八ヶ岳山麓スーパートレイル


- GPS
- 29:44
- 距離
- 170km
- 登り
- 6,260m
- 下り
- 6,153m
コースタイム
- 山行
- 13:23
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 13:49
- 山行
- 15:46
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 16:06
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
GARMINデータだと165.37km+5373m |
その他周辺情報 | 八ヶ岳山麓スーパートレイル概要 https://www.tyins.or.jp/ys_trail |
写真
感想
昨年敗退した八ヶ岳山麓スーパートレイルの雪辱を果たすため一年振りに戻ってきた。
始発で小淵沢駅(886m)を7時30分スタート。
今回は長丁場となるので心拍を意識して登りは極力歩く脚力温存作戦でのぞむ。
快晴で気温も低めという好条件の中で木漏れ日の美しい森をハイクし観音平(1569m)に到着。
ここからは八ヶ岳横断歩道をトラバースして天女山へと向かう。
時折視界がパッと開け、まだ雪の残る甲斐駒ヶ岳や北岳など南アルプスの山々が本当に綺麗だ。
数え切れないほどの谷を横断し天女山(1528m)を通過、八ヶ岳牧場を通り過ぎて観光客の賑わう美し森山へ。
美し森山からはロードに出て一気に清里駅まで降り駅前のコンビニでしっかりと昼食をとった。
続く飯盛山(1641m)ではなんと見渡す限り断続的に続く小学校の遠足の列に出会ってしまう。
う回路もなくこのまま後ろを着いていったら恐ろしい時間がかかりそうだったので、仕方なく強引に追い越しにかかる。
追い越すたびに汗だくになってるオッサンを、奇異の目で上から下までジロジロと舐めまわしてる小学校の冷ややかな視線を感じる。
小学校よ…精神年齢は同じくらいだから許せ。
野辺山駅近くのコンビニで再びカロリー補給と行動食補給。
行動食の補給ポイントはこの先白樺湖まで75kmは皆無なのでしっかり買い込んだ。
農場や牧場を延々と走り松原湖にある八峰の湯で風呂には入らず、晩飯だけしっかりと食べ夜の南八ヶ岳越えに備える。
今夜の小海町の最低気温が8度だったので本格的に標高を上げる前、そして気温が下がりきる前に仮眠するという作戦をとる。
林道脇の空き地にシェルターを張り3時間ほど仮眠し0時ころリスタートした。
大岳川沿いの長い林道を大河原峠まで黙々と1000m登るのだが途中であまりの眠さに何度か気絶しそうになる。
こういう時は寝転んで1分でも寝ると劇的に回復したりする。
それを何回か繰り返しているうちに夜が明け標高2000mを越える双子池の分岐に到着。
大河原峠(2090m)からは荒船山や浅間山、信越の名だたる名峰達が次々と姿を現して気分も上がってくる。
冬季通行止めの蓼科スカイラインを一気に走りスキー場の斜面を駆け下りるなどして白樺湖に到着。
待望のコンビニで大休憩してたらふく飲み食いした。
再び八子ヶ峰(1833m)のトレイルに入り今度は蓼科湖を目指す。
この稜線は無木立なので雪のたっぷり残った北アルプスオールスターズが見渡せた。
目前にはもちろんでっかい蓼科山。
いや素晴らしい絶景だな。来て本当に良かった。
蓼科湖が前回の敗退地点だったが前回と違い湿度も気温も低く、あと40kmのロードが残されていたがなんとかなりそうだ。
それでもロードランが苦手な自分には鬼門だった。
しつこくアップダウンを繰り返し補給ポイントも少ないので、いつもは起こらない胃腸トラブルなどに苦しめられる(ガシンサンに助けられた)。
それでも長距離登山は根気強く休憩や補給を続け体を労わってやれば大抵復活してくれる。
最後の闘志が蘇ってきた。
長いロードをなんとか走り切り最後は道の駅こぶちざわにある延命の湯で無事にフィニッシュ。
一年前の雪辱をようやく果たすことができた。
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