奥多摩駅発、大岳山経由で「オオカミさんだけど狛犬ですよ」にお会いする山行


- GPS
- 05:03
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,374m
- 下り
- 885m
コースタイム
- 山行
- 4:25
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 4:58
天候 | 最高気温26℃、風速は2~4m/s、稜線は霧の予報 先週の天園よりはましでしたが暑い🥵 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
東京駅(6:31発)~〈ホリデー快速おくたま〉~青梅駅(青梅発のホリデー快速おくたまに乗換、7:46着、7:49発、向い側ホーム、後方車両は登山者の乗換で殺到、前方車両は空いている)~奥多摩駅(8:24着) ▪️復路 御嶽駅(14:37発)~青梅線~青梅駅(14:54着、駅前のセブンイレブンでビールとつまみ買って15:22発)~中央線快速~東京駅(16:40) |
コース状況/ 危険箇所等 |
〈奥多摩駅~鋸山〉 奥多摩駅から昭和橋を渡り、登山口近くの彫刻群を眺めつつ約180段の石段を登って愛宕神社へ。2体の天狗様にお会いしてから鋸尾根をたどって鋸山を目指す。急登とアップダウンの連続で体力を要すけれども、時折現れるチャートの硬い岩場や小さな鎖場などのアクセントが、静かな尾根歩きの魅力を引き立ててくれる区間。 〈鋸山~大岳山〉 鋸山から大岳山へは、痩せ尾根や岩場のアップダウンが続く静かな縦走路。チャートの岩肌やクサリ場を越え、馬頭刈尾根の分岐を過ぎると、大岳山手前の急登が待っている。段差の大きい登りが地味にきつく、最後のひと踏ん張りを試される区間。登りきると、天気が良ければ富士山や奥多摩の山々を一望できるらしいですが、今日は真っ白😶🌫️ 〈大岳山~御岳山駅〉 大岳山山頂から御岳山方面へ下山開始。岩場や段差の多い道が続くので、慎重に進みます。かわいらしいオオカミのおいぬさまが鎮座する大嶽神社を過ぎると、右側が切れ落ちた「滑落注意⚠️」の区間に。ここで、部活動で訪れていた女子生徒が滑落したのかな🤔 やがて傾斜はゆるみ、整備された樹林帯の道へ。道標もあり、迷う心配は少なめです。 ロックガーデンとの分岐を過ぎたところには、水量豊富な水場もあり💧その後、武蔵御嶽神社の参道に合流し、宿坊や売店が並ぶ通りへ。最後は舗装された参道をケーブルカー御嶽山駅へと下っていきます。 |
写真
▪️山壽杉本商店さんの通販サイト
https://yamasu.theshop.jp/items/34966811
装備
個人装備 |
水2ℓ、スポーツドリンク1.5ℓ
飲料でスポーツドリンク1ℓと水500ml
調理で水500ml使用)
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感想
鋸尾根も楽しみでしたが、今回の山行目的は、なんといっても大嶽神社の正面に鎮座するオオカミさんにご挨拶すること。かわいらしいお姿を楽しみに、いざ出発✊
奥多摩駅から昭和橋を渡り、変わった彫刻を横目に「ここが大岳山の核心部?」って思っちゃうほどの急な石段を登り、愛宕神社へ。山行の安全を祈願してから鋸尾根を進みます。鋸尾根はいきなり急登とアップダウンの連続で、体力がじわじわ奪われます。途中、チャートの硬い岩場や小さな鎖場がいいアクセントになり、静かな尾根歩きを楽しめますね。
鋸山から大岳山へは、痩せ尾根や岩場のアップダウンが続く縦走路。馬頭刈尾根の分岐を過ぎると、大岳山手前の急登に差し掛かります。段差が大きく、なかなか骨の折れる登りでしたが、登り切ったときの達成感はひとしお。残念ながら眺望はお預けでしたが、気持ちの良い山頂でした。
大岳山から御岳山へ下山する道も、段差や岩場が多く、集中力が試されます。しばらくすると大嶽神社に到着。お目当てのオオカミさんが、愛らしいお姿で鎮座しており、ほっと一息。静かに手を合わせてご挨拶しました。
その後は、右側が切れ落ちた「滑落注意⚠️」の区間や、整備された樹林帯を経て御嶽神社の参道へ。宿坊や売店が並ぶにぎやかな通りに出ると、山の静けさから一気に華やいだ気分になります。最後は御嶽山駅まで舗装路を下り、無事下山しました。
御嶽山駅手前の「山の上レモネード」は、冷たくて美味しかった~😋
ロックガーデンの分岐あたりで、ヘリの音が近くに聞こえ、「遭難でもあったのかな」と思っていると、登攀具を身につけた方が慌ただしく登って行きました。その先では、原付に乗った警察の方と遭遇「大岳山からの登山道で滑落事故があった」とのこと。その後、東京消防庁の方々が7名、担架を担いで向かって行きました。
そういえば、大嶽神社を過ぎたあたりの右側が切れ落ちた場所で、不自然にきれいなストックが2本、登山道わきに残されていました。そのときは誰かが落としたのかと思いましたが、折りたたまれておらず、もしかしたら滑落者のものだったのかもしれません。
調べてみると、今年の4月にも高校の山岳部の女子高生が、大岳山からの登山道を北東方向に約320メートル下った地点で足を滑らせ、急斜面を約100メートル滑落する事故があったようです。
気軽にアクセスできる低山でも、命に関わる事故が起こりうるのだと、改めて実感した山行でした。
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