記録ID: 8537942
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トレイルラン
槍・穂高・乗鞍
大北アルプス1日目 新穂高から焼岳、笠ヶ岳(登りクリヤ谷、下り笠新道)
2025年08月09日(土) [日帰り]

体力度
10
2〜3泊以上が適当
- GPS
- 14:29
- 距離
- 36.5km
- 登り
- 3,738m
- 下り
- 3,736m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 12:50
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 14:28
距離 36.5km
登り 3,738m
下り 3,736m
20:32
ゴール地点
食料
朝食:おにぎり3個(約200kcal×3個)
セブンイレブン
朝食:おにぎり3個(約200kcal×3個)
セブンイレブン
天候 | 晴れと高曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【焼岳ピストン】 ・中尾高原からのルートに関しては整備されており、歩きやすいです。登山口から湯気がモクモクしていて、温泉地という感じです。硫黄の匂いもけっこうします。 【笠ヶ岳(クリヤ谷)】 ・マジでお勧めしません。自分も2度目は無いかな。体感では50%以上藪漕ぎ区間です。 ・まず登山口に、日焼けした文字で「クリヤ谷未整備」と書かれており、ここで不安を感じる方は、笠新道から登るルートに変更した方が良いです。 ・ルートが不明瞭かつ途中からずっと藪漕ぎになります(藪が濃い所と薄い所で濃淡ありますが、数年前に刈った笹の茎が中途半端に伸びていて足に刺さって痛い、完全に笹が伸びきって笹藪漕ぎ、稜線に出ると、ハイマツ漕ぎで笠ヶ岳山頂手前まで藪漕ぎ三昧のため、藪漕ぎマニア以外はお勧めできません)。 ・自分は3回ルートロストしました。 ・1回目は、割と序盤で最初の渡渉点です。対岸にピンテがある場所より上流側が渡りやすかったため、渡渉した所から無理やり登ると少しルートロストし、10分くらい軽く藪漕ぎしました。 ・2回目は、岩小屋がある所ですね。普通にこれは不注意で、岩小屋を横目に見て通過すれば良いものを、何故か薄い踏み後のある岩小屋の坂の方を行ってしまいました。これらはピンテと明らかに踏み後が薄ければ正規ルートでは無いと思った方が良いです。 ・3回目は、山と高原地図に2番目の水場より上の区間です。ここから、正規ルートでも笹が生えており、踏み後が分かりにくいです。笹をかき分けて踏み後あるなーと分かる程度で、ここでルートロストし、登山道が無く、背丈よりも高い笹と1時間くらい戯れていました。一度ルートロストすると、正規ルート(目視で見えないのですが・・・)に戻るにも自由に動けず一苦労で、それなりの斜度があるので、一度水場に戻るのも難しいという感じです。紙の地図や登山アプリだと正確な位置把握が難しく、ガーミンのGPS機能無ければ正規ルート復帰が難しかったと思います。 ・雷鳥岩まで来ると稜線に出て笹の背丈が低くなるのですが、今度はハイマツが出てきます。これも伸び放題です。ハイマツもかなりやっかいで、しかもここからは急な崖をトラバースするので、ハイマツに足を取られて滑落するリスクもあり、危険度はこちらの方が上です。 ・ここまでくると山頂が見えますが、ハイマツ漕ぎで思うようにスピードが上げられません。最後までハイマツ漕ぎし、岩稜帯に入ると笠ヶ岳山頂です。 ・ちなみに笠ヶ岳山頂には、クリヤ谷通行禁止の看板があります(登山口にも表示して欲しいですが、下りは特に危なく、山頂から下りに使うのは本当に辞めた方が良いという事だと思います)。 ・山頂でクリヤ谷から登った若い男性と話しをしましたが、道中は誰にも会わず、蛇、ムカデ、虫など多数でした。 ・水場は沢水ですが、山と高原地図に表示の2か所あります。どちらも補給して浄水せずに飲みましたが、自分は大丈夫でした。 【笠新道】 ・クリヤ谷から登ったので、いつもは急でシンドイ笠新道が歩きやすく高速道路のように感じました。焼岳登ってから笠ヶ岳に来たので、帰りはヘッデン行動覚悟でしたが、暗くなる頃には笠新道をだいぶ下まで降りて、林道はランで帰りました。 |
その他周辺情報 | ひがくの湯に入りたかったですが、21時までで、駐車場に着いたのが20:35で断念しました。 |
写真
オーダースーツのSADAのサダ社長が登っていました!記念撮影させてもらいました。本当にスーツ、ネクタイ、革靴で登っているのですね。しかも片手にはビジネスバッグ。革靴とは思えないスピードで岩稜帯を下って行かれました。サポートの方は1人居ますが、ガチでこの格好で登山されています。
稜線に出て、これまでの登山道を振り返る。一応登山道見えますが、マジでハイマツ漕ぎです。半袖、短パンで突っ込んだので、両足、両腕が傷だらけです。(新品のパタゴニアの短パンが松やにで汚れてしまいました・・・)
装備
個人装備 |
ザック:サロモン+ADV+SKIN12
ベースレイヤー︰ファイントラック+ベースレイヤーベーシックノースリーブ
シャツ:パタゴニアキャプリーンクールデイリーシャツ
パンツ:パタゴニア
ファーストエイドキット(1)
テーピング(1)
非常食(3)
ヘッドランプ(1)
予備電池(1)
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---|
感想
GPSのibuki端末で有名なIBUKI主催の大北アルプスというセルフチャレンジ型のイベントに参加しています。
https://ja.ibuki.run/ev/8964448248823784864/
モデルコースは、総距離212.8km、累積標高差20998m、トレイル率96.9%で、分割で歩いてもいいのですが、決められた30のチェックポイント(山頂)を通過し、最後のGPSの軌跡を1つに繋げるというもの。
まず1日目を新穂高からスタートし、トレランスタイルで焼岳と笠ヶ岳登ってきました。焼岳の登山口付近で、同じイベントに参加している高橋さんとスライド、焼岳山頂付近ではオーダースーツのサダ社長とスライドし、焼岳ピストンを4.5時間で歩きまずまずのスタート。
この時点で10:30だったので、帰りの林道をヘッデン行動すれば笠ヶ岳いけるなと思い、笠新道ピストンだと味気ないので、登りクリヤ谷、下り笠新道としましたが、クリヤ谷が険しかったです。もうクリヤ谷に行くことはないですが、あれだけの藪漕ぎで笠ヶ岳山頂に登れたのは今後の自信になりました。
下りは笠新道を下り、途中で暗くなったのでヘッデン装備、林道に出てからもランできる脚は残っていたので、6:30/km前後のペースで緩やかな林道を降りてきて、駐車場に戻りました。
お盆前半は天気が悪いので、天気が良さそうな後半に続きをやろうと思います。
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