飯豊連峰 西俣ノ峰~枯松峰~大ドミ~丸森峰周回 廃道を行く激藪に感激
山形県
新潟県
kamisugirunner
体力度について
- GPS
- 10:54
- 距離
- 19.1km
- 登り
- 1,649m
- 下り
- 1,653m
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- 山行
- 10:03
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 10:54
| 天候 | 曇り~晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
5時過ぎ頃到着時車は1台も無し たぶん西俣ノ峰に行く登山者はいないと思う 帰りは3台程度温泉客と思われる車があった |
| コース状況／ 危険箇所等 |
�々駝噂票貿濂嵌藾�~西俣ノ峰 奥川入の民宿の前を通り農道を通り登山口に着く このあたりは刈り払いしているが、すぐに藪におおわれ濡れる 少し行くと藪うすくなり普通に歩ける 飯豊特有の激登りであるが、今考えると激藪より全然快適だ！ 丸森よりも登りやすいのでは? 登りでは特段危険は感じられなかった �∪硝鵐諒�~枯松峰 時々コースをロストしながらもなんとか夏道をたどれた P1184の枯松峰を通っているが山頂のプレートのようなもはわからなか った �８肋省�~大ドミ 枯松の山頂付近もロストしたが、下り大ドミ付近ではどこを行っても 藪薮で大変だとにかく密林のようだ 何とか大ドミに到着 途中でコシアブラがあり採った跡があったので1週間迄位には誰か歩い たのかも？ �ぢ腑疋�~頼母木山 藪の中にうっすらと道がある程度 足の感覚でしかわからない、なのでロストしてもよほど近くでないと 戻れない、あるいは道がなくなっている? 傾斜のある笹薮の登りは急斜面のラッセルに通ずるものがある 雪で斜面方向に寝ている笹に押し戻されるので大変だ 笹の上も滑るので笹薮×笹の方向×その他の低木で通常路の3乗倍 やっと雪渓が見えたのでたまらずに藪から下りた 傾斜緩くつぼ足でOK 雪渓の末端から再度笹薮に入るが密林のような笹薮に全く進めず次の 雪渓に移ったこの辺はチェーンスパイク装着 この雪渓末端から再再度笹薮に入ったが夏道を見つけることができずに 我慢の藪こぎ、滑る笹もチェーンスパイクで少しマシになった 最後の雪渓に入ると頼母木の斜面に道が見えてきた 頼母木平に乗ったようだ やはりひどい笹薮だが短くその後はひざ下の笹薮に急に変わった 頼母木分岐は主登山道の脇に少し痕跡をとどめる程度で 標識等はない ここから先は普通の登山道である �ネ衒賁攣�~国民宿舎梅花皮荘 しばらくは樹林帯に入らなので日射が厳しい 地神北峰（丸森峰分岐）から雪渓は3つ降りたが 上2つはアイゼン着用し最後の雪渓は傾斜緩いのでつぼ足 この後は激下りもあるがコツコツ降りれば問題ない 何か所かザレ場があるので下りは歩行注意か 登山道から梅花皮荘まではただの車道で登りもあるが傾斜緩いので よほど疲労していなければ、西俣~枯松峰の眺めも良く歩きで行きたい 今日はまだ日射が強く暑かった 【水場】 �‖腑疋澆�ら上の雪渓の融雪水（末端確認していません）までは水場は 無いです ��夫婦清水はまだ雪渓の下だが融雪水が利用できる ※冬季や残雪シーズン以外は歩くルートではない 最近のレコでも見たことが無い 下りでもこのシーズンでは少し残っている夏道を見つけるのは至難の業 登山口で温泉帰りの人話をしたら 30年前に地区の人で刈り払いしたが今は廃道だ よく登ったなと言っていた |
| その他周辺情報 | 国民宿舎梅花皮荘 \500 源泉かけ流し、茶褐色で鉄分含まれているのか？ お湯は自分的には少しぬるめ（藪で傷ついた脛には優しいし、今日は暑いのでちょうどいい） 今日はボイラー壊れて温水シャワーが使用できなかったが温泉の湯をかぶるので問題ねぇ |
写真
ここには登山ポストが設置されている
採っていいのか？
飯豊にはワラビの民有地があるので要注意だ
もちろん登りでは採らない
1180mで西俣ノ峰からなだらかな道だ
雪渓の末端から藪に入り夏道を探すが全く分からない
頼母木平付近で主稜線上に登山者が見えた
こちらの方を見ている（たぶん熊と思っているのかも）
笹薮に道が見えるがどこからつながっているのか不明
道のように見えるが実際は薮が他より少し薄い程度
2
主稜線上に登山者が見えた
こちらの方を見ている（たぶん熊と思っているのかも）
笹薮に道が見えるがどこからつながっているのか不明
道のように見えるが実際は薮が他より少し薄い程度
ここから夏道は確認できない
ここから先が道とはわからない
標識はない
藪漕ぎでヘロヘロ
頼母木小屋に寄るはずだったが時間が押しているので
丸森へ直行
3人と交差した
コーラ（あるのか知らないが）に後ろ髪惹かれる
黄色いテントも見える
予定では地神峰まで行くはずだったが藪漕ぎで
遅くなったしバテ気味なのでここから下りることにした
やっとまとまって咲いているのを見つけた
主稜線上の花はほぼ終わり
下から5人パーティーが登ってくる
この前にも一人と交差
斜度は大したことないけど滑るとどこまでもいく
この撮影後に年配の方（自分も年配だが...）から声掛けられルートや花の話をした
日差し強くバテ気味
道路わきで湧き水給水1回
装備
| MYアイテム |
kamisugirunner
重量：0.62kg
|
|---|---|
| 個人装備 |
長袖シャツ
袖なしTシャツ
ウインドシェル上
ズボン+短パン
靴下
雨具上下
ゲイター
日よけ帽子×2
ローカットシューズ
ザック15ℓ
昼ご飯おにぎり3個
非常食
ハイドレーション1000cc
ライター
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ココヘリ
お金
アイゼン
チェーンスパイク
|
感想
今週末も梅雨の中休み
シーズン初めの飯豊でも行くか
どのルート？ 数年前の記録では西俣山のルートがなかなかよさそうではないか
でも、破線ルートだ冬季や残雪シーズンの記録しかない
とりあえず行ける所まで行くか
自宅を2時に出発して国民宿舎梅花皮荘には5時半少し前に到着
登山者もそれらしい車も皆無...だろうな
ここから少し歩くと民宿「奥川入」がある
宿の前ではお客さんが数人談笑している
挨拶して通り過ぎる
この先農道みたいな道を歩くと登山口がある
とりあえず標識はある
この周りだけ刈り払いしているが、登山道は未整備
夜露でびっしょりになったが、すぐの急傾斜で少し濡れた方がクールダウンできる
この急傾斜の終わり付近に大曲があるはずだが標識は無かった
その先には十文字ノ池もあるはずだがここもわからなかった
西俣峰山頂ここまでは薮っぽかったが人が少ないルートでは普通であった
西俣山頂から枯松峰方向はすでに藪に覆われいる
しかし踏み跡はしっかりしているし問題はない...
数回は倒木や踏み跡不明でコースロストしたがGPSを使い
夏道に戻れた
しかし大ドミから先は何としても夏道に戻れないことが何度も出てきた
その時は仕方なく藪を漕いで先に進むがとにかく時間がかかり体力も奪う
大ドミからは傾斜も出てくるのでそのような斜面での藪漕ぎは
本当に大変で斜面下方向に倒れこんでいる笹に阻まれていくらも進まない
あまりにも進まない、左斜面を見たら雪渓があったのでたまらずに
降りて雪面を歩く、日差しがあり風もないので暑い
このあたりで三匹穴や三豊清水があるはずだが夏道と思われる
笹薮に入っても全然わからない
どこまに続いているているわからない雪渓から笹薮に入っても
夏道は出てこず密林のような笹薮に阻まれて何回か雪渓との間を出たり入ったりした
そのうち頼母木山が見てきて笹の間に夏道が見えているではないか
この辺は背丈もあった笹も急に低くなり脛程度だ
GPSを見ると頼母木平の少し先になっている
笹をかき分けていると主稜線上の登山道に登山者が見えてきて
分岐付近でこちらを見ている
頼母木山分岐への夏道は楽勝かと思われたが歩いてみると意外と厄介だった
まぁ、いままでの背丈もある笹薮に比べればたいしたことはない、下りならそれほどでもないだろう
やっと頼母木山分岐についた
ここが分岐だとわかる人はいないだろう、それほどの分岐なのである
もちろん標識など無い
主稜線を歩いている人と何人か交差した
最初の予定では頼母木山に行く予定であったが時間が押しているので
丸森へ向かう
少し地神北峰方面に向かうと頼母木小屋が見えてきてテントが張っているのも見える
小屋でコーラ買いたかった(涙);
地神北峰（丸森分岐）で10分休憩、いままでおにぎり1個しか食べていなかった
疲労と暑さのせいかあまり食欲無く水と塩飴だけにした
ここからは下りのみ、体全体と太ももは疲労しているがひざ下はまだあまり使っていないので大丈夫だ
分岐を降りるとすぐの雪渓だ、ここだけのために持ってきたアイゼンを履く
降りるとすぐに何人かのパーティーが登ってきたのであいさつを交わす
この時間では泊りか? 天気がよさそうなのでウラヤマシイ
このほかにも何人かと交差した
周りはゼブラゾーンで降りるのか惜しい
2つほどの雪渓でアイゼン履いたが3つ目はつぼ足で問題なかった
この雪渓では登山道に融雪水が流れていて汲むかと思ったが
道のど真ん中なのでやめた
下りの中間地に夫婦清水があり水が乏しくなってきたので
水場に行ってみたがまだ残雪に埋まっていた
残雪の上の方で融雪水が流れていたのでこれを汲むことにした
冷たくてうまい
下りではスタックを使わないが今日は疲労が大きいのでストック使いながらコツコツと下った
ここは下が見えてから長いんだよなぁ
梅花皮荘も見えているがまだまだだ
登山口の少し手前で一人追い越して登山口到着ヤッター！ って、まだ駐車場についていないじゃないか
写真を撮って梅花皮荘に行こうかと思っていると
飯豊山荘の温泉帰りの年配の男性が話しかけてきた
稜線に咲いている花や夫婦清水の水場などを聞いてきた
西俣から周回したというと驚いていた
「あそこは廃道だよ、30年前に地区の人が整備したんだ」と言っていた
確かに廃道であったが歩いてみると大曲までは急傾斜だがそれ以降は
傾斜が緩く歩きやすいいいコースだと思う
冬季や残雪期限定となっているのが惜しい
帰りの車道を歩いていると登って行った山が見えてよかった
日影のほぼない車道で日差しがきつかったが満喫できた
駐車場に着いたのが4時過ぎで梅花皮荘の温泉入れるか不安であった
なにげに受付の人の表情がさえないのでダメかと思ったが
ボイラー故障しているのでお湯が使えないとのことであった
まぁ温泉のお湯をかぶれば済むことなので問題ナシ
なんせ源泉かけ流しだし
そういえば源泉に近いのは飯豊山荘だそうだ
こっそり拍手
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Slowclimb さん
30℃越えのような日でも樹林帯に入れば何とか歩けますね
ただし日差しのある尾根に出ると激変でヘロヘロになります
今回はほぼ樹林帯の中でした
でも日差しのある笹薮漕ぎも少しありそのところはきつかったです
飯豊は超豪雪で自分としては冬はちょっと近づけないですね
いやいやいや、西の股ルート、お疲れ様でした。やはり夏ルートは、難ルートなんですね！
以前、気になって色々と調べましたが、やはり冬かなと思いました。
何年か前のレコが上がってましたが､､､
短パンならキズだらけですね！
チェンスパ、アイゼン持ちでしたか、リュックの容量は、何L持ちでしたか？
まだ雪渓があるようですね、この前、石転びに行った時にスキーを履いてる時とアイゼンのみの時での不安感が違うのを感じました。
なんでしょうねww 同じ斜面なんですが、慣れて無いんでしょうね、
偶にルートロスして薮に突入してこのまま進むと登山道に抜けるとわかっていて僅かですが、藪で難儀する時が有ります。
結構、進まないんですよね、皆さん凄いと思います^ ^
昨日も蔵王に行っていて少しくたびれました
今年の梅雨はどこに行ったんでしょうね
西俣ルートはネットなどに2017年の5月くらいの出ていました
まだ残雪が少し長い時期ですね
6月以降の記録は見たことないです
短パンと袖なしシャツは下り用に着ていました
結局車道歩きで着替えました
薮の中は無理です
薄手のロンパンでしたが脛はギタギタになりました
サッカーの脛当てが欲しいくらいです
藪漕ぎはやはり作業服が適当なのかな
ザックはMyアイテムにも出ていますがディスタンス15で15ℓです
雪渓はチェンスパでは爪が短くダメでしょうね
軽アイゼンならいいと思います（軽アイゼン持っているけど重いので結局アルミアイゼンを持ち歩いています）
スキーなら急傾斜で転んでもリカバリーできますが、歩きでピッケル無しなら
どこまでも滑りますからね
石転びでもチェンスパだか軽アイゼンだか知らないが滑落してクラックにはまり込んで
ヘリ搬送されたそうで結構怖いです
西俣は上がれば上がるほどロス率上がります
今回たまらず雪渓に上がれましたが、雪渓が消えていればどうなったのか...
頼母木平付近は道の痕跡すら見つけられなかった
雨ねぇ、これ、梅雨明け宣言してから夏に雨ばかり☂️じゃないでしょうね(･_･;
太陽が出てちょっと遅い時間になると暑さが半端ないです。
軽量なアルミアイゼン、お手頃のやつポチろうかなぁ、ロンバンと言っても、結構痛いから、何よりキズついてボロボロになるし、作業ズボン最強かも^ ^
このルートは、雪ある時に登りたいです。
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