記録ID: 8468057
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無雪期ピークハント／縦走
塩見・赤石・聖
日帰り塩見岳はただでさえキツいのに猛烈雷雨がヤバかった
2025年07月25日(金) [日帰り]
長野県
静岡県
chaos
体力度
6
1〜2泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 13:10
- 距離
- 24.9km
- 登り
- 2,177m
- 下り
- 2,185m
アクセスを調べる
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日帰り
- 山行
- 11:45
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 13:09
距離 24.9km
登り 2,177m
下り 2,185m
16:54
| 天候 | 快晴、昼から猛烈な雷雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
鳥倉登山口第1駐車場に23時前到着。8割程度埋まってた。 |
| その他周辺情報 | 信州まつかわ温泉 清流苑 |
| 予約できる山小屋 |
塩見小屋
|
写真
木曜の23時前に鳥倉第1駐車場に到着。
8割程度は埋まってて予想以上だった。とりあえず寝る。
8割程度は埋まってて予想以上だった。とりあえず寝る。
3時前に起きて早めの朝食を取って準備完了。周りで準備してる気配は全くないのでみなさん1泊するのかな。気合を入れてヘッデンスタート！
7/25 3:45
3時前に起きて早めの朝食を取って準備完了。周りで準備してる気配は全くないのでみなさん1泊するのかな。
気合を入れてヘッデンスタート！
気合を入れてヘッデンスタート！
赤石山脈の由来となっている赤色チャートや緑色岩を見るのも楽しみ。
ここ数日は午後から物凄い雷雨が降っているが、登山道に水たまりはほぼないので歩きやすい。
ほとけの清水はチョロチョロ程度出ていた。顔洗って一口飲む。美味い！
ここで少し仮眠取りたいくらいだが、今日も午後から雷雨予報なのでパン食べたらすぐ出発。
既に標高2,600m超えてるので全く暑くなくて、とても快適に歩けて気持ちいい。
スタートして5時間半。
眠気と疲れでゆっくり休みたいけど、日帰りなので小休憩で頑張る。
眠気と疲れでゆっくり休みたいけど、日帰りなので小休憩で頑張る。
岩稜帯に取り付くもペースがだだ下がり。そういえば3,000m級の山には久しく登ってなかったなぁ。そうそう、この空気薄い感じを思い出した。
1
7/25 9:53
岩稜帯に取り付くもペースがだだ下がり。そういえば3,000m級の山には久しく登ってなかったなぁ。そうそう、この空気薄い感じを思い出した。
あとはこれを登りきれば着くはず。しかし足が前に出んやないか。。
あらら、山頂標柱が。後で小屋泊の登山者に聞いたところ「昨日昼過ぎ、雷が直撃して壊れた」とのことだった。雷恐ろしい…
日本百名山92座目。塩見岳に登頂だ！！
そして3,000m峰21座のうち20座目の登頂。
そして3,000m峰21座のうち20座目の登頂。
白峰三山は完全に雲の中。そしてどす黒い雲があっという間に出てきたので下山せねば。
再び塩見岳西峰。落雷の威力をまざまざと見せつけられて恐怖を感じる。ここ数日は12時過ぎに急に雷雲が発生して物凄い雷雨に見舞われてるのであと1時間でどこまで下りられるかが勝負。
7/25 11:05
再び塩見岳西峰。落雷の威力をまざまざと見せつけられて恐怖を感じる。
ここ数日は12時過ぎに急に雷雲が発生して物凄い雷雨に見舞われてるのであと1時間でどこまで下りられるかが勝負。
ここ数日は12時過ぎに急に雷雲が発生して物凄い雷雨に見舞われてるのであと1時間でどこまで下りられるかが勝負。
あ！これや！
登りではキツ過ぎて気が付かなかったが、赤色チャートと緑色岩が隣り合ってる。
登りではキツ過ぎて気が付かなかったが、赤色チャートと緑色岩が隣り合ってる。
ここで持参した昼飯を食べるつもりだったけど、もう一刻を争う雰囲気になってきたのでアクエリアスで喉を潤したら即下山だ。
登りでは快晴の空に塩見岳だったのに、今は遠くで雷の音も聞こえるヤバい感じになってきた。
本谷山までの登り返しがめちゃめちゃキツかった〜。そしてこのあと、どえらい状況に見舞われてることになる。
本谷山から先で物凄い豪雨が降り出し、同時に雷鳴が轟き、ただただ身を伏せて恐怖の時間を過ごすことに。数十分待機して雷が少し遠くなったかなと姿勢を低くして歩き出すと、凄い閃光と間髪入れずにすぐ近くの木に落雷。マジで生きた心地がしなかった…三伏山付近は稜線上だし身を隠す場所もないので泥川と化した登山道をしゃがみながら通過。
1
7/25 14:24
本谷山から先で物凄い豪雨が降り出し、同時に雷鳴が轟き、ただただ身を伏せて恐怖の時間を過ごすことに。数十分待機して雷が少し遠くなったかなと姿勢を低くして歩き出すと、凄い閃光と間髪入れずにすぐ近くの木に落雷。マジで生きた心地がしなかった…
三伏山付近は稜線上だし身を隠す場所もないので泥川と化した登山道をしゃがみながら通過。
三伏山付近は稜線上だし身を隠す場所もないので泥川と化した登山道をしゃがみながら通過。
稜線から下って落雷の危険度も和らいだし雨も小降りになってきたので明るいうちに下山できそう。ぼちぼち下ろう。
鳥倉登山口では雨はすっかり上がって晴れてる。これから修行の林道歩き。。。
結局昼飯も食べれずヘロヘロ状態でなんとか駐車場まで戻ってきたー！ゴール！！
雷で停滞を余儀なくされて予定よりだいぶオーバーしたけど、なんとか日帰り塩見岳山行をやり遂げた。今は達成感よりも風呂と飯や（笑）
3
7/25 16:55
雷で停滞を余儀なくされて予定よりだいぶオーバーしたけど、なんとか日帰り塩見岳山行をやり遂げた。今は達成感よりも風呂と飯や（笑）
撮影機器：
感想
塩見岳は三伏峠小屋または塩見小屋に泊まって2日山行というのが一般的だと思うけど、小屋泊するにはちょっと中途半端な距離だし午後は雷雨のため小屋内で暇を持て余すだろう。
そして金曜の夜は早いうちに第1駐車場は満車になると予想して、金曜日は有休取って木曜の夜に無事に第1駐車場ゲット。トイレもあるし紙も豊富にあった。
ここ数日は必ず午後には猛烈な雷雨となっていたので、予定では3時スタートで12時には復路の三伏山を通過する計画だったがなんやかんやで45分遅れのスタートとなってしまう。
そして標高3,000mの息苦しさを考慮するのをすっかり忘れてしまい、12時時点でまだ塩見小屋にいたことで、一番危険な本谷山と三伏山の間で恐怖の雷に遭遇してしまったのが大いなる反省点。
これまでも日帰りロング山行はいくつか経験してきて純粋に疲労だけを考えると、1位は文句なしの皇海山。2位は灼熱地獄だった平ヶ岳。そして3位が塩見岳のトップ3という感じ。
しかしまだあのラスボスが控えているので、この順位に変動はあるのかないのか。
いや、もう日帰りロング山行は嫌だ（笑）
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