甲斐駒ケ岳(黒戸尾根往復)


- GPS
- 08:49
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 2,435m
- 下り
- 2,435m
コースタイム
- 山行
- 8:25
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 8:46
天候 | 曇り。八合ルンゼ超えたあたりから小雨が降り始め、山頂手前でしっかりめに降ってきてレイン着用。 山頂は雨+風でそこそこ冷えた。刃渡から上はおおむね快適な体感気温、下山すると快晴灼熱地獄。気温差すんごい! |
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過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
うまく説明できないんですが、黒戸尾根の整備って絶妙な気がするんです。しっかり目配りしてくれてて、かつ過度ではないし、木橋やステップや鎖なんか大変だろうに安全に使えるように保ってくれてて。ありがとうございます。 |
その他周辺情報 | 尾白の湯で入浴、シャワータイマー無し、サウナ・水風呂ありで県外830円。安いですよね。なんで3月の山行記録で「ちょっと高い」とか書いたのかわからん、疲れてたのかな。 次回は食堂でソースカツ丼食べたい。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
装備
MYアイテム |
![]() 重量:2.46kg
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感想
山梨百名山が終わったので、以前からやりたかった「黒戸尾根ピストンで体力測定」にチャレンジ!
ちゃんと黒戸尾根ピストンをやったのは今年三月の雪山登山だけなので、夏道ピストンは今回初。今の年齢・体力でどのくらいのタイムがかかるのか、基準を知りたかった。
いつもなら金曜帰宅後速攻で出発、現地駐車場で仮眠して早朝スタートしますが、尾白川駐車場は標高700m程度で気温高く車中泊厳しいことは昨年鋸岳山行で学習済み。なので自宅で2~3時間仮眠してスタートすれば完璧!と思いましたがなぜか全く眠れず。
深夜2:30頃現地到着、この時間は仮眠できないことはない気温でしたが、人気の黒戸尾根だけあって深夜出発組の熊鈴やトイレの出入りなどで眠れる気がしません。ならば気温が上がる前に標高稼ごうと思い出発を早めました。
スタートして早々に滝汗!じっとしてれば涼しい気温でも、湿度が高く動くと汗をかき、それが乾かないので蒸してきます。
毎度そうですが、長い時間歩き続けて疲れた状態でようやく辿り着いた一つ目の標識が1合目という絶望感。遠すぎ😂
標高上げて刃渡あたりから風も感じられ、束の間の平穏が得られます。
このあたりで女性ソロの方(めっちゃ健脚)とお会いし、少しの間お話ししながら歩きました。五合目手前の下りで、登りと下りどちらが得意?みたいな話になり、私は断然下りが得意なタイプでスイスイ行けますよ(ドヤァ)とか言った瞬間岩で足を滑らせて尻餅付いて「大丈夫ですか?」と心配されるという、これ以上ないダサすぎる展開に絶望しました。恥ずかしくて消えてしまいたい😂
その後スライドした方から烏帽子岩手前の岩場(鮫岩?背びれ岩?)でライチョウがいたことを教えていただき、探してみるも見当たらず。突然背後からけたたましい羽音を響かせて、目の前に降り立つライチョウ。すげーびっくりした。サービス精神旺盛な子でした😂
ヒィヒィ言いながら山頂到着。雨と風のせいで、下界の暑さが嘘のような涼しさ、というか瞬間的には寒い!動いていれば大丈夫ですが。
思いのほか雨足強く一年以上ぶりにレインウェアを着込み早々に下山開始。八丁尾根も行きたかったのですが今日は体力診断なので我慢。
下りの刃渡手前あたりでスライドした方に挨拶して「暑いですねぇ」などと話しかけたら、先週みんなでワゴニア行ったときに初めましてでお会いした爽やか新婚イケメンだったのでめちゃくちゃ驚きました。六合石室テン泊で八丁尾根周回する予定とのこと。黒戸尾根は人間交差点だなあ。
下山して過去のデータと比較してみました。
▪︎過去のデータ
2023/10 : 登り6時間30分(下山は北沢峠)
2024/06 : 登り7時間30分(下山は釜無川)
2025/03 : 登り7時間45分、下り3時間50分
▪︎今回
2025/07 : 登り5時間30分、下り3時間20分
ちなみに2023のときは道の駅小淵沢から尾白川まで歩いた後のスタートで、今より荷物も重かったはず。さらに今年3月は雪山装備でほぼ全行程アイゼン付けた状態で、下山が30分しか変わらないという。もっといい結果が出ると思ったんですが、これが今の自分の全力です!仕方ない!
【食料内訳】
・菓子パン2(消費せず)
・惣菜パン1(消費)
・おにぎり3(消費2)
・大粒ラムネ(6粒消費)
・くんたま2(消費)
・サラダチキンバー1(消費せず)
・水1L+お茶0.6Lx2+ソルティライチ0.5Lx2、水0.5L余る
・七丈小屋でポカリ0.5L、コーラ0.5Lx2購入、消費
【レイヤリング】
・上: メリノメッシュT
・下: 着圧タイツ+クロノパンツ
・予備: バーサライトジャケット、ULシャツ
【メモ】
・装備重量6.5kg。いつも思うが、少し早く歩けたからと言って結局装備の恩恵が一番大きいのだと思わざるを得ない。竹澤長衛さんとか上條嘉門次さんとかの装備を一度身につけてみたい気分。どれだけおもかったんだろう。
・いつも1合目~4合目あたりで凄まじい眠気に襲われる。ここには睡魔を誘う悪魔がいる。
・黒戸尾根はトレランの方もそうじゃない方も、強者だらけだなと思った。追い抜いていく方は自分より健脚な方なので、決して追っては行けないしつられてペースを上げてもいけない。背後から追いついてくる気配を感じたら、早めに立ち止まって追い抜いてもらう。とにかく自分のペースを堅守するのが大事と思った。
・下りでトレラン風の女性(登り)が見えたのでスペース空いてるうちに早めに立ち止まって「先に行かれますか?」と聞いたら、「じゃあ先に行きます(半ギレ)」と返ってきたのは面白かった。選択肢フルで委ねてるのになんで不機嫌なの笑
・下りで軽く右足グネること3回、木の根に足を引っ掛けること2回。反射か認知か身体操作か、とにかく鈍くなっているのは間違いない。
・今回下りでは速歩縛りで平坦地でも歩き。というか走れるだけの体力なんぞありはしない。なので、トレランの方に最大の敬意を払いつつ山行カテゴリはハイキング。
甲斐駒お疲れ様でした。
朝、駐車場で一緒だったんですね。
(自分は2時到着で1時間半ほど仮眠)
昨年の奈良田と同じく、駐車場のニアミスでしたね(笑)
同じタイミングで駐車場に到着してたんですね!惜しかった😂
黒戸尾根や八丁尾根を駆け抜けるトレイルランナーの方はもはや珍しくないですが、雨乞岳から鬼の窓経由であの速さというのは本当にすごいです😂
お疲れ様でした!
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