伯耆大山《日本百名山》


- GPS
- --:--
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 1,041m
- 下り
- 1,071m
コースタイム
- 山行
- 3:16
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 4:32
天候 | 薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2004年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
下山口:大山寺バス停からJR山陰本線米子駅 |
写真
感想
急行“だいせん”は2両編成の古ぼけた気動車で運転されている。1両は自由席で通勤帰りのサラリーマンで満員、我が指定席は10人程で23:15大阪駅を発車、大山口には5:27に到着した。バスがないのでタクシーに乗り、3,600円を投じ大山寺登山口に6:00到着した。運転手の話によると前夜一時雨が降ったそうで、道が若干濡れていた。夏山登山道の気持ちいい山毛欅林の中、完璧に整備された階段の道を登った。六合目避難小屋までコースタイム1時間50分のところ僅か50分で登ってしまい時間に大きな余裕が生まれた。ここまで来ると樹木の高さが低くなり徐々に展望が開けてきた。7合目辺りでは完全に樹林帯を抜け出して素晴らしい展望が得られた。ただ薄曇で遠望はあまり良くない。
7:27弥山(1,709m)山頂に到着、本来大山の最高峰は剣ヶ峰の1,729mだが北壁、南壁双方への崩壊により縦走路が痩せ細り、数年前の山陰地震により殆ど壊滅状態となったそうだ。山頂からその嫌悪な状況を見ることが出来たが最高峰に行けないのは何とも残念だ。山頂は結構風が強くじっとしていると寒い。早々に下山を開始し石室経由で六合目避難小屋を過ぎた辺りから行者コースで元谷の大堰堤に下り大山を振り返ると勇壮な北壁が圧巻だ。更に下って大国主命を祭る大神山神社(おおがみやまじんじゃ)に参拝すると、掃除をしておられた82歳の神官のお爺さんの問わず語りのお話を聴くとここが日本の始まりであり神々の祖だとのこと。以前読んだ古事記・日本書紀の神話の記憶を思い起こした。大山寺麓近くの寂静山(872m)、豪円山(891m)にも登り大山寺バス停に10:18到着、なんと2分後に米子行きのバスがあり飛び乗った。
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