天目山
埼玉県
東京都
rurinta
rinchoku
体力度について
- GPS
- 09:22
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,481m
- 下り
- 1,279m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 8:48
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 9:22
| 天候 | 曇り時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
帰りは東日原バス停から奥多摩駅へ |
| コース状況／ 危険箇所等 |
笙ノ岩山までは何か所かザレた急登がありしんどい。下りは結構危険です。 蕎麦粒山から天目山手前まではきついアップダウンはありませんが、登山道が急傾斜をトラバースするエリアで時々道が非常に狭く、慎重を要する箇所があります。万が一滑落すると一体いつ止まれるのかわからない斜面です。 天目山から東日原までは急傾斜もありますが、たいてい道も広く歩きやすいです。 |
写真
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いつものオオセンチコガネ。なんで登山道の上によくいるのでしょう？獣のウンチがあるからでしょうか。よく踏まれて死んでいますよね。崖の下に突き落としました。
巻道は全て稜線の南側です。ツツジの多くは稜線から北側なので、ツツジをたっぷり楽しみたい場合は巻道ではなく稜線をたどった方がよさそうです。
バス停到着。30分ほど早く着きました。ここ始発ではなく鍾乳洞発だったのですが、若い女性が何人も乗っておりびっくりしました。結構観光で来るのですね。
感想
鳥屋戸尾根は以前紅葉の時期に歩いており、いつか新緑の時期に行きたいと思っていました。今回シロヤシオも開花している状況で平日に休みが取れたので行くことにしました。
青梅線の始発は中央線からの連絡がないためとても空いていました。バスも平日であることもあり、他に2名しか乗車しておらず、川乗橋で下車したのは我々だけでした。でも川乗橋で準備体操をしている間に登山者らしい車が数台通って行きました。林道入り口ではずっとミソサザイが囀って歓迎してくれました（本当は「邪魔だ、うせろ！と言っているのかも）。
100mほど林道を歩いた後鳥屋戸尾根の急登に取り付きます。最初ガッとスギの植林を5分ほど登った後しばらくはゆるゆる登ったりしますが、天然林に入るときつい急登が待ち構えています。それまでは急傾斜ではジグザグ登っていたのですが、ここは少しザレ気味の急傾斜を真っすぐ登らされます。降るのは絶対嫌な坂です（一応トラロープはあります）。
シロヤシオは笙ノ岩山の直前にやっと出てきますが、標高があまりないので今回は落花が多い終盤です。花付きもあまりよくはありませんでした。ここからは稜線をアップダウンを繰り返して徐々に標高を上げるので、花の状況の変化も緩慢です。でも蕎麦粒山が近づくと、結構きれいに咲いている株も出てきました。途中一カ所だけ富士山がうっすら見える場所がありました。時間が進むにつれ靄が濃くなり本日富士山を見たのはここだけでした。
蕎麦粒山到着時は他に登山者が誰もいない状況で、天気も良くなったのでメマドイなどの虫の集中砲火を浴びました。まだあまりおなかも空いていなかったので、あまり頂上に長居せず先に進みました。出発する直前に本日初めての登山者にお会いしました。
昔の印象では蕎麦粒山から一杯清水までアップダウンはあまりなく楽な印象でしたが、今回改めて歩くとそれなりにアップダウンがあるな、と感じました。また、シロヤシオは稜線から北の領域に多いようで、通常の登山道は南側を巻くルートが多いので、ツツジを愛でたい方は頑張って稜線を進むと良いと思います。そうしている方もおられました。
天目山へは巻道を逸れて急登を進むことになります。距離は短いですが、我々にはなかなかしんどかったです。南峰はトウゴクミツバツツジ沢山の木立に囲まれ、一旦降って登り返すと本峰です。罰金を払って木を伐採した方がおられたようで、南から東方面は眺望があります。本日はどんどん視程が悪化していっていたので近場の山のみが見えました。
ここから西側に下って巻道に合流しようと思っていたのですが、ロープが張られており、南側に道ができていました。でも少し降って西方向に向かう道は急傾斜の狭いトラバースでした。ほどなく元々の道に合流しましたが、そのあたりはまたシロヤシオが花盛りでした。そこから少し降れば巻き道に出会うことができ、一杯清水方面に戻る感じで進みました。ここはフラットな道ですが、一杯清水が近づくとトウゴクミツバツツジがものすごく咲いており、崖の下の方にはそれなりにシロヤシオも咲いていました。この花盛りは避難小屋まで続きました。
避難小屋の前からはヤマツツジも交じってきて、色とりどりの山道を楽しめました。バスの時間にはゆとりがあったので写真を撮りながら下って、バスの30分前には東日原のバス停に辿り着きました。
さすがに鳥屋戸尾根の登りは汗をかきましたが、全体としては気温はほどほどで、楽しく山行ができました。
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