記録ID: 8378745
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無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス
木曽駒ヶ岳〜宝剣岳〜三ノ沢岳の高山植物をたずねて
2025年07月05日(土) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 943m
- 下り
- 942m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:12
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 5:27
木曽(西)駒ヶ岳と宝剣岳の頂上周辺は行列ができるくらいたくさんの登山者であふれている。宝剣岳から極楽平は危険な箇所があるものの足場や鎖場はしっかりしている。丸印を追っていけば滑落の心配は減らせる。三ノ沢岳は私の足で往復2時間半ぐらいなので、時間的余裕を持って往復したい。
天候 | 曇りときどき晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
午前7時20分に菅の台バスセンターに到着したが、バスに乗り込んだのが午前8時前で、ロープウェイで千畳敷駅に着いたのが午前9時すぎだった。夏の土日祝はかなりの混雑、順番待ちを覚悟しなければならない。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
木曽駒ヶ岳を千畳敷カールを昇っての往復は多くの登山者で賑わい行列になっている。宝剣岳は岩場になれていない方、高いところが苦手な方は要注意。三ノ沢岳は小刻みなアップダウンを経て登る一本道のみ。比較的広い尾根の稜線道だが、背の高いハイマツにおおわれている所もあるので腕が枝で傷つくので長袖の上着の方がよいかもしれない。 |
その他周辺情報 | 下山後、萱の台バスセンター近くにある、こまくさの湯(早太郎温泉)に立ち寄った。日帰り入浴で大人700円。 お土産はバスセンター近くにある駒ヶ根ファームス内にあるお土産ショップこまかっぱで買った。おやきや牛乳パンなどを買った。 萱の台バスセンター付近には明治亭などソースカツ丼を食べられる飲食店が複数ある。 |
写真
装備
備考 | 宝剣岳に登るときはいつもヘルメットを着用するようにしている。軽アイゼンは持って行ったが、登山道にほとんど雪はなく使わなかった。半袖のシャツのため両腕が日焼けして真っ赤になった。日焼け止めあるいは長袖シャツがあった方がよい。 |
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感想
今回はミネウスユキソウを探しに行くのが目的。7年前に木曽駒ヶ岳から空木岳に縦走したときに見つけていたが、三ノ沢岳には多くあるのではないかとにらんでいた。ちなみに山と溪谷社の「花の百名山 登山ガイド下巻」には木曽駒ヶ岳ではなく三ノ沢岳が選ばれている。
木曽駒ヶ岳や宝剣岳はこれまで何度か登っているが、三ノ沢岳は初登頂だった。駒ヶ岳から眺めると三ノ沢岳は宝剣岳の向こうから弓なりに立っている。いったん下った後に登り返すというのを往復しなくてはならない。
駒ヶ岳と宝剣岳に登った後に余裕があれば三ノ沢岳に登るつもりだった。往復してもロープウェイの最終に間に合いそうだから、三ノ沢岳にも登って帰った。
その三ノ沢岳の山頂直下には見事な花畑があった。またこの稜線でライチョウを2羽見かけた。いずれも駒ヶ岳と違って多くの登山者が訪れない静かな場所であるからか。
ライチョウは確か中央アルプスのライチョウ復活プロジェクトで近年人工的に繁殖したものを放鳥したはず。この日だけでも何羽か目撃した。コウノトリやトキなど野鳥の繁殖は忍耐のいる仕事であろう。
極楽平の辺りでレンジャーの方にライチョウが子育てしているのでそっと道を通って下さいと言われた。そっと音をたてないで通った。同じ理由で写真を撮るのも控えた。
最後に7年前の話を。7年前の6月に駒ヶ岳から空木岳まで縦走した。その翌朝に大阪北摂の地震があり、その日の夜には地震と関係なく私の父が他界した。あのような不幸が起きやしないか不吉な感じがしてしまった。鹿児島の悪石島の地震が早くおさまるよう願わずにはいられない。
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