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Yamareco

記録ID: 8357364
全員に公開
ハイキング
六甲・摩耶・有馬

須磨アルプス〜旗振山☆海風を求めて

2025年06月29日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
02:42
距離
7.5km
登り
487m
下り
573m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:31
休憩
0:08
合計
2:39
距離 7.5km 登り 487m 下り 573m
12:38
28
13:06
13:08
7
13:33
13:35
13
13:48
13:49
27
14:16
16
14:32
14:34
12
14:46
14:47
30
15:17
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
妙法寺駅より
下山は塩屋駅へ
この日は淡路島の岩屋から明石に向かう
2025年06月29日 11:31撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
3
6/29 11:31
この日は淡路島の岩屋から明石に向かう
淡路島の下にこれから向かう須磨の山々
2025年06月29日 11:32撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
1
6/29 11:32
淡路島の下にこれから向かう須磨の山々
妙法寺駅から歩いて横尾山を目指す
2025年06月29日 12:55撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
6/29 12:55
妙法寺駅から歩いて横尾山を目指す
まずは須磨アルプスの東山に
2025年06月29日 12:57撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
1
6/29 12:57
まずは須磨アルプスの東山に
東山のピークより
2025年06月29日 13:13撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2
6/29 13:13
東山のピークより
眼下には横尾の団地
2025年06月29日 13:13撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
6/29 13:13
眼下には横尾の団地
山頂の温度計は30℃を示す
2025年06月29日 13:15撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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6/29 13:15
山頂の温度計は30℃を示す
いざ横尾山へ
2025年06月29日 13:20撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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6/29 13:20
いざ横尾山へ
須磨アルプスの核心部、馬の背
2025年06月29日 13:24撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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6/29 13:24
須磨アルプスの核心部、馬の背
2025年06月29日 13:24撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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6/29 13:24
左手の谷の彼方にはポツンと高層マンションが聳える
2025年06月29日 13:24撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
6/29 13:24
左手の谷の彼方にはポツンと高層マンションが聳える
背後には高取山
2025年06月29日 13:25撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
6/29 13:25
背後には高取山
横尾山への登り返し
2025年06月29日 13:26撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
1
6/29 13:26
横尾山への登り返し
再び谷と高層マンションを
2025年06月29日 13:28撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
6/29 13:28
再び谷と高層マンションを
馬の背を振り返る
2025年06月29日 13:29撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
6/29 13:29
馬の背を振り返る
横尾山山頂
2025年06月29日 13:40撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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6/29 13:40
横尾山山頂
栂尾山と右手に旗振山
2025年06月29日 13:40撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
6/29 13:40
栂尾山と右手に旗振山
快適な自然林の尾根
2025年06月29日 13:47撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
6/29 13:47
快適な自然林の尾根
栂尾山の山頂より
2025年06月29日 13:54撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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6/29 13:54
栂尾山の山頂より
神戸の市街を展望
2025年06月29日 13:54撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
6/29 13:54
神戸の市街を展望
高倉台に入ると道端には多くの紫陽花
2025年06月29日 14:06撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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6/29 14:06
高倉台に入ると道端には多くの紫陽花
紫陽花のブルーが涼を感じさせる
2025年06月29日 14:07撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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6/29 14:07
紫陽花のブルーが涼を感じさせる
鉄拐山へのウバメガシのプロムナード
2025年06月29日 14:32撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
1
6/29 14:32
鉄拐山へのウバメガシのプロムナード
鉄拐山
2025年06月29日 14:39撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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6/29 14:39
鉄拐山
須磨アルプスと六甲山の展望
2025年06月29日 14:39撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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6/29 14:39
須磨アルプスと六甲山の展望
ここからの神戸市街の展望は今回の山行で随一
2025年06月29日 14:40撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
6/29 14:40
ここからの神戸市街の展望は今回の山行で随一
旗振山
2025年06月29日 14:52撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
3
6/29 14:52
旗振山
西には淡路島と明石海峡大橋
2025年06月29日 14:52撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
6/29 14:52
西には淡路島と明石海峡大橋
塩屋の市街に着地
2025年06月29日 15:20撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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6/29 15:20
塩屋の市街に着地
下山後は朝霧の大蔵海岸へ
再び明石海峡大橋を望んで
2025年06月29日 15:48撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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6/29 15:48
下山後は朝霧の大蔵海岸へ
再び明石海峡大橋を望んで
撮影機器:

感想

連休以来、山に行く時間をなかなか得ることが出来なかったが、この日は午前中に淡路島で仕事があったので、帰りに須磨アルプスに立ち寄ることにした。6月の下旬だというのに、既に完全に梅雨が明けたようで、朝から雲のほとんどない快晴の空が広がっているが、急速に気温も上昇してゆくのが感じられる。

淡路島の島内を岩屋まで移動して、ジェノバ・ラインと呼ばれる船で明石海峡を渡る。船が岩屋港を出航すると海を吹き渡る風のせいだろうか、海上は驚くほど涼しく感じられる。

明石の駅前のビル、コインロッカーに荷物を預けると新長田で地下鉄で妙法寺まで移動する。この日はたまたまハイキングの催しがあったらしく、駅前に設けられたテントには須磨アルプスから下山してきたと見られるハイカー達がスタンプを求めて列をなしていた。

横尾の団地の中を歩いて、須磨アルプスに向かう。市街地の中は暑いことが懸念されたが、ここでも海からの風のせいだろうか。間断なく心地よい風が吹いており、気温の暑さを感じさせない。

山に入ると北側斜面のせいで風の影に入るのだろうか、風が弱まったようだ。九十九折りの道を緩やかに登り、尾根に上がると再び涼しい海風を感じる。東山のピークに達すると、小さな山頂の一角に架けられた温度計は丁度30度を示していた。山の北側にはいくつもの団地が整然と並び、特異な景観である。

馬の背のある西の方からは賑やかな声が聞こえてくる。数組のパーティーとすれ違う。馬の青の手前で20人ほどの中高年者の大パーティーとすれ違うと、途端に人の気配が全くなくなり、風景の荒涼とした雰囲気が急に際立つように思われた。この峻険でアルペンチックな光景からはここの標高が200mほどであることがにわかには信じ難く思われる。

左手には広々とした谷が広がり、その彼方には一棟の高層マンションが超現実的な光景を作り出していた。この馬の背の通貨はわずかばかりだ。鞍部から階段を登ると景色は一転し、横尾山にかけて、カシなどの広葉樹が広がる自然林の尾根となる。

栂尾山にかけての緩やかな吊尾根は樹林の雰囲気がいいところだ。ここでも尾根を吹き渡る風が程よい涼しさを提供してくれる。栂尾山の展望台の下には大学生と思しき四人組の若者達が休憩していた。紅一点となる女子はサングラスをかけていたが、美人の雰囲気であり、その傍らに佇む男の子は彼女のことが気になるようだった。栂尾山の山頂からは早々に退散すると、長いコンクリートの石段を降って高尾台に向かう。

高尾台に入ると道沿いでは多くの紫陽花が咲いている。紫陽花の品のある青が一抹の涼を感じさせる。高尾台のスーパーに立ち寄り、お茶と水を購入をすると、高倉山にかけての石段を登り返す。高倉山は尾根の樹林が切り払われており、左手には須磨浦の海、右手には広大な住宅街の展望と明石海峡大橋の展望が広がる。

小さな東屋の展望台に寄り道すると「毎日登山」と記された名簿があり、その一覧にはぎっしりと小さな印鑑が押されている。一人の人物の欄のみこの数日、印鑑が押されていないようだが、体調を崩されていないだろうかと心配されるところだ。

鉄拐山にかけて樹林に入るとウバメガシの樹林となり、独特の林相となる。岡山や倉敷の山でもよくウバメガシを見かけるので西日本には広く分布しているものと思っていたが、本来、ウバメガシが自生するのは海岸沿いの山々に限るらしい。確かに近世になって大規模な干拓が行われる以前は岡山や倉敷の山々は悉く海沿いにあったことに思い至る。

東側が広く切り払われた鉄拐山は六甲山と神戸市街の展望が良いところだ。ひとしきり好展望を堪能すると、旗振山に向かってウバメガシの樹林の広がるなだらか稜線を辿る。

旗振山の山頂の茶屋は営業していなかったが、その前では若い女性達の四人組のグループとひと組のカップルが休憩している。皆、バヤリーズのオレンジ・ジュースか三ツ矢サイダーを飲んでいたので、どこかに自販機があるのかと見回すがそれらしきものは見当たらない。鉢伏山の山頂あたりで購入してきたものだろうか。

いつもは鉢伏山から須磨浦公園に下山していたが、この日は塩屋に降ることにする。少し降ると突然、斜面に広がる遊園地に出る。やはり海風のせいで涼しいせいだろう、遊園地は多くの家族連れで賑わっていた。遊園地を過ぎるとそれが幻であったかのように再び静かな樹林に入る。微かに列車の音が聞こえる。軽快で高速のリズムは新快速によるものだろう。

分岐があり、直進すると塩屋まで1kmとある。この道の雰囲気だと15分もかからないで到着しそうだが、そんな近くに市街地があるようには思えないと家内が云う。緩やかに樹林を降ると忽然と住宅街の裏手に出て、塩屋の高架駅が視界に飛び込むのだった。確かに先ほどの標識から13分であった。

塩屋から朝霧まで移動すると須磨大蔵海岸にある龍の湯に立ち寄る。露天風呂は天然温泉であり、有馬温泉の金泉と同様の茶褐色の鉄泉であり、ここでも間断なく吹いている潮風が心地よかった。

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