清八山・三ッ峠山


- GPS
- 07:11
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 1,609m
- 下り
- 1,595m
コースタイム
- 山行
- 6:42
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 7:10
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
---|---|
アクセス |
写真
感想
当初は西丹沢から山中湖(平野)の長尺ルートを検討していたが、確実なエスケープルートを見出せなかった為保留。道志エリアは前々から興味はあるものの、交通の便が悪すぎて躊躇する。以前塔ノ岳から蛭ヶ岳に主脈縦走し、焼山登山口まで日帰りで歩いた時、わずかに終バスに間に合わず、道志みちを三ヶ木まで延々歩かされた。
このルートも本来、清八山、本社ヶ丸の周回ルートで検討していたが、清八山と三ツ峠が隣接しているのに気付き、三ツ峠を経て富士急の駅に降りるルートに変更した。三ツ峠はずいぶん前に表から登った事はあるが、裏からは初めて。そこそこの長尺ルートになる。コースタイムで10時間超。
笹子を出て、追分のバス停までは甲州街道に沿って歩く。そこから指導標に従って林道?を進む。変電所までは舗装された道。おそらくこの道は変電所へのアクセスとして拓かれたのだろう。変電所を過ぎて少しすると山道っぽくなって来るが、まだ簡易舗装の道路。ただ松の落葉で覆われていて、少しばかり山道然とした風情を醸し出している。
渡渉して鹿柵を越えると完全な山道に変わる。新緑が気持ち良い。
最初こそ緩い登りと短い急登が繰り返される登りだったが、やがて全体的に急登になる。急登としては緩い部類だが、延々続き、息が上がる。コブのような場所まで登りきると、短いトラバースを経て清八峠。そこから短い急登で清八山。ここの急登は短いが、かなり急。狭い清八山の山頂からはまばらな樹林越しに、富士山、三ツ峠、南アルプスの山々が見渡せてなかなかの好景勝地。秀麗富士十二峰。
景色を堪能して三ツ峠に向かう。山頂からの下りは短いが急な岩場。そこから長い階段を経て、一旦鞍部に下りる。ここでこの日初めて登山者とすれ違う。鞍部からは、短いアップダウンをいくつか繰り返すので、標高は上がらない。
最後に三つ峠・御巣鷹山への登り。急登かと言えば微妙だが、そこそこキツい登りが延々続く。ヒーヒー言いながら、頑張って、頑張って、休まず登り切ると、電波塔の基部に辿り着く。山頂標識は呆気ない。一旦下って登り返すと別の電波塔の基部。この時の登り返しは、大した斜度でも無いのに、この日一番しんどかった。ここには何もない。もう一度下って登り返すと、三ツ峠山(開運山)山頂。人が多く、軽く休んだらすぐ下る。長い階段を経て、四季楽園の前まで来る。隣の丘まで登り返すと、好展望地。富士山と南アルプスがいい。屏風岩に目をやると、クライマーが岩を捩っているのが見える。ここも軽く休んで下山する。
屏風岩の基部クライミングのアプローチポイントまでは急な下り。
屏風岩の基部には沢山のクライマーがいた。岩のメッカだけはある。そこから暫くは急な斜面のトラバース。登山道を踏み外したらタダでは済まない感じのイヤらしいトラバースが暫く続く。
ここから下りに転じるあたりで膝に違和感。落差のある着地は大丈夫なのだけれど、緩い下りで推進力を必要とするようなシチュエーションで力が出ない。痛みもある。スピードが出るところで痛みを堪えてジワジワ進む。ペースは全く上がらず。ちゃんと下山できるのかすら怪しい感じ。何とか林道まで下りて、傾斜が緩んだ時点で違和感は消え、元のペースに戻った。
長丁場ではあったが、足の不調以外はまぁまぁうまくことが運んだ。さすがに1500m超の登りを経験すると後半の登りはしんどくて堪らなかったが、体力もそれなりに温存出来た気がする。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する