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記録ID: 8273036
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ハイキング
北陸

三十三間山北尾根、山毛欅原生林大規模伐採危機の稜線を視察

2025年06月08日(日) [日帰り]
情報量の目安: B
都道府県 福井県 滋賀県
 - 拍手
GPS
09:21
距離
16.3km
登り
1,221m
下り
1,202m

コースタイム

日帰り
山行
7:35
休憩
1:46
合計
9:21
距離 16.3km 登り 1,221m 下り 1,202m
6:50
90
スタート地点
8:20
8:21
53
9:14
9:40
19
9:59
10:08
21
10:29
10:30
74
11:44
12:32
100
14:12
14:13
12
14:25
14:40
12
14:52
14:53
27
15:20
18
15:38
15:40
12
15:52
15:54
17
天候 晴れのち薄曇り
過去天気図(気象庁) 2025年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
倉見登山口に駐車して自転車で能登野登山口へ移動。
コース状況/
危険箇所等
登りの尾根はバリルートで途中に藪あり。
尾根に取り付いてまもなく、
尾根に取り付いてまもなく、
赤松の森が延々と続く。
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赤松の森が延々と続く。
このあたりだけ少々藪がある。
このあたりだけ少々藪がある。
深堀の古道に合流するとあとは歩き易い。
深堀の古道に合流するとあとは歩き易い。
お気に入りの松が枯れてしまった。
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お気に入りの松が枯れてしまった。
これは3年前の同じ場所。
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これは3年前の同じ場所。
電波塔跡広場にできた風況観測塔
電波塔跡広場にできた風況観測塔
センサー式監視カメラが4台付いていて、記念撮影してもらった。
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センサー式監視カメラが4台付いていて、記念撮影してもらった。
大日岳の送電線鉄塔建て替え。新鉄塔は関西で3番目の高さらしい
大日岳の送電線鉄塔建て替え。新鉄塔は関西で3番目の高さらしい
旧鉄塔はまもなく撤去される。
旧鉄塔はまもなく撤去される。
林道を下って湿原へ行ってみたが、なんにもなさそうなので入らずに戻った。
林道を下って湿原へ行ってみたが、なんにもなさそうなので入らずに戻った。
いずれこの湿原も土石流で荒れてしまうかもしれない。
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いずれこの湿原も土石流で荒れてしまうかもしれない。
稜線に戻って再び南下。
稜線に戻って再び南下。
風車建設現場No.14。17〜15は撮らず。
風車建設現場No.14。17〜15は撮らず。
P838。このあたりは広々とした立派な山毛欅の森。
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P838。このあたりは広々とした立派な山毛欅の森。
三十三間山到着
大人気の草原だが、いずれここにも風車が立つ。
大人気の草原だが、いずれここにも風車が立つ。
No.8は風況観測塔の前。
No.8は風況観測塔の前。
No.7は轆轤山分岐。ここから轆轤山へ向けてNo.6〜1と続く。
No.7は轆轤山分岐。ここから轆轤山へ向けてNo.6〜1と続く。
風神様、山をお守りください。
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風神様、山をお守りください。
風車建設予定地、全17ヶ所。
風車建設予定地、全17ヶ所。

感想

 三十三間山の風力発電計画(仮称、三十三間山風力発電事業)(通称、江若風力発電事業)は着々と進んでいる。全17基で2027年着工、2030年運転開始予定となっている。昨年、滋賀県知事が懸念を表明し、先月は高島市長が業者宛に中止の要請書を送ったが、その程度では止められそうにない。
 計画予定地には「2025.4.22」「No.17」と記した杭が埋めてあった。大日岳がNo.17で轆轤山分岐がNo.7だった。このあと轆轤山までNo.6〜No.1と続くと思われる。
 いたるところにピンクとイエローのテープがぶらさがっていた。電波塔跡から大日岳及び三十三間山まで山毛欅林を伐採して林道が作られるのも時間の問題だろう。
 P838あたりの山毛欅林はすばらしく、三十三間山へ登ったらぜひP838の先まで足を延ばしてほしい。残された時間はあとわずか。貴重な森の様子を記憶に留めておこう。

動画は2017年02月撮影。

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訪問者数:186人

コメント

地元の町の首長、議会、地元住民が反対しているにも関わらず、着々と進む工事の準備に、此処は日本の国?と思わざるをえないです。
2025/6/10 20:46
コメントありがとうございます。
マネーと権力の世界です。国が動かないと止められそうにありません。悲しいことです。
2025/6/10 21:40
最近この美しい尾根を歩きました。大変ショックです。何か私たちにできることはないのでしょうか。
2025/6/11 11:51
いいねいいね
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いつも記録を見ていただきありがとうございます。
残念ながら我々一般庶民では手に負えない問題です。日本熊森協会や日本イヌワシ研究会などが問題提起していますが、それでも力が及ばない状況です。どこかの大きな組織が国を動かすだけの「何らか」の行動を起こしてくれるのを期待するしかないのかもしれません。
2025/6/11 15:08
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