新緑と花の真昼岳


- GPS
- 08:58
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 965m
- 下り
- 970m
コースタイム
天候 | 晴れ 気温 登山開始時7℃ 下山時26℃ いずれも登山口の気温 稜線はやや風あり |
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過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
10台程度は駐車可能です |
コース状況/ 危険箇所等 |
【善知鳥登山口から真昼岳】 川沿いをしばらく歩くとロープがある急坂になります。急坂を過ぎれば傾斜が緩むので歩きやすくなります。稜線へのアプローチはやや狭く一部崩落しています。オサバグサに夢中になると危ないので気をつけてください。 【真昼岳から兎平分岐】 真昼岳からの下降は急坂なので滑落に注意が必要です。 【兎平分岐から善知鳥登山口】 兎平分岐から向沢にむかって急坂を下ります。落ち葉が積もっているので歩きやすいのですが一部、道が狭いので注意してください。 降りきると向沢に行き当たります。ここからは渡渉の連続になります。沢靴か長靴があると重宝します。渡渉地点のルートファインディングが迷いやすいのと、水量が多かったので渡る場所の選定に苦戦しました。記憶では7,8回は渡渉しています。 ルート後半はやぶ化してきています。足元が確認しずらいので注意して歩いてください。 |
その他周辺情報 | 登山後の入浴に『六郷温泉あったか山』を利用しました。 入浴料500円です。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
保険証
携帯
タオル
ストック
|
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備考 | 下調べが不十分。渡渉準備が不足していた。 |
感想
オサバグサが咲いているとの事で真昼岳を訪ねてみました。
オサバグサは数年前に帝釈山で出会って以来です。
さて、真昼岳に登るにあたって悩んだのがルート選定です。
赤倉口からのピストンか、善知鳥口からの周回か。周回ルートは情報が少なく、距離も赤倉口からのピストンよりも長くなりますが、その分多くの花にも出会えるだろうし、夏山に向けてのトレーニングにもなる。メインを周回で考え、状況でピストンに変更と計画しました。
スタート地点の沢の状況は濁りもなかったので渡渉があってもなんとかなりそう。
今回は標高差900メートルを越えるので急坂は覚悟していましたが、いきなりロープ場の洗練。脚力を持っていかれます。
しかし、急登のさなか色とりどりのお花が咲いており、励まされながらなんとか稜線近くまで高度を上げると、念願のオサバグサに会うことができました。
オサバグサも素晴らしかったのですが、驚かされたのが白いシラネアオイです。初めてみたのですが、恐ろしく美しかった。終わりかけだったのですが、それでも艶やかな姿に見惚れました。
たくさんの花々に見守られながら真昼岳に登頂すると、今度は大絶景が迎えてくれました。西に鳥海山、月山。北には和賀岳、森吉山、秋田駒、岩手山。東には早池峰山、焼石岳、栗駒山、姫神山と東北の名峰が揃い踏み。なんとも贅沢な景色を眺めながら歩くことができました。
さて、周回ルートですが、急坂の降りが核心部になるかと思いきや、落ち葉がふかふかで存外降りやすく、多少狭い箇所はあるものの意外とすんなり降れました。
問題は降った先にありました。なんと沢沿いの道かと思っていたルートが渡渉の連続。しかも完全に渓流釣り並みの川幅。当然、苔が生えていて滑りやすい。おまけに前日の雨で水量増し増し。完全にリサーチ不足でした。
長靴などないし、何回も連続で渡渉するのでいちいち靴を脱いでいられない。仕方がないのでそのままザブザブ渡るんですが、渡渉ポイントがこれまたわかりづらく、ピンテ、マークを探しながらの沢下り。さらに追い討ちとばかりに次第に藪が濃くなってルートが見づらい。
焦ってもしょうがないので、腹を括って釣りの感覚でルートを模索しながらなんとか降りて来ました。
ヒヤヒヤものの登山でしたが、これはこれでなかなか面白いと思ってしまうワタシは、かなり好山病がひどくなっているようです。
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