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Yamareco

記録ID: 8408490
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

谷川岳馬蹄形縦走

2025年07月12日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 群馬県 新潟県
 - 拍手
SK その他2人
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
14:51
距離
24.9km
登り
2,683m
下り
2,690m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
13:15
休憩
1:32
合計
14:47
距離 24.9km 登り 2,683m 下り 2,690m
4:00
4:03
90
5:37
44
6:21
6:22
17
6:40
6:54
12
7:06
3
7:29
7:35
15
7:54
7:55
16
8:11
8:18
57
9:14
9:15
24
9:39
38
10:17
16
10:34
8
10:42
29
11:11
11:21
25
11:46
15
12:01
12:29
1
13:59
14:00
22
14:22
14:32
55
15:27
10
15:37
15:38
41
16:19
16:24
31
16:55
16:56
90
18:26
18:27
4
18:31
18:32
6
18:40
ゴール地点
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
4時登山開始。やるぞー。
2025年07月12日 04:02撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/12 4:02
4時登山開始。やるぞー。
15分で鉄塔。空が白んできた。
2025年07月12日 04:16撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/12 4:16
15分で鉄塔。空が白んできた。
鎖場登場。そこまで悪くない。
2025年07月12日 05:25撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/12 5:25
鎖場登場。そこまで悪くない。
鎖場。切れ落ちてます。ガスってて良かったかも。
2025年07月12日 05:28撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/12 5:28
鎖場。切れ落ちてます。ガスってて良かったかも。
ラクダの背到着。ここまで1時間半。良いペース。
今日は長丁場なのでバテない程度に飛ばします。
2025年07月12日 05:32撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/12 5:32
ラクダの背到着。ここまで1時間半。良いペース。
今日は長丁場なのでバテない程度に飛ばします。
厳剛新道って誰が何目的で使うんでしょ?
2025年07月12日 05:37撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/12 5:37
厳剛新道って誰が何目的で使うんでしょ?
オキの耳着!ここまで下から3時間。良いペースで来れてる。
2025年07月12日 07:05撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/12 7:05
オキの耳着!ここまで下から3時間。良いペースで来れてる。
かと思いきやここの登りでいきなり足がつりました。しかも両足。一瞬DNFがよぎりましたが,芍薬甘草湯とアミノバイタルを飲んでだましだまし茂倉岳も登頂。
2025年07月12日 08:11撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/12 8:11
かと思いきやここの登りでいきなり足がつりました。しかも両足。一瞬DNFがよぎりましたが,芍薬甘草湯とアミノバイタルを飲んでだましだまし茂倉岳も登頂。
ガスってますが雲がところどころ切れてきました。
2025年07月12日 08:36撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/12 8:36
ガスってますが雲がところどころ切れてきました。
武能が見えた!
ガスの向こうの山も神々しいですね。
2025年07月12日 08:38撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/12 8:38
武能が見えた!
ガスの向こうの山も神々しいですね。
武能岳到着。
足は登りで両太ももの内側に違和感。だましだまし行けそうか、、、?ここら辺がリタイヤ判断のラインでしたのでめっちゃ悩みました。
2025年07月12日 09:39撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/12 9:39
武能岳到着。
足は登りで両太ももの内側に違和感。だましだまし行けそうか、、、?ここら辺がリタイヤ判断のラインでしたのでめっちゃ悩みました。
でもここから先の稜線がこれなんですよ!行きたいが勝りました。
2025年07月12日 10:10撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/12 10:10
でもここから先の稜線がこれなんですよ!行きたいが勝りました。
ずっとこんな稜線歩き。腰丈の笹藪ですがペースが落ちた私の前を友人2人がリード。笹露も少なく快適に歩けちゃいます。いや〜、申し訳ねぇ、、、。
2025年07月12日 10:13撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/12 10:13
ずっとこんな稜線歩き。腰丈の笹藪ですがペースが落ちた私の前を友人2人がリード。笹露も少なく快適に歩けちゃいます。いや〜、申し訳ねぇ、、、。
蓬(よもぎ)ヒュッテが見えた!
2025年07月12日 10:16撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/12 10:16
蓬(よもぎ)ヒュッテが見えた!
しっかりした建物。
2025年07月12日 10:18撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/12 10:18
しっかりした建物。
残念ながら小屋番さんは不在でした。
2025年07月12日 10:20撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/12 10:20
残念ながら小屋番さんは不在でした。
メニューはこんな感じ。炭酸系を買いたかった!
2025年07月12日 10:19撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/12 10:19
メニューはこんな感じ。炭酸系を買いたかった!
この先の稜線も圧巻です。ここどこ笑⁉️
2025年07月12日 11:13撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/12 11:13
この先の稜線も圧巻です。ここどこ笑⁉️
あの峠の先に水場があります。
2025年07月12日 11:14撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/12 11:14
あの峠の先に水場があります。
清水峠の避難小屋が見えた!
2025年07月12日 11:49撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/12 11:49
清水峠の避難小屋が見えた!
この建物が避難小屋かと思いきや、東電関連の施設でした。深い山の中を電線が通ってます。保守管理大変そう、、、
2025年07月12日 12:01撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/12 12:01
この建物が避難小屋かと思いきや、東電関連の施設でした。深い山の中を電線が通ってます。保守管理大変そう、、、
水も補給できたので先を急ぎます。
味は相変わらず使い切った雰囲気。だましだまし行くしかありませんが何とかなりそうです。
2025年07月12日 12:40撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/12 12:40
水も補給できたので先を急ぎます。
味は相変わらず使い切った雰囲気。だましだまし行くしかありませんが何とかなりそうです。
朝日岳到着!めっちゃいい山でした。
2025年07月12日 14:08撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
1
7/12 14:08
朝日岳到着!めっちゃいい山でした。
これから向かう稜線!こっちも綺麗!
2025年07月12日 14:29撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/12 14:29
これから向かう稜線!こっちも綺麗!
笹ヶ岳手前にお花畑あり。ニッコウキスゲが満開でした。
2025年07月12日 15:19撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/12 15:19
笹ヶ岳手前にお花畑あり。ニッコウキスゲが満開でした。
今年はニッコウキスゲの当たり年ですね。
2025年07月12日 15:20撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/12 15:20
今年はニッコウキスゲの当たり年ですね。
笠ヶ岳到着。もうヘロヘロですが惰性で進みます。
2025年07月12日 15:32撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/12 15:32
笠ヶ岳到着。もうヘロヘロですが惰性で進みます。
白毛門前到着!ここから最後の頑張りどころ、激坂の急降下です。
2025年07月12日 16:19撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/12 16:19
白毛門前到着!ここから最後の頑張りどころ、激坂の急降下です。
白毛門の登山口まであと300mというところで目の前の茂み(というかほぼ地面)から唸り声が🐻。足に響くような重低音!体感では距離数メートルのところにいます、が姿は見えません。
友人達としばし相談。いずれにせよそこを通らないと帰れませんので熊スプレーをスタンバイして男3人固まってゆーっくり移動しました。お邪魔してすいませんでした!
白毛門の登山口まであと300mというところで目の前の茂み(というかほぼ地面)から唸り声が🐻。足に響くような重低音!体感では距離数メートルのところにいます、が姿は見えません。
友人達としばし相談。いずれにせよそこを通らないと帰れませんので熊スプレーをスタンバイして男3人固まってゆーっくり移動しました。お邪魔してすいませんでした!
遭遇したのは標高790m付近🐻。ここで10分近く足止めしてました。白毛門登山口(標高690mほど)の目と鼻の先です。
遭遇したのは標高790m付近🐻。ここで10分近く足止めしてました。白毛門登山口(標高690mほど)の目と鼻の先です。
熊にあった直後。ヘッデンは暗がりの熊確認用に付けましたが、なくても普通に歩ける明るさ。
2025年07月12日 18:23撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/12 18:23
熊にあった直後。ヘッデンは暗がりの熊確認用に付けましたが、なくても普通に歩ける明るさ。
んで下山。ほんとに登山口のすぐそこにいましたので行かれる方は念のためご注意下さい。
2025年07月12日 18:25撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/12 18:25
んで下山。ほんとに登山口のすぐそこにいましたので行かれる方は念のためご注意下さい。
いやー、やり切った!感無量です!
2025年07月12日 18:29撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
7/12 18:29
いやー、やり切った!感無量です!
撮影機器:

感想

以前から念願だった谷川岳馬蹄型縦走。友人と2名、計3名で挑戦してきました!
オホーツク海高気圧の影響か、谷川岳インフォメーションセンターの気温はなんと19℃。この時期としては望外な好条件に恵まれ、当初4ℓを予定していた水も3ℓに減らすことができ、幸先の良いスタートを切ることができました。
しかし、山は一筋縄ではいきませんね。オキの耳までは快調なペースで進んだものの、茂倉岳への登りでまさかの足攣りが発生。慌てて芍薬甘草湯を服用し、なんとか症状は和らぎましたが、それ以降はペースが上がらず、友人2名に遅れをとってしまいました。申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、二人のリードに助けられ、なんとか歩き続けることができました。
その後もだましだまし、文字通り満身創痍で歩き続け、ついに完歩!白毛門の下りでは、到着間際のタイミングでまさかの熊と遭遇するというハプニングもありましたが、お互い無事にスルーでき、事なきを得ました。驚かせてしまって申し訳ない🐻
個人的な反省点としては、茂倉岳への登りで違和感を感じた瞬間に芍薬甘草湯を飲んでおくべきだったということ。そして何より、そもそものトレーニング不足を痛感しました。今回の経験を今後の山行に活かし、さらに精進していきたいと思います。
さて、今回の馬蹄型縦走で最も印象的だったのは、その美しい稜線歩きに尽きます。特に朝日岳の美しさには心底感動しました。かなりの山奥にもかかわらず、しっかり整備された木道が続き、その歩きやすさには驚きました。これが北アルプスなら山小屋の近くの雰囲気です。朝日岳の周囲には箱庭のような美しい湿原が広がり、今まで歩いてきた稜線が一望できる想像をはるかに超える絶景がありました。あんな山奥でこれほどまでに手入れが行き届いているとは予想外で、そのギャップにも魅了されました。
全行程を通して笹藪も腰丈程度あるので足元に注意は必要ですが、終始視界良好で、谷川岳の大パノラマを堪能しながら歩けるのは、馬蹄型縦走ならではの魅力でしょう。ちなみに今回の山行で時計回りでスライドした人は0。今日は私達3人しか時計回り歩いている人はいないようでした。こんな広大なエリアの眺望を我々だけで独り占め(3人ですがような笑)できているというのがちょっと信じられない絶景続きでした。
軽々しく人に勧められるコースではありませんが、オキの耳、あるいは白毛門だけ登ったことがある人にこそ、ぜひ行ってもらいたいコースです。一泊ないし二泊すれば無理のない計画を立てることも可能です。これまでの谷川岳のイメージが、この馬蹄型縦走で一変すると思います。
足のトラブルで遅れをとる私を根気強くリードし、ペースを作ってくれた友人には感謝しかありません。私にとって忘れられない、特別な山行となりました。

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