夕張岳(大夕張登山口)


- GPS
- 06:20
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,199m
- 下り
- 1,207m
コースタイム
- 山行
- 5:41
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 6:20
天候 | 曇り一時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
※アイシン精機製のナビで夕張岳ヒュッテ(夕張市)を目的地設定したところ、長いトンネルで隔てられた占冠村方面が指定されてしまった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大夕張登山口-分岐(冷水コース):比較的なだらかな傾斜。途中、道そのものが沢になっている。水場として紹介される沢があるが源頭ではなく、浄化する必要がある。 分岐-望岳台:なだらかだか望岳台目前で非常に急な傾斜とトラバースがあり、転倒すると大怪我しかねない。 望岳台-金山分岐:笹藪とぬかるみと木道。かならず沢にぶつかり、上半身もずぶ濡れになった。マダニにも注意したい。 湿原の区間に入ると展望も開けて美しい眺めだが、木道が崩壊している箇所も多かった。 金山分岐-山頂:急な傾斜を登る。眺めはとてもいい。 <動物> ヒグマには会わなかったが、シマリスがいた。 また、登山口と市街地を結ぶ道路沿いにキツネが数匹いたが、いずれも怖がって逃げる様子はなく、人慣れしてしまっているように見えた。 |
その他周辺情報 | 夕張市農業協同組合メロンドーム:夕張メロンやソフトクリームを販売している。 ユンニの湯:登山口から新千歳空港へ向かう途中に立ち寄った。褐色でとろみのある湯。平日800円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
浄水器
|
---|---|
共同装備 |
熊スプレー
|
感想
今回もグループで北海道です。
土日月で幌尻岳を目指す計画でしたが、天気予報は思わしくありません。
予報は直前まで細かく変わり続けたので僅かな希望を持ち、とよぬか山荘に計画通り宿泊しました。
ところが額平川の増水を受け、第二ゲートへ向かうバスは第一便も第二便も運休してしまいました。(結局、この日のバスは全て運休になりました。)
この日は観光に切り替え、天気予報を見ながら最後の月曜日に代わりに登れる山を探すことにしました。
そこで見つかったのが夕張岳で、日曜時点の予報では晴れのち曇りでした。
翌朝、予報は悪化して曇り一時雨になってしまいましたが、朝焼けが美しいです。
石狩平野から山間部に入っていくとすっかり曇り空で、さらに狭い未舗装路を進むと日当たりも少なく暗くなっていきます。
ようやく着いた駐車場は完全に森の中で、先日訪れた十勝岳の登山口とは対照的でもあります。
なだらかな冷水の沢コースを進みますが、望岳台の手前あたりから道は狭く険しくなっていきます。
細いトラバースやちょっとした岩場、さらに笹藪を掻き分けていかなければならない道は皇海山を思い出します。(皇海山と比べればずっと易しいですが…)
こうした難所を越えると視界も開け、湿原と木道で向こうには山頂、そして微かに青空も見えてきます。
山頂は遠く見えますが、実際には意外と距離は短く、それほど時間はかかりませんでした。
出発した登山口側(西の方角)はどこまでも山で、かなり深いところまで来てしまった気がするのですが、北東側には富良野あたりの市街地が近くに見え、なんとも不思議な気分です。
(さらに向こうには十勝岳や大雪山があるらしいのですが、あいにく曇って見えませんでした…)
東側には日高山脈、最も高く見えるのが当初行こうとしていた幌尻岳でしょうか。
とよぬか山荘を出発すらできなかったのが悔やまれますが、こうして遠くから見えたのは嬉しいです。
ただし、天気が持ったのは山頂到着から15分程度で、そのあとすぐに雨が降り始めてしまいました。
霧の湿原を越え、来た通りの道を戻ります。
雲ひとつない空なら最高の景色だっただろうと思いながら帰るのでした。
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