石狩岳+音更山(シュナイダーコース往復)


- GPS
- 09:44
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,526m
- 下り
- 1,529m
コースタイム
- 山行
- 8:11
- 休憩
- 1:37
- 合計
- 9:48
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口から約1.5kmは二十一ノ沢沿いに緩やかに登って行き、そこからシュナイダーコースの急登で高度差810mを2.3kmで登るとシュナイダーコース分岐です。岩場ありロープ場ありの尾根筋直登ですが、時折緩傾斜部もあります。分岐から石狩岳は左に0.7km、音更山は右に1.4kmの展望の良い尾根道です。石狩岳までの途中には素晴らしいお花畑があります。音更山まではハイマツで足元が見えずらい区間や目印の少ない岩塊地帯があります。 |
その他周辺情報 | 東大雪ぬかびらユースホステルのお風呂は温泉です。 |
写真
感想
天気の良い貴重な休日。日本二百名山の石狩岳に登って来ました。札幌を夜中に出て5時に登山口到着予定が、トラブル続出で1時間程のタイムロス。高速出口うっかり通り過ぎ、登山口への林道右折すべきを間違って直進、しまいに左前輪から異音がした時には撤退も頭をよぎりましたが、バックすると引っ掛かっていた枝が外れたのか異音が収まり、何とか6時過ぎに無事登山口に辿り着きました。やれやれ。この日は石狩岳と音更山の2座登頂を計画していましたが、北海道三大急登のシュナイダーコースがお相手でコースタイム往復12時間の難コースです。既にタイムロスもあり、音更山は時間をみて登るか判断することにして6:35スタートしました。二十一ノ沢に沿ったルートを進んで渡渉点から少し先までの約1.5kmは平坦で楽ちんですが、ここからいきなり急登が始まります。1,760mのシュナイダーコース分岐まで2.3kmで標高差810m登ります。ジグを切らずに尾根筋を直登していく、岩場ありロープ場も3箇所ほどありのタフなコースですが、途中いくらか緩傾斜部もあり想像していたほど厳しくはありませんでした。コースタイム5時間のところ3時間でシュナイダーコース分岐に上がると、いきなり残雪の旭岳が目に飛び込んできました。思わぬ絶景にテンション上がります。石狩岳までは標高差さらに約200m。休憩エネチャージして登って行くと綺麗なお花畑が現れて思わず足が止まります。チシマノキンバイソウやマルバシモツケ、エゾノハクサンイチゲ、チングルマにエゾツツジ等々が目を楽しませてくれました。数日前にクマの目撃情報もあったようなので周囲に目を凝らしましたが、今日はお休みの様子。10:33石狩岳1,966mピークに登頂しました。山頂からは360°の絶景です。ニペソツ山や十勝岳連峰、トムラウシに忠別岳、旭岳など表大雪の山々やニセイカウシュッペ山など贅沢な展望を一通り満喫して1,967mピークまで足を伸ばしました。こちらが石狩岳の最高標高点なのに、何故か山頂標識は1,966mピークにあります。何でだろ?とか悩みつつ、シュナイダーコース分岐まで戻ったら11:38。出だしのタイムロスを取り返して音更山を往復する時間が出来ました。音更山までのコースはハイマツが覆いかぶさり足元が見えずらい区間や、目印が少なくルートが分かりずらい岩塊地帯もあります。12:51登頂した音更山で遅めの絶景飯。下りてきた石狩岳を眼前に眺めながら贅沢な時間を過ごして13:25下山開始しました。岩塊地帯でナキウサギの鳴き声がしましたが姿は見えず。その後のシュナイダーコースの激下りに細心の注意を払いつつようやく下りた渡渉点で顔を洗って生き返り、最後に楽ちん林間コースを歩いて登山口には16:23無事に帰還しました。今回は出だしでトラブル続出してタイムロスしたためどうなることかと思いましたが、シュナイダーコースの急登もクリアして大雪山の山々の絶景展望と奇麗なお花畑を満喫し、予定どおり音更山まで足を伸ばせたのでよかったよかった。おしまい。
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