雁ヶ腹摺山・姥子山・牛奥・小金沢山 久々の快晴で大月市秀麗富嶽4座を暑さの中一気に


- GPS
- 09:13
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 1,623m
- 下り
- 1,624m
コースタイム
- 山行
- 8:05
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 9:10
天候 | 快晴で、富士山には雲がかからなかったが、春霞で白く曇って見えた。 下界の大月市の最高気温はこの日の全国第一位の34.2度と夏本番の暑さとなり、山頂の気温も20度を超えたようで、行動にも影響を受けたと思われる。 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
中央道大月インターで降りて、舗装道路で大峠まで行くことができる。10台。530到着時点で5台目。930にいったん駐車場に戻った時は7台駐車。15時過ぎに下山した時は半分くらいは空いていたが、手前の路肩に2台停まっていた。結構スタートが遅い方もいるようです。 トイレ併設ですが、当日は詰まっており使用に耐えませんでした。当分修理されない可能性があるので、ご注意ください。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大峠から雁ヶ腹摺山までは登り易い道。姥子山山頂近くは岩場の危険箇所有り。 大峠から黒岳までは急坂だが登り易い。小金沢連嶺の稜線には所々岩場が有るが、危険箇所は無く小金沢山まで達する。 |
写真
10日間ほど富士山周辺で写真を撮ろうとされていた方が待機されていましたが、この日が一番天気が良いものの白く霞んでいるので、シャッターを押すのをためらっていました。結果的には、9時前後が一番良く見えていました。
この時間以降にも5台程度来られたようで、満車になり手前の路肩に停めている方がいました。
雁ヶ腹摺山と姥子山だけでしたら、午前の遅い時間や午後からでも登ることができますしね。
感想
大峠から雁ヶ腹摺山を快晴の日に登るのを目標にしていました。この場合、姥子山もセットになりますが時間的に短く終わってしまいますので、ついでにどこかの山も登ろうと考えた時に、大峠からそのまま行ける牛奥ノ雁ヶ腹摺山と小金沢山を併せて登ることを考えました。標準のコースタイムで11時間になってしまいますが、普段のペースで歩けば時間はかかるもののなんとか歩けるのではと計画しました。
雁ヶ腹摺山と姥子山を経て大峠に戻り黒岳への登りを終えて小金沢連嶺の稜線に出た時までは快調でしたが、この日は麓の大月市で全国1位の34.2度を記録して緊急搬送される方も出た日であり、稜線上にいて陽が当たりじわじわと暑さが終盤の行動に影響してきました。
牛奥ノ雁ヶ腹摺山へ登り返す時にペースダウンして、その先の小金沢山までが遠く感じます。帰りに黒岳に戻る稜線歩きもあまりの暑さの中できつくなり、大峠への下りはペースが上がらず、暑さで食欲がわかなくても無理やり食べるために珍しく下り途中で休憩しました。真夏の気象条件になると、2000メートル級のロングコースは堪えますね。夏は森林限界を超えて日本アルプスを登っている気候ですし。前年に登った梅雨明け時期に苦労した平ヶ岳の長い長いロングコースを思い出しました。
大峠から牛奥ノ雁ヶ腹摺山や小金沢方面に行く方はほとんどおらず、黒岳から少し先の展望の良い白谷丸まで歩かれる方が2人いました。したがって大変静かな稜線歩きになりますが、牛奥ノ雁ヶ腹摺山から小金沢山までの間では多くの方に出会いました。休憩は牛奥ノ雁ヶ腹摺山山頂で取られる方が多かったです。皆さんは、大菩薩方面からすずらん昆虫館か上日川峠への縦走か、すずらん昆虫館からのピストンで来られているようで、そちらがこの二つの山へのメインのコースになっているがよく分かりました。
雁ヶ腹摺山山頂からの富士山の眺望は期待通りに良かったのはもちろんですが、ほかの3座からの展望も大変良かったです。さすがは大月市秀麗富嶽十二景と名するだけあります。
姥子山は山頂が岩場になっているため360度の展望が得られて見事でした。
牛奥ノ雁ヶ腹摺山と小金沢山からも見事な富士山を眺めることができました。
稜線歩きの途中で奥多摩も眺められましたが、春霞で南アルプスが判別できなかったのが唯一残念でした。
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