鳳凰山地蔵だけ〜御座石鉱泉ルートピストン→車道も登山道もキツかった


- GPS
- 10:44
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,965m
- 下り
- 1,966m
コースタイム
天候 | 快晴後午後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
前夜夜10時半頃到着し車中泊 砂利の駐車場、トイレ、手洗い場あり。 自販機はありません。 区画割等ないが40台位は停めれるか。 到着時20台くらい。 朝の出発時でもまだ余裕ありました。 市街地から駐車場に至る道がダートあり、両側の草が道に覆い被さり、車体に当たる。 ダート区間は凹凸あるかなりの悪路。車高の低い車は底擦るのでは。 うちはRV車なのでダートは好物ですが、泥だらけになりました😥 途中、青木鉱泉への分岐があった。悪路ではあるが、青木鉱泉へはGoogle先生が示す甘利山経由よりこっちの方が楽なのではないだろうか。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山口〜燕頭山】 このコースは苦手です。 スタートから燕頭山までずっと急登。 約2.5kmで1,000m標高上げるのは、かなりキツい。合戦尾根や西黒尾根の何倍もキツく感じた。 しかも足場がかなり悪い。ザレ、石ころ、侵食による浮いた根っこ、洗掘、極細トラバースと歩きづらさのフルコース。 特に下りで歩きづらく、登りはまだ足をかけるところあっても、下りでは足の置き場がない高い段差が多く、とにかく歩きにくかった。 歩きやすいというレコもあるが、自分にはとてもそうは思えなかった。 しかも休憩適地がない。 つづら折れの曲がり角で、たまに少しスペースあるところがあったが、それ以外は燕頭山に着くまで、ゆっくり休めるスペースなし。 トドメが変化のなさ。1ヶ所、富士山を望める場所があったが、それ以外はひたすら代わり映えしない樹林の急登歩きでメンタルにくる。 ピンクテープは豊富ですが、西の平までは少なく、作業道が多いので一度間違えて入りかけてしまいました。 燕頭山山頂は眺望なし。ベンチが一つ、倒木で作った腰掛けが2つありました。 【燕頭山〜鳳凰小屋】 前半とは真逆で、約2.5kmほぼ平坦で全く標高上がらない。途中、北アルプス展望地、槍展望地があるが、ほぼ眺望なく変化がない、これはこれで苦痛。山の中で眺望のないアップダウンもない標高が稼げない長い道がメンタルにくることを知った。 【鳳凰小屋〜地蔵ヶ岳】 名物、お砂場急登。強烈な日差しを背中に浴びながら、砂の急登を登る。 |
その他周辺情報 | 御座石鉱泉は休業しています。 既に廃墟感漂っていて、夜は怖かった👻 |
写真
感想
この週末、元々は八ヶ岳の権現岳を予定していましたが、アブがひどいとのことで急遽、歩いたことのない御座石鉱泉からの地蔵ヶ岳に変更しました。
鳳凰山はアルプスの中で、東京から一番アクセスもよく山頂の雰囲気も良いし、美味しい水場もありよく登ってます。しかし最近は夜叉神からオンリーで地蔵ヶ岳までピストンする根性もないので、地蔵ヶ岳は10年ぐらいご無沙汰でした。その時はメジャーな青木鉱泉からドンドコ沢→中道の王道周回コースだったので、こちらから歩いてみようと御座石鉱泉にしてみました。
以下、感想がありますが、あくまでも個人の感想、好き嫌いなので優劣を付けるものではありません。
まずアクセス。集落から林道に入るといきなりダート道。しかも両側の草が伸び放題でボディに当たる(>_<)
ダートは3km続くでしょうか。その後舗装路になりますが、たまに段差あるのでスピード出すとパンクしかねないので、注意しましょう。
駐車場は夜叉神や青木鉱泉に比べれば余裕あるので、車中泊や早朝到着が嫌な方には良いのではないでしょうか。但し御座石鉱泉は閉業してるので、下山後のホスピタリティーはありません。
登山道の比較は、ドンドコ沢は記憶もかなり薄くなっていますが、急登で歩きづらさはありますが沢沿いで滝もありヒイヒイ言いながらも気持ちよく登れた記憶があります。
夜叉神は距離は長く苺平、杖立峠の登り返しがキツいですが歩きやすく夜叉神峠の眺望もあり気持ちよいストレス少ない道。
そして今回歩いた御座石鉱泉コース、半分急登半分平坦、眺望なくひたすら変化のない樹林歩きで、歩きづらく自分的にいいところ無かった。
下山後のお楽しみは、夜叉神だと登山口に夜叉神ヒュッテ、麓に白根会館その他あり一番充実。
青木鉱泉は青木鉱泉のみ。ここは御座石鉱泉が閉業で何にもなし。
山小屋は、鳳凰小屋は建て替えたばかりでとてもきれい。ランチの営業はなかったです。
夜叉神ルートの南御室小屋はとても美味しいランチ営業があります。テン場もこちらの方が広いかな?
そして南アルプスの天然水対決は…あくまでもワタクシの感想ですが、10年ぶりにこちらのお水を頂きましたが、やはり南御室小屋のお水がNo.1だとあらためて思いました。
鳳凰三山山頂比較、
一番高い観音岳、眺めは良いが狭くて人が多くて余ります寛げず。
地蔵ヶ岳、オベリスクは圧倒され、甲斐駒ヶ岳の眺めはここが一番良い。観音岳に遮られ、白根三山は見えず。山頂は広い割にあまり休むのに腰かける岩少ない。
薬師岳、白根三山の眺望が圧倒的で、広い山頂は何時間でもボケーっと出来る。
という事で、夜叉神から薬師岳ピストン、気が向いたら観音岳の稜線歩き、小屋泊したら地蔵ヶ岳や高嶺まで縦走、下山後は白根会館のぬるま湯露天で溶ける、がおよぽん的鳳凰三山の楽しみかたNo.1と再認識した山旅でした。
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