室連峰の眺めが最高過ぎる。
2025年03月30日 06:48撮影 by  Pixel 8a, Google
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3/30 6:48
禿岳から神室連峰の眺めが最高過ぎる。
みちのくの小アルプスこと神室連峰が一望です!!
2025年03月30日 06:48撮影 by  Pixel 8a, Google
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3/30 6:48
みちのくの小アルプスこと神室連峰が一望です!!
そして天狗森と小又山の間には鳥海山が!
2025年03月30日 06:48撮影 by  Pixel 8a, Google
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そして天狗森と小又山の間には鳥海山が!
それではこれから歩く稜線を眺めながら分岐まで戻りましょう。P1259の奥には虎毛山と右の須金岳へと伸びるなだらかな稜線。
2025年03月30日 06:56撮影 by  Pixel 8a, Google
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3/30 6:56
それではこれから歩く稜線を眺めながら分岐まで戻りましょう。P1259の奥には虎毛山と右の須金岳へと伸びるなだらかな稜線。
それにしても神室連峰の眺めが素晴らしく何度も見入ってしまう。避難小屋の状況も気になるが今年は何回行けるかな〜。
2025年03月30日 06:56撮影 by  Pixel 8a, Google
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3/30 6:56
それにしても神室連峰の眺めが素晴らしく何度も見入ってしまう。避難小屋の状況も気になるが今年は何回行けるかな〜。
分岐で休憩後、縦走開始!まずはP1259へ。
2025年03月30日 07:33撮影 by  Pixel 8a, Google
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3/30 7:33
分岐で休憩後、縦走開始!まずはP1259へ。
振り返って。雪庇が崩れている箇所もあるので臨機応変にルートを変えながら。
2025年03月30日 07:47撮影 by  Pixel 8a, Google
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3/30 7:47
振り返って。雪庇が崩れている箇所もあるので臨機応変にルートを変えながら。
雪庇に乗ってたかかさん。栗駒山はここですよ〜。
2025年03月30日 07:59撮影 by  Pixel 8a, Google
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3/30 7:59
雪庇に乗ってたかかさん。栗駒山はここですよ〜。
お次は私の番。腰が引けてるなぁ〜。まだまだです。
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お次は私の番。腰が引けてるなぁ〜。まだまだです。
P1259からの虎毛山と須金岳の稜線も素晴らしい!!県境からは少し外れているが景色見る価値のあるピークです。
2025年03月30日 08:04撮影 by  Pixel 8a, Google
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3/30 8:04
P1259からの虎毛山と須金岳の稜線も素晴らしい!!県境からは少し外れているが景色見る価値のあるピークです。
勿論神室連峰の眺めも抜群!!
2025年03月30日 08:04撮影 by  Pixel 8a, Google
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3/30 8:04
勿論神室連峰の眺めも抜群!!
禿岳から歩て来た稜線と奥まで続く鬼首カルデラ。
2025年03月30日 08:05撮影 by  Pixel 8a, Google
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3/30 8:05
禿岳から歩て来た稜線と奥まで続く鬼首カルデラ。
P1259から降って登り返し名もなきピーク(EL1100)よりこれから歩く稜線と奥には虎毛山。このピークの降りがなかなか急傾斜。
2025年03月30日 08:25撮影 by  Pixel 8a, Google
3/30 8:25
P1259から降って登り返し名もなきピーク(EL1100)よりこれから歩く稜線と奥には虎毛山。このピークの降りがなかなか急傾斜。
稜線をアップで。ここからが一番綺麗にみえたかも。
2025年03月30日 08:25撮影 by  Pixel 8a, Google
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3/30 8:25
稜線をアップで。ここからが一番綺麗にみえたかも。
左から小又山、天狗森、神室山!
2025年03月30日 08:26撮影 by  Pixel 8a, Google
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3/30 8:26
左から小又山、天狗森、神室山!
この辺は気持ち良い稜線歩きです!
2025年03月30日 08:39撮影 by  Pixel 8a, Google
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3/30 8:39
この辺は気持ち良い稜線歩きです!
振り返って禿岳、P1259と歩いて来た稜線。
2025年03月30日 08:57撮影 by  Pixel 8a, Google
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3/30 8:57
振り返って禿岳、P1259と歩いて来た稜線。
西から崩れると思っていたら北から崩れてきたかな?虎毛山山頂に少しガスが掛かり始めて来た。
2025年03月30日 09:32撮影 by  Pixel 8a, Google
3/30 9:32
西から崩れると思っていたら北から崩れてきたかな?虎毛山山頂に少しガスが掛かり始めて来た。
まだまだ続くよ雪庇歩き。
2025年03月30日 09:46撮影 by  Pixel 8a, Google
3/30 9:46
まだまだ続くよ雪庇歩き。
P1054付近は雪庇崩れていたらり稜線上の雪が無かったり。
2025年03月30日 10:00撮影 by  Pixel 8a, Google
3/30 10:00
P1054付近は雪庇崩れていたらり稜線上の雪が無かったり。
少しだけ藪漕いだり。
2025年03月30日 10:05撮影 by  Pixel 8a, Google
3/30 10:05
少しだけ藪漕いだり。
そして雪が舞い始めました。あっという間に崩れる予報だったがその通り。
2025年03月30日 10:49撮影 by  Pixel 8a, Google
3/30 10:49
そして雪が舞い始めました。あっという間に崩れる予報だったがその通り。
P1040を越えたあたり。視界もすっかり悪くなってきました。でも樹林帯なの問題無し。
2025年03月30日 11:11撮影 by  Pixel 8a, Google
3/30 11:11
P1040を越えたあたり。視界もすっかり悪くなってきました。でも樹林帯なの問題無し。
最後のピークである大鏑山への登り!神室連峰山域のブナは素晴らしい。
2025年03月30日 11:52撮影 by  Pixel 8a, Google
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3/30 11:52
最後のピークである大鏑山への登り!神室連峰山域のブナは素晴らしい。
そしてなだらかな大鏑山山頂!!
2025年03月30日 12:05撮影 by  Pixel 8a, Google
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3/30 12:05
そしてなだらかな大鏑山山頂!!
禿岳から長い稜線を歩いて大鏑山登頂!!感無量!!
2025年03月30日 12:08撮影 by  Pixel 8a, Google
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3/30 12:08
禿岳から長い稜線を歩いて大鏑山登頂!!感無量!!
この時期にまさかの新雪(5cm程)を踏めるとは。
2025年03月30日 12:10撮影 by  Pixel 8a, Google
3/30 12:10
この時期にまさかの新雪(5cm程)を踏めるとは。
大鏑山付近は本当にならだか。私には絶対に辿り着けないが夏はどんな雰囲気なんだろうな。
2025年03月30日 12:15撮影 by  Pixel 8a, Google
3/30 12:15
大鏑山付近は本当にならだか。私には絶対に辿り着けないが夏はどんな雰囲気なんだろうな。
広々な尾根から下山開始〜。
2025年03月30日 12:21撮影 by  Pixel 8a, Google
3/30 12:21
広々な尾根から下山開始〜。
降りの尾根も見応えあります。
2025年03月30日 12:24撮影 by  Pixel 8a, Google
3/30 12:24
降りの尾根も見応えあります。
そして恵の太陽が!ご褒美を頂いた気分です。
2025年03月30日 12:27撮影 by  Pixel 8a, Google
3/30 12:27
そして恵の太陽が!ご褒美を頂いた気分です。
素晴らしいブナの新雪尾根歩き。
2025年03月30日 12:32撮影 by  Pixel 8a, Google
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3/30 12:32
素晴らしいブナの新雪尾根歩き。
尾根は次第に細くなってきます。眼下にはR108。
2025年03月30日 13:01撮影 by  Pixel 8a, Google
3/30 13:01
尾根は次第に細くなってきます。眼下にはR108。
P704までは行きすぎなので手前で軍沢川方面への谷に向けて降ります。
2025年03月30日 13:07撮影 by  Pixel 8a, Google
3/30 13:07
P704までは行きすぎなので手前で軍沢川方面への谷に向けて降ります。
R108のどの辺から上がるのが最適かを見定めながら軍沢川を目指します。
2025年03月30日 13:22撮影 by  Pixel 8a, Google
3/30 13:22
R108のどの辺から上がるのが最適かを見定めながら軍沢川を目指します。
スノーブリッジを期待していたがすっかり無くなってた…。そして何故か対岸にトレースが。すぐ下に降りられなかったのでぐるっと回り込んで写真の場所を渡渉。
2025年03月30日 13:29撮影 by  Pixel 8a, Google
3/30 13:29
スノーブリッジを期待していたがすっかり無くなってた…。そして何故か対岸にトレースが。すぐ下に降りられなかったのでぐるっと回り込んで写真の場所を渡渉。
たかかさんのお手本を見て、
2025年03月30日 13:38撮影 by  Pixel 8a, Google
3/30 13:38
たかかさんのお手本を見て、
私もなんとかドボンせずに無事渡渉。
私もなんとかドボンせずに無事渡渉。
水量このくらい。
2025年03月30日 13:38撮影 by  Pixel 8a, Google
3/30 13:38
水量このくらい。
あとは雪の傾斜を登ってR108へ!と思ったらまさかの渡渉おかわり。
2025年03月30日 13:45撮影 by  Pixel 8a, Google
3/30 13:45
あとは雪の傾斜を登ってR108へ!と思ったらまさかの渡渉おかわり。
流石の体幹!
2025年03月30日 13:46撮影 by  Pixel 8a, Google
3/30 13:46
流石の体幹!
次こそは雪を繋いで急傾斜を登ります。
2025年03月30日 13:46撮影 by  Pixel 8a, Google
3/30 13:46
次こそは雪を繋いで急傾斜を登ります。
振り返って渡渉箇所。少し下流だと1回の渡渉でいけます。
2025年03月30日 13:50撮影 by  Pixel 8a, Google
3/30 13:50
振り返って渡渉箇所。少し下流だと1回の渡渉でいけます。
非日常から日常への壁を乗り越えて!!鬼首トンネル入り口の工事箇所へ下山。
2025年03月30日 14:03撮影 by  Pixel 8a, Google
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3/30 14:03
非日常から日常への壁を乗り越えて!!鬼首トンネル入り口の工事箇所へ下山。
二人で山行を振り返りながら丸森トンネルまでてくてく。大鏑山びこ橋。山の名前が付いた橋もその山へ登ると一層感慨深くなる。タフなルートでしたが本当に!!楽しいルートでした。無事下山ありがとうございます。
2025年03月30日 14:08撮影 by  Pixel 8a, Google
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3/30 14:08
二人で山行を振り返りながら丸森トンネルまでてくてく。大鏑山びこ橋。山の名前が付いた橋もその山へ登ると一層感慨深くなる。タフなルートでしたが本当に!!楽しいルートでした。無事下山ありがとうございます。
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感想

県境トレイルの最強クライマーのたかかさんから県北県境の山行お誘いを頂く。ルートを聞くとこの前、花立山から山頂を目指したが辿り着けなかった禿岳やそこから鬼首カルデラを形成する尾根を歩きやがて軍沢岳、神室山へと繋がる稜線の大鏑山(おおかぶらやま)までの県境を歩くとのこと。ワクワクしか感じないルートに二つ返事。天気予報は朝だけ良くそこから悪化の一途。船形連峰や福島方面の山も候補に入れつつ今回のルートは樹林帯多めなので後半悪くてもなんとかなるでしょうと当初の予定通りアタック。2時に待ち合わせし禿岳から大鏑山へ回るルートで決め車デポの為、鬼首トンネルへ。しかし鬼首トンネルでは雪崩が起きる可能性があり駐車出来ないと工事の方に断られ700m程戻った丸森トンネル近くの路肩になんとか駐車。そこから禿岳登山口へ向かうも今度は除雪が想定より手前(集落まで)で終わっており周辺を走ってみたが結局鬼首の山田地区に車を置いて3時30分頃スタート。序盤から色々あったが林道を数キロ歩き禿岳登山口へ。スノーシューを履いて尾根へ取り付き。明瞭で真っすぐな気持ち良い尾根をひたすら登りどんどん高度を稼ぐ。徐々に視界も開けてきてこれから歩く稜線や禿岳へのダイレクト尾根の状況を眺める。ダイレクト尾根は雪が付いていない箇所が多数あってもう賞味期限切れの様子。登る尾根も急登でなかなかの高度感がありスノーシューの爪もしっかり効いて楽しい。所々夏道が露出している箇所が既にあったが気を付けて通過すれば問題ない。そして稜線の分岐へ出たら目の前に見える神室連峰!稜線全てがこんなに間近にそして真正面に見える絶景に感動!!12本アイゼン+ピッケルに換装しながらしばし絶景を堪能。曇り優勢だが天気はまずまず。そして真っ白な禿岳を目指す。山頂付近これでもだいぶ減ったのだろうが積雪量が半端ない。ダイレクト尾根も間近に見える。程なく禿岳初登頂。花立峠方面のルートも雪原っぽくなっており楽しそうで次回はあちらから歩いてみたい。山頂の眺望を堪能したら戻って再び分岐へ。この山行のメインとなる大鏑山への稜線歩きへ。分岐からまずはP1259を目指す。崩壊している雪庇があったりするので気を付けながら進み県境からは少し外れてP1259の台地へ。ここからの栗駒山や虎毛山と須金岳の稜線がとても綺麗に見えた。勿論反対側の神室連峰やこれから歩くジグザグの稜線も絶景。一旦戻ったら西へ向かい再び県境へ。一気に降る途中これからのルートを見ると見事な雪庇区間で心躍る。名もないピーク(EL1090)からの降りがなかなかの急傾斜で楽しい。降ったあとはやっぱり登り。遠目からなだらかに見えていても取り付くとなかなかしんどい登りが続く。天気は西から一気に崩れる予報だったので月山や神室連峰方面の天気を見ながら歩き続ける。EL1000を行ったり来たりのアップダウンをこなしていると北から天気が崩れ始めた様子。先程まで綺麗に見えていた虎毛山の山頂付近がガスに覆われ始める。稜線上はDocomoの電波は常に入っていたので雨雲レーダーを確認すると雪雲がすぐそこまで迫って来ていた。P915、P1030辺りで少し風が出始めると小雪が舞い始めた。P1054付近は雪庇が崩れていたり稜線上に雪がなかったりで少し藪を漕いだり西側の雪に逃げたりしながら歩く。そしてこれまでのアップダウンの疲れが徐々に出始める。吹雪く場面もあるが幸い気温が低くない為、寒さは感じなくこまめに休憩を取りながら進む。P1037、P1040と進むうちに先のピークも見えないくらい雪が降ってきたが樹林帯を歩いているので方向を見失う事はなく雪庇さえ気を付ければ安全に進む事が出来る。P1040からの降りは右側に大きく開けた谷型の地形が印象的。降り切ったらP1093へ再び登り返す。風の当たらない場所で大休止後に最後のピークの大鏑山へ。大鏑山のピークはこれまでのピークとは異なりとてもなだらかでピーク周辺は植生がなく開けた場所だった。降り積もった雪は5cm程でこの時期に新雪を味わえるとは思っていなかった。山頂で写真を取ったら一路下山へ。県境を少し歩いたら東へ折れて広々な尾根を降る。ふかふかの新雪を踏みしめブナ樹林を眺めながら降ると次第に雪もやみ風も収まって来た。稜線を振り返り眺めていると太陽が一瞬現れて感激。次第に細くなる尾根とルーファイを繰り返しながらP704の手前でR108方面の軍沢川方面に向かって谷を降る。標高を下げると次第に雪が重くなって来たがゴールはもう少し。R108が見え始めるとどこから道路に上がれば良いかを見定めながら降る。軍沢川はスノーブリッジがあると予想していたがすっかり川が顔を出していた。渡渉ポイントを観察し若干濡れたがドボンは免れ無事渡渉。さて目の前の斜面を登ろうかと進んだらまさかの2回目の渡渉が…。ここも無事渡渉し最後は雪の付いた斜面を登り無事R108へ帰還!あとは丸森トンネルまでロードを歩き無事目的のルートを完歩!

禿岳初登頂から県境トレイルを辿り数々のピークとアップダウンを越えて大鏑山へ無事に稜線を歩く事が出来ました。大鏑山から軍沢岳への赤線繋ぎにも興味があるので来年あたりにチャレンジしてみたい。R108からの虎毛山や大鏑山の先のピークから南下すると渓流公園にも降れる。ロマン溢れるルートが沢山あります!なかなかタフなルートでしたが楽しさが100倍上回りました!今回誘って頂いたたかかさんには感謝です!終始引っ張って頂きありがとうございます。

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コメント

お疲れ様でした😊
ちゃんと禿岳の山頂を踏んでから縦走に入るあたりはさすが、抜かりないですね。
足の早いアオハチさんでもやはりこれくらい時間かかるんですね。
禿から大鏑山までが核心かもしれませんね。

私も何度も計画しては下見をして、車回収に頭
を悩ませ、結局そのまま流れました。
夢のカムロからカムロへの道、どうか実現させてください。アオハチさんなら出来ると思います。

禿のダイレクト尾根や隣の南峰リッジは、ドンピシャの賞味期限がかなり短くて、2週間くらいしかありません。
もちろんその年の雪の量にもよりますが、気温による雪質でかなり左右されます。
放射冷却で朝がぐっと気温が下がる時か、低温で曇りの時がチャンスですね。
モロ東面の為、太陽が出た瞬間に瞬く間に雪が緩み始めるので、ヘッデンスタートがおすすめです。
雪質が良ければ、綺麗な雪稜をダブルで気持ちよく登って行けると思います。

これからもお気を付けて!応援してます!
2025/4/3 11:26
mooreeさん、ありがとうございます😁
禿岳から大鏑山の縦走はなかなかハードでした😆コンデションによってはもっと時間掛かりそうでした💦それだけになかなかの充実感を得られます✨カムロからカムロの縦走はロマンですね〜🏔️🤩是非テン泊で実現したいです!

禿岳のダイレクト尾根、南峰は初めて近くで眺めましたがタフなルートですね😱賞味期限が2週間は一度逃したらシーズンアウトですね💦興味有るのでタイミング合えばアタックしてみたいです💪詳細情報ありがとうございます‼️🙇
2025/4/4 0:13
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