三斗小屋温泉泊まりでシロヤシオの那須岳へ―初めての赤面山から中の大倉尾根



- GPS
- 27:00
- 距離
- 20.7km
- 登り
- 1,637m
- 下り
- 1,933m
コースタイム
- 山行
- 4:55
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 6:10
- 山行
- 3:35
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 4:50
天候 | 1日目:晴 2日目:曇ときどき晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
分倍河原05:25(JR南武線) 府中本町05:26/05:32(JR南武線) 武蔵浦和06:03/06:04(JR埼京線) 大宮06:16/06:45(東北新幹線やまびこ201号) 那須塩原07:31 那須塩原駅西口🚌07:45(関東自動車バス)¥1640 那須ロープウェイ🚌08:55 復路: 白戸川🚌12:24(関東自動車バス¥1350 黒磯駅西口🚌13:15 黒磯13:21(JR東北本線) 宇都宮14:14/14:35(JR東北本線快速) 大宮15:41/15:49(JR京浜東北線) 南浦和16:01/16:10(JR武蔵野線) 府中本町16:44/16:44(JR南武線快速) 分倍河原16:45 |
写真
感想
三斗小屋温泉ファンの友人に誘われて、今年も那須岳へ。
友人に会うのも新幹線に乗るのも10月に三斗小屋温泉に泊まった時以来だ。
友人の言うとおり確かに本格的な夏山登山前の足慣らしとして那須岳は最適だ。
今年の5月は4週連続で雨の土曜日だったが、5週間ぶりに晴天の土曜日となった。
昨年は5月下旬にシロヤシオを見に「中の大倉尾根」を下った↓が、シロヤシオは残っているだろうか。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6858455.html
今年は6月に入ってしまったが、梅雨前線もまだぎりぎり北上してきておらず運が良かった。
5月の週末に雨が続いたからか、バスも混んでいた。
バスの乗客のほとんどがロープウェイへ向かったが、峠の茶屋駐車場を抜けて登っていく。
思っていた以上の晴天で、ムラサキヤシオの赤紫色の花が良く映えている。
峠の茶屋駐車場もいっぱいで何台かが空きを待って並んでいたが、いつ空くか分からず、これでは計画も狂ってしまうことだろう。
こんなに晴れるとは思っておらず、自分は帽子に付ける日除けを忘れ、友人はサングラスを忘れてきた。
まあ、那須岳だからなんとかなるだろう。
初日は、昨年「中の大倉尾根」を下っていく途中でツアー登山の団体さんが向かっていった赤面山へ行ってみることにしていた。
なので賑わう朝日岳も最高峰の三本槍岳も寄らずにまっすぐに赤面山へ向かった。
北温泉方面への分岐から「中の大倉尾根」へ入ると人は少なくなるが、思っていたよりも登ってくる人がいる。
そして分岐から赤面山方面へ入っても登ってくる人がそれなりにいるのである。
どうやら赤面山の先の甲子温泉方面から登る人も多いようで、赤面山山頂で出会った方は郡山からとのことだった。
福島県方面から入る人はこのコースを使うのかもしれない。
赤面山は完全に県境を越えていて福島県の山なのである。
赤面山へのコース上にはところどころまだ雪渓が残っていて、なんだかいきなり東北地方の山の雰囲気だった。
赤面山の山頂は広く開けていて見晴らしが良く、これを遠くから見ると赤く禿げているように見えるから「赤面」山と呼ばれるようになったのかなと思った。
初日はここから熊見曽根へ登り返し、隠居倉を通り三斗小屋温泉へ行くだけ。
隠居倉のある稜線から見る茶臼岳や朝日岳などの那須岳の核心部は大迫力で、那須岳の中で一番歩いていて気持ちのいい所だ。
昨年5月下旬に歩いた時はあちこちでミネザクラが咲き残っていたが、6月に入るとさすがに咲いていたのは1箇所だけだった。
三斗小屋温泉煙草屋旅館のご主人のお話によると、5月の週末は雨でキャンセルが多く、こんなにいっぱいになるのは久し振りとのこと。
煙草屋旅館に泊まるのは4回目になるが、別棟の2Fに泊まるのは初めてだった。
この時季は夕食後もまだまだ明るい中で露天風呂を楽しめる。
若い人たちがたくさん入ってきたと思ったら、聞こえてくる話からするとどうやらテント場で泊まっている学生たちが新入生を連れてきているようだった。
寝る前にまた露天風呂に入りに行くと、今度は月明かりがきれいだ。
夕食時にすごく酔っている人が1人いて、その人が入りに来ていて少し心配だったが、翌朝露天風呂に入りに行くとその人も来ていたので無事だったようだ。
2日目、三斗小屋温泉から熊見曽根へ向かって登っていくと、隠居倉で先に出発していた昨日露天風呂で見かけた学生たちに追いついた。
20年前の自分たちもこんな風に見えていたのかなと懐かしい。
この中で20年後も登山を続けている人は何人くらいなのかなと思う。
初日と同じように清水平から北温泉方面へ向かい赤面山分岐を通り過ぎ、「中の大倉尾根」を中大倉山までまっすぐに下りていく。
中大倉山に近づき樹林帯に入ると、シロヤシオがまだ咲き残っていた。
昨年はマウントジーンズスキー場が解体中だったが、解体は終了したようで遊歩道も解放されていて、そのあたりに何本かまだ満開のシロヤシオがあった。
標高によるのだろうが、花期はアカヤシオ→シロヤシオ→ムラサキヤシオの順なのかなと思う。
北温泉を経て12時には白戸川バス停まで下ることができた。
この時間のバスはまだ空いていて快適だ。
秋に来た時はバス停で待っていたのにスルーされてしまい、次のバスに乗っても混雑の中立ち続け、しかも渋滞に巻き込まれた↓ので、那須岳はシロヤシオの時季がいいなと思う。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7369778.html
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