奥大日岳 称名滝駐車場からピストン メンバーの一人が転倒・捻挫

- GPS
- 11:09
- 距離
- 21.3km
- 登り
- 2,276m
- 下り
- 2,275m
コースタイム
- 山行
- 7:45
- 休憩
- 3:22
- 合計
- 11:07
登山口から大日平小屋まで 0.5(休憩除き)
大日平小屋から大日小屋まで 0.7(この間はペース調整)
大日小屋から大日岳まで 0.4(最大心拍161を記録)
(稜線区間 大日小屋から奥大日山頂)
往路 0.66(この間は下りもありペース上げられない)
帰路 0.82(花の写真を撮りながら)
(下り区間のデータ)
大日岳から大日小屋 0.6
大日小屋から大日平小屋まで 0.83(登りの時は気にならなかったが下りは難路)
大日平小屋から登山口まで 1.1
(全体)
休憩時間除き 0.60
休憩時間込み 0.87
(Garmin)
平均移動速度3.7km 平均心拍121 最大161 運動負荷341 運動消費2757
| 天候 | 晴 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
開錠は6時とのことであるが5時45分頃にゲートが開いた 駐車場のキャパは100台ほどあるので朝が早い登山者が駐車場で困ることは無いだろう。昼間は滝見の観光客で混雑するかも |
| コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場から称名滝へのアクセス道路は車止めが設けてあり一般車は通行できないものの綺麗に舗装されている。水平距離600mで80m程登っていて15分も歩けば標高1050の大日岳登山口に到達できる。 大日岳登山口からいきなり標高差500mの急登が始まるが、ジグが切ってあるので意外に登りやすい。急登の最後に牛ノ首と名のつく痩せ尾根があるもののステップが整備されていて安全に通過できる。名前の通り登山道の脇は切れているので下山時には足を踏み外さぬよう注意。 大日平に乗り上げると木道が整備されていて極楽のような遊歩道が1.5km程続く、この間で200m標高を稼いで標高1750mの大日平山荘に到着する。 大日平山荘からは大日岳の南側の谷筋を詰めていく。出だしから暫くは木道が整備されているが、渡渉が出てくる辺りから勾配がキツくなり石が積み重なった沢筋のような登山道となる。所々で沢と交差する箇所があるので誤って沢に入り込まないように注意すること。 標高2050mから標高2350mまでの間がこのルートの核心部と言える急登路となっている、足場がかなり悪いので下りで転倒すると致命傷となりかねない、焦らず慎重に足を運びたい。 標高2350を超えると標高2430mの鞍部に立つ小屋が見えてくる。ここから小屋まではビクトリーロードといった感じのトラバースとなる。 大日小屋から奥大日岳までは中大日岳を越えての約2km、1時間半程の行程。ここまで来たら雲上の稜線歩きを是非とも楽しんで欲しい。稜線に咲く高山植物の種類が多いので足をのばす価値は充分ある。途中、標高2400mの最低鞍部に降る直前に岩をトラバースする鎖場がある。ここだけは慎重に通過しよう。奥大日岳山頂では360度の展望が待っている。 大日小屋から大日岳までは小屋から山頂までのルートが見えており歩きやすいので一気に登れる。頑張れば往復しても30分はかからない。 |
写真
すーさん以外は集まりました。
0.7のタイムを10分超過したため
奥大日まで往復するアキとshoheiはすーさんの到着を待たず出発
あとでメンバーのログを確認してみたらすーさんは10:52に小屋に到達していた。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8536931.html
その後、こーじ君は11:21まで小屋で待機してくれていたので合流できなかったのは残念
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8532241.html
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8532466.html
小屋でshohei君が待ってました。
彼の下りのスピードにはとてもついていけませんので申し訳なく思いながらもマイペースで写真撮りながら歩いて20分も待たせてしまいました。🙇
しょ)別班と合流できるかもしれないとかなり早足になってしまいました(汗
装備
| 個人装備 |
ワークマン長袖(黒色)
ワークマンタイツ(黒色)
Tシャツ(オレンジ)
ズボン(黄色)
レインウェア(上煉瓦色・下黒色・ハット青)
ぺツルヘッドランプ
保険証
iPhone15
サングラス(UVEX調光)
T型ストック(LEKI1本)
コンパス(SILVA)
ココヘリ(004510-108)
靴(スポルティバTX4)
GPS時計(fenix6X)
水(ペット3本)
タオル1本
キャップ帽子(赤色)
日傘
|
|---|---|
| 共同装備 |
携帯トイレ1式
ファーストエイド
|
感想
今回の山行は、穂高山行の中止に伴い、パイン君の声がけにより急遽決定。shoheiくんの提案により立山の大日岳に日帰り登山することとなった。
私自身、あまり大日岳については知らなかったが、調べていくとアルバイトの割に特段の属性がなくモチベーションがあまり上がらない(いい山ですけどね)。さらに調べると奥大日ならば二百名山であり山頂はヤマスタのチェックポイントでもあるのでやる気が出てきた。
とはいえ奥大日までのピストンはアルバイトが標高差2000m、20km超えとなり、メンバーの体力を考えると全員が遂行するのは困難かもしれない。どうすべきか随分悩んだが、コースタイムの0.7で歩ければ道路が閉まる夕方7時までに下山が可能なので、登りのペースを見て大日岳までの班と奥大日までの班に分けることを考えた。
ここまでは良かったのだが、実際に歩き出すと、どうしても先の行程が気に掛かりペースが上がり気味になってしまい、大日平山荘から上ではすーさんを置き去りにしてしまった。山行の経験が豊富なすーさんということで私に甘えがあったことは否めない、大日小屋で合流すべきであった。
すーさんには体力的に相当負荷がかかっていたようで、チームから遅れていることを気にして、先行して単独下山中に転倒、足首を捻挫してしまった。大日平小屋で他のメンバーからこの話を聞いた時には肝が冷えました。自力で下山してくれたので大ごとにはならなかったものの、これも歴とした遭難です。折角グループで登っているのに単独で行動している時に事故が起きてはグループで登っている意味が無いと改めて痛感させられた次第。今後の山行に活かしたいと思います。
痛いのを堪えて最後まで頑張って歩いてくれたすーさんの1日も早い回復を祈ります。 🙏 ガッツあるね。
越中国 大日岳2501m
~剱岳を眺めながら、学びと感動の一日~
本来は、土日で穂高岳山荘を予約して奥穂高岳ほかに挑戦する予定でしたが、2日目の天候が芳しくなく、泣く泣くキャンセル。
そこで、土曜日は天気が良いこともあり、日帰り登山に切り替えました。とはいえ、奥穂高岳の代わりはなかなか思いつかず…最終的に決まったのは、百名山でも二百名山でも三百名山でもない「大日岳」!
しかし、この大日岳、実際に登ってみると“百名山級の魅力”にあふれていました。
最大人数のパーティで出発
今回のメンバーは過去最大の6名。
すーさん、アキさん、maru爺さん、パイナップルさん、そして初参加のshohei513さん(ぴちぴちの20代!)、最後に私。
2週間前に登った剱岳を眺められるということで、テンション高め。朝2時半に出発し、桂台ゲートには開門の30分前に到着。車列に並びながら、剱岳の思い出話に花が咲きました。
いきなりの急登と大日平の絶景
立派な駐車場とトイレを備えた登山口から、しばらくアスファルトを歩き、いきなり標高差500mの急登!
メンバーのレベルが高く、ペースも速め。油断していた私は足が攣りかけ、慌てて水分補給とコムレケアを投入。大日平山荘ではアキさんが超高濃度マグネシウムを5滴入れてくれ、これが効きました。
大日平の湿原は美しく、振り返れば富山平野と富山湾、見上げれば緑豊かな大日岳、さらに遠くに薬師岳がそびえる…絵画のような風景に足が止まります。
急登の先に待つ眺望
大日岳に取りつくと再び急登。一人遅れ、休憩ポイントでは他の登山者と談笑しながら、景色も会話も楽しみます。
大日小屋では、先発隊の有志が奥大日岳へと元気に出発。その体力に感服しつつ、私は剱岳を独り占め。早月尾根を目で追いながら、「よくあんな長い急登を登れたな…」としみじみ。
その後、中大日岳でmaru 爺さんとパイナップルさんと再び合流。剱岳をバックに撮影会をしてから、大日岳の山頂へ。富山湾や白山、北アルプスの連なりまで一望できる眺望に、「やっぱりこの山、侮れない!」と確信しました。
アクシデントと助け合い
下山はスピード差があるため、それぞれのペースで。
しかし途中で、すーさんが転倒して捻挫。大日小屋で応急処置をし、奥大日岳隊(アキさん、shohei513さん)も猛スピードで戻ってきてサポート。shohei513さんは歩荷まで買って出てくれ、「若いのに本当に頼もしい!」と感心しました。
すーさんの「これしきで救助を呼ぶわけにもいかない、自分で下りないと」という必死の姿や、アキさんの“非常時用ストック”の存在など、ファーストエイドや装備の大切さを痛感。これまで幸運にも大きなトラブルがなかっただけに、経験値がぐっと上がった瞬間でした。
下山後のお楽しみ
皆は駐車場に向かう中、一人「称名滝」にも寄らせてもらい、その迫力に圧倒された後は、皆と合流して、グリーンパーク吉峰・立山吉峰温泉ゆ~ランドで疲れを癒し、最後は富山市内の「サガミ」で会食。
登山の達成感と仲間との時間が、何よりのご褒美になりました。
隊の皆さん、いつもありがとうございます🙇♂️
総評
大日岳は、アクセスの良さと周囲の名峰に囲まれた絶景が魅力。急登あり、湿原あり、剱岳や富山湾を望む大パノラマありと、変化に富んだ素晴らしい山です。
そして今回は、自然の美しさだけでなく、仲間との助け合いやファーストエイドの重要性も学べた、大切な一日となりました。
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この記録に関連する登山ルート
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maru爺
shohei513
こーじ
パイナップル
















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