焼杉山・金毘羅山
京都府
山キチどん
- GPS
- --:--
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 1,641m
- 下り
- 1,726m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
| 天候 | 晴れのち薄曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2005年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
下山口：叡電鞍馬線市原駅 |
写真
拍手
感想
京都バスは数人の乗客を乗せて出町柳を出発した。宝ヶ池から八瀬に差し掛かると大晦日に降った雪が道端に残りだんだん雪深くなり、大原で降りると5�冂�度の積雪があった。寂光院への道を少し歩くと尾根の先端に登山口があり登りだした。二人分の踏み跡がありトレースを辿れば間違いはなさそうだ。随所に赤テープもあり比較的分りやすい。積雪はだんだん深くなり山頂部は20cm程度となったが歩行に支障はない。ただし木に積もった雪がその重みで枝をしならせ登山道に覆い被さっていた。迂回すること再々で潜り抜けようとすると雪がドサッと落ちてくる。そんな苦労をしながら北に登り詰めるとP581に達した。さらに西に回り込んで焼杉山(718m)に到着。3等三角点「岩谷」があり北方面に僅かな展望があるが、木立が覆いパッとしなかった。山頂を少し下ると蓬莱山や皆子山などを見通すことのできる展望箇所があった。
南に回りこむように下ると寂光院道と交差した。寂光院と静原の奥東又川を結ぶ道で雪深い。 登り返すこと30分で翠黛山(すいたいさん577m)に到った。ここは全く展望がなく通過した。一つピークを越すと江文峠への巻き道と金毘羅山への道が分岐した。三壺社と表示のある社があり初詣をした。社の裏手をさらに進むと天ノ中御主ノ尊、大国主命、閻魔大王の文字が刻まれた碑があり。その先に何故かハングルの碑が立っていた。その場所からの展望は素晴らしく、比叡山や京都市内が一望できた。西の方の桟敷ヶ岳等も展望でき、このルートで最も眺めの良い場所のようだ。真向かいに聳える峰が目指す金毘羅山(573m)で一旦下った後登り返して山頂となった。壊れかけたミニチュア社が鎮座しており3等三角点「根王」があった。小腹が空きプレ昼食にした。
先程の分岐を少し入ると金毘羅大権現の奥社がありここも展望が利いた。江文峠に向けて下ると中腹に金毘羅神社の本社があった。本格的な神社なのできっちりと参拝すると神社の守をされていた女性からお神酒を頂いた。豪快なおばあちゃんで凄い人だ。365日台風の日でも休むことなくこの神社に通っているそうで、以前は比良山に良く登った話など聴かされ楽しいひと時を過ごした。このおばあちゃんは御年80歳、今日は娘さんと共に来ておられた。
江文峠は春分の日から11月まで土曜・休日だけ京都バスが静原から大原に抜けているようでバス停がある。車もそこそこ走っているようだ。峠を越えて登り返すと軈てP471で、テープに「P471」と標されていた。P476の東側を巻きながら寒谷峠に達すると20人近い大パーティーと遭遇した。「山友会」と称する年配者の同好会のようだ。山には登らず大原から岩倉へ寒谷峠を越えて歩くそうだ。余りの人の多さに圧倒されてそそくさと登山道を先へ進んだ。そう云えばこの名前、以前の職場にも同じ名の山の会があったな。10分余り登ると瓢箪崩山(ひょうたんくずれやま532m)に達した。3等三角点「大谷」があるのに残念ながら展望は得られなかった。直角に右に折れ南西方向に下る。八瀬へ続く尾根と別れ西の支尾根に入り八塩山(320m)に到った。登山道から若干外れるが道はなく這い登ると山頂標識もなく展望のない山頂だった。先を下り続けると農業用の調整池が現れ林道に飛び出した。
このあたりは岩倉花園町で農業半分、閑静な新興住宅半分の市街地だ。その真ん中にこんもりと茂る丘は小倉山(159m)だ。名前が付いている以上登りたい。登路を探すが東側は川があり取り付けず西へ回り込んだ。住宅地を抜け西南端から踏み跡が付いているが、山頂に向かわずそのまま山麓を北へ抜けるだけのようで、斜面をよじ登り山頂に辿り着いた。山頂標識も展望もなかった。下りは踏み跡らしきものを見つけ辿るがすぐになくなり北西側の竹藪を適当に下り住宅の裏に出てきた。不審者扱いされるのを恐れ、足早に立ち去った。
岩倉村松町の住宅地を抜けさらに奥へ車道を行くと徐々に車の走った形跡が薄くなり樹木に覆われだした。そして純然たる登山道となり岩倉川を遡り坂原峠に達するとなんと墓地が現れ線香臭い。静原墓地と名が付いている。峠の向こうは墓参用の車道が整備されているが、箕ノ裏ヶ岳(433m)への登山道は左斜面を登る。P303から西への尾根を登ると10cm程度の積雪のある山頂に到着した。1987年地元小学校6年生の登山記念の看板があった。この子供たちも今では既に30歳になっているのだなあと感慨深く眺めた。3等三角点「藤ヶ森」があるが展望はなし、プレ昼食の後まともに休憩しなかったが、ここで漸く大休止を取りストーブを出してスープとホットコーヒーで一息ついた。
あとは叡山電鉄市原駅へ向けての下山、雪は緩んでいるがスリップの心配は全くない。途中で猟銃を担いだハンターに出会ったのは一寸ビックリ、熊は出なくなっても鈴は付けておく方がいいようだ。駅に着くと1分後に電車が来て待ち時間なしでラッキーだった。京阪、阪急を乗り継いで16:45帰宅
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録するこの記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
関連する山／近くの山
瓢箪崩山の最新記録
焼杉山の最新記録
翠黛山の最新記録
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する