記録ID: 8539445
全員に公開
ハイキング
八幡平・岩手山・秋田駒
八幡平、天国
2025年08月10日(日) 〜
2025年08月11日(月)
岩手県
秋田県
ripu
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 06:43
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 791m
- 下り
- 792m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 1:24
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 1:35
距離 4.0km
登り 217m
下り 220m
2日目
- 山行
- 4:05
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 5:08
距離 16.9km
登り 574m
下り 571m
9:10
1分
宿泊地
14:18
ゴール地点
| 天候 | 1日目は曇り時々雨 2日目は曇晴雨霧いろいろ 全体的に悪くはない感じ。なによりたいへん涼しい！！ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
9:10盛岡駅前東口ー(岩手県北バス八幡平自然散策バス)ー11:24藤七温泉 🌼復路 14:55八幡平頂上ー(八幡平自然散策バス)ー16:50盛岡駅前東口※定刻だと17:20着 🌼2日目に茶臼岳からいったん八幡平に戻ったバス 12:08茶臼口ー(岩手県北バス路線バス)ー12:18八幡平頂上 ※自然散策バスは路線バスですが急行バスということで2列シートで楽ちん。交通系IC使えます。八幡平温泉郷に宿泊する人用の往復チケットもあるみたいですが藤七宿泊者は使えませんでした。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
1日目は畚岳、2日目は八幡平〜茶臼岳を歩きました。 🌼畚岳 半分くらいは歩きやすいゆるやかな道、山頂手前はちょっと急で岩ゴロゴロ。人は少ない。 🌼八幡平頂上〜八幡沼周辺 石畳もしくは木道で人も多い。歩ける靴ならなんでもだいじょうぶ。天国か夢の中か、絵画のなかを歩いているようなかんじ。 🌼源太森〜茶臼岳頂上 山道もしくは木道、安比分岐から茶臼岳頂上までは前夜の雨のせいで水が出ており一部は小川のよう。ダラダラ長く感じた。 🌼茶臼岳頂上〜茶臼口 こっち側は乾いていたが、今回の中では一番急な感じだった。 木道もそれ以外の道も十分手入れされており、技術がなくてもこの景色を見られることがありがたいです。虫はまあまあいる。ハチは見なかった。お花はピークじゃなさそうだったけど、それでもいろんな種類が咲いていた。 八幡平もツキノワグマの住みかということで、幸いにも私は出会わなかったのですが、私が歩いた同日に畚岳のコース上や藤七温泉周辺で見たとおっしゃる方が複数いました。 |
| その他周辺情報 | 🌼藤七温泉彩雲荘 1泊しました。山肌に湧き出る温泉そのものに入る感じのワイルドというにはワイルドすぎるお風呂と山のごちそう、正直山を歩かずにこっちをメインにしたくなる宿だった。ごはんもお酒も、食堂で飲める源太清水の湧水も、その水でいれたコーヒーもおいしい。宿の人も皆親切。建物内も清潔。すべてが最高。ぜひまた泊まりたいし、次は連泊したい。携帯電話はほぼ電波入らないけど、フリーWi-Fiありました。ランチ営業もやってました。 🌼八幡平山頂レストハウス 昼食とりました。カレーがおいしかった。広めのお土産やさんあり。コインロッカーあり、大きい荷物も預かり可能らしい。自販機あり。9:00オープン。 隣にサービスセンターというのもあり、こっちにもちょっとしたお土産とモンベル八幡平Tシャツあった。 🌼お手洗い 八幡平山頂レストハウスのトイレは2フロアにあり、きれいな洋式トイレだった。 ほかにお手洗いあったところは、八幡平側から山頂駐車場・見返峠・陵雲荘・茶臼山荘です、行ってないのですが……。いっぱいあって安心。 |
写真
岩手のシンボル岩手山。盛岡に着くころ、雲にあたまを突っ込んでいた。今回の行程中でこの時が一番見えてたと言えるかも。
途中、岩手側の八幡平ビジターセンターで10分ほどトイレ休憩をとってくれました。
八幡平頂上つきました。私はこのまま藤七温泉まで乗りますが、ここで10分停車するとのことので、その隙に売店寄りました。
藤七温泉彩雲荘に着きました。荷物を預かってもらおうとしたら、こんな早いのにチェックインさせてくれた。お風呂どうぞ空いてますよの声掛けもいただき心揺らぐ。我慢して再出発します。
3
8/10 11:25
藤七温泉彩雲荘に着きました。荷物を預かってもらおうとしたら、こんな早いのにチェックインさせてくれた。お風呂どうぞ空いてますよの声掛けもいただき心揺らぐ。我慢して再出発します。
ぽっこりしたあの山がこれから向かう畚岳です。お天気もつといいな。
登山口に到着。車数台停められるようです。ソロおじ1名とちびっ子ファミリー1家族とすれ違った。
最初のうちはこんな感じ。ここら一帯にいっぱい生えてるオオシラビソの匂い、充満していました。独特の香り、今回覚えました。
これはハクサンボウフウでしょうか？？いっぱい生えてた。かわいい。
ハクサンシャジンと思われる。これは道路沿いから山頂までいっぱい咲いていた。これかわいい。
途中からこんな感じの道になりました。両側に壁があるのでコケても安心。
花の名前はおおかた帰宅後に調べてます。この赤い実はイワハゼと思われる。食べれるって書いてある。奥のパヤパヤはなんだろう、ワタスゲなのかな？
3
8/10 12:13
花の名前はおおかた帰宅後に調べてます。この赤い実はイワハゼと思われる。食べれるって書いてある。奥のパヤパヤはなんだろう、ワタスゲなのかな？
岩ゴロゴロ地帯をせっせとおりてきた。帰り道、何度も振り返って眺めました。
ホシガラスだったようです。藤七温泉内に貼ってあったタペストリーに描いてあって知った！
この手前の針葉樹がオオシラビソだと思うんだけどあってますでしょうか。オオシラビソ、漢字で書くと大白檜曽らしい、カッコいい。植物の名前って漢字で知ると納得感ある。
2
8/10 12:52
この手前の針葉樹がオオシラビソだと思うんだけどあってますでしょうか。オオシラビソ、漢字で書くと大白檜曽らしい、カッコいい。植物の名前って漢字で知ると納得感ある。
まもなく登山口に着く。道路も見える。今から登ろうとする人たち2組に会った。
計画段階ではこのまま八幡平頂上あたりだけ行こうかなと思っていたけど、早く温泉に入りたいのでもう宿へ帰ります。道から野生の温泉が見える！
2
8/10 13:07
計画段階ではこのまま八幡平頂上あたりだけ行こうかなと思っていたけど、早く温泉に入りたいのでもう宿へ帰ります。道から野生の温泉が見える！
シロバナトウウチソウ？かな？白花唐打草。
道路沿いにいろんな草花はえてて嬉しい。
道路沿いにいろんな草花はえてて嬉しい。
藤七温泉、メインのお風呂は混浴。夜は1時間女性専用タイムになりますが、せっかくなので昼間の混浴にも突入してきました。女性のみバスタオル持込や湯浴み着の着用可能と周知があるけど、女だけというのが気に入らない。あくまで男は見る側の視座にいるような気がして。それに男の子やおじさんだって見られたくない人いたりしないの？と思う。まぁだいたいの人はタオルで隠していたけど。なんにせよ着衣でも裸体でも他人をあえてジロジロ見るのはいかんな。つべこべ言いましたが、それらを差し置いても最高に楽しい。永久に浸かっていたい。浴衣の羽織のワンポイント刺繍がかわいい。
3
8/10 16:24
藤七温泉、メインのお風呂は混浴。夜は1時間女性専用タイムになりますが、せっかくなので昼間の混浴にも突入してきました。女性のみバスタオル持込や湯浴み着の着用可能と周知があるけど、女だけというのが気に入らない。あくまで男は見る側の視座にいるような気がして。それに男の子やおじさんだって見られたくない人いたりしないの？と思う。まぁだいたいの人はタオルで隠していたけど。なんにせよ着衣でも裸体でも他人をあえてジロジロ見るのはいかんな。つべこべ言いましたが、それらを差し置いても最高に楽しい。永久に浸かっていたい。浴衣の羽織のワンポイント刺繍がかわいい。
おはようございます。2日目の朝です。明け方雨が降っていたがこの頃になると止みそうな感じになった。そして霧が出ている。朝食は7:00からですが予約時に言えばおにぎり持たせてくれるらしい。私は普通に食堂でたくさん食べて、ゆっくりスタートです。
3
8/11 8:46
おはようございます。2日目の朝です。明け方雨が降っていたがこの頃になると止みそうな感じになった。そして霧が出ている。
朝食は7:00からですが予約時に言えばおにぎり持たせてくれるらしい。私は普通に食堂でたくさん食べて、ゆっくりスタートです。
朝食は7:00からですが予約時に言えばおにぎり持たせてくれるらしい。私は普通に食堂でたくさん食べて、ゆっくりスタートです。
陵雲荘側から撮ってますが、ここで八幡沼沿いの↗️の方向へ行きます、まだまだこの辺は人が多い。
この木道歩きやすいね。去年蔵王のツルツル雨中の木道でコケまくったからビビってたけど、これなら濡れててもだいじょぶでは？
源太森方向へ。ぱったりと人がいなくなり、木道も様子がかわってきたぞ……
この後もところどころ木道が敷いてありました。これなんて花かなぁ。ここから先はほぼ人に会いませんでした。
ここら辺から茶臼岳山頂までずっと水浸しになった。雨も少し降ってきてザックカバーをつけた。
木道再び登場。濡れてる。あまり滑らないな？と思って油断してたら一度ぬるっとコケかけました。
一気に茶臼山荘の写真です。黒谷地の手前あたりでソロの方に会い、そこから先をご一緒していただきました。なので写真を撮らずここまで来たわけです。茶臼山荘ではお昼ごはんしてる方がいました。
2
8/11 11:22
一気に茶臼山荘の写真です。黒谷地の手前あたりでソロの方に会い、そこから先をご一緒していただきました。なので写真を撮らずここまで来たわけです。茶臼山荘ではお昼ごはんしてる方がいました。
少しだけ待ってたら少しだけ霧が流れて少しだけ景色が見えました。少しだけ。
白いなぁ。晴れてたらいろいろ見えるんだろうなあ。でも、気持ちよさは抜群です。
同行の方に、「来た道を戻らずに、茶臼口に降りてバスで八幡平に戻る」という私の意見採っていただきました。バス時刻までギリギリなので大急ぎです。先方様はサクサク降りられてゆきます。めっちゃ速！心の中で師匠と呼びはじめました。
2
8/11 11:42
同行の方に、「来た道を戻らずに、茶臼口に降りてバスで八幡平に戻る」という私の意見採っていただきました。バス時刻までギリギリなので大急ぎです。先方様はサクサク降りられてゆきます。めっちゃ速！心の中で師匠と呼びはじめました。
必死で師匠について行こうとしましたが、下りの道はここまでで一番急で、あっという間に師匠は視界から消えました。時々鈴の音が聞こえバックパックがチラ見えします。足を踏み外さないよう自分なりのハイペースでワシャワシャ降りました。けっこう怖かった。これは緩やかになった隙をみて1枚だけ撮った写真です。
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8/11 11:53
必死で師匠について行こうとしましたが、下りの道はここまでで一番急で、あっという間に師匠は視界から消えました。時々鈴の音が聞こえバックパックがチラ見えします。足を踏み外さないよう自分なりのハイペースでワシャワシャ降りました。けっこう怖かった。これは緩やかになった隙をみて1枚だけ撮った写真です。
バスは定刻で来ました。間に合ってよかった〜。師匠ほんとうにありがとうございました。
頂上バス停で師匠とお別れし、昼ごはんにします。岩手産の牛すじ入りの源太カレーを食べました。おいしい😋源太って田村麻呂の部下の名前らしいけど征服軍も蝦夷の皆さんもまさか未来でカレーの名になるとは思わんだろう🤤周りは観光客ばかりで汗だくなの私だけ🤤
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8/11 12:34
頂上バス停で師匠とお別れし、昼ごはんにします。岩手産の牛すじ入りの源太カレーを食べました。おいしい😋源太って田村麻呂の部下の名前らしいけど征服軍も蝦夷の皆さんもまさか未来でカレーの名になるとは思わんだろう🤤
周りは観光客ばかりで汗だくなの私だけ🤤
周りは観光客ばかりで汗だくなの私だけ🤤
休憩終了。再度登山口から、今度は八幡平頂上を目指します。登山口周辺は霧に包まれておりました。午後はずっとガスってました。
コバイケイソウ、なのか。咲いてる時に見たいね。漢字で書くと小梅�濮陝Ｆ匹瓩覆ぁ�
ツンツンした草が水の中にたくさん生えている。ミヤマホタルイ、深山蛍藺というらしい。字面かっこよすぎ。
これで無事に八幡沼を一周したことになりました。立ち去り難い思いで八幡沼を振り返ります。いつまでもここにいたい。でも進まねばならない、人生と同じように山行にもタイムリミットがあるのだから……などと思ったり。死んだらこういう天国か極楽に召されたいです。
2
8/11 13:36
これで無事に八幡沼を一周したことになりました。立ち去り難い思いで八幡沼を振り返ります。いつまでもここにいたい。でも進まねばならない、人生と同じように山行にもタイムリミットがあるのだから……などと思ったり。死んだらこういう天国か極楽に召されたいです。
アホなこと言ってないで山頂へ進みましょう。サンカヨウの実。これも実が食べれるらしい。咲いているところはまだ見たことない。サンカヨウ、山荷葉、荷葉とは蓮の葉のことだそう、風流な名前ですねぇ。
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8/11 13:42
アホなこと言ってないで山頂へ進みましょう。サンカヨウの実。これも実が食べれるらしい。咲いているところはまだ見たことない。サンカヨウ、山荷葉、荷葉とは蓮の葉のことだそう、風流な名前ですねぇ。
クルマユリも何個か咲いているのを見かけました。思ってたより小さい。前に歩いてた人が、葉っぱが車になってるのがクルマユリって言っててなるほど〜ってなった。これもサンカヨウも花がかわいいのに葉っぱ由来の名付けですね。しかしかわいいな。山のお花はみんなかわいい。
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8/11 13:43
クルマユリも何個か咲いているのを見かけました。思ってたより小さい。前に歩いてた人が、葉っぱが車になってるのがクルマユリって言っててなるほど〜ってなった。これもサンカヨウも花がかわいいのに葉っぱ由来の名付けですね。しかしかわいいな。山のお花はみんなかわいい。
なんだか山頂で揉めてるご家族がいたので滞在もそこそこに退散し沼方面に行きます。
オオシラビソ、蔵王のスノーモンスターのホネもコレなんだってね。
アザミも大きい。八幡平にいるアザミにもいろいろあるらしいけど、これはナニアザミかな。
めがね沼（ほんとうにメガネだった）、不思議な凹地などなど沼などがたくさんあった。何かの地図にこのへんは爆裂火山群って書いてあった。かっこいい。
2
8/11 14:06
めがね沼（ほんとうにメガネだった）、不思議な凹地などなど沼などがたくさんあった。何かの地図にこのへんは爆裂火山群って書いてあった。かっこいい。
無事下山🙌駐車場付近はだいぶ霧に包まれていました。ここまでお天気持ってくれてよかったなぁ。
帰りも八幡平自然散策バスに乗ります。行きも帰りも1台で7割程度の乗客数だったかな。みんな基本的に車でくるんだろうね。春日部とか川越ナンバーも見かけたよ。
3
8/11 14:35
帰りも八幡平自然散策バスに乗ります。行きも帰りも1台で7割程度の乗客数だったかな。みんな基本的に車でくるんだろうね。春日部とか川越ナンバーも見かけたよ。
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
アンダーウェア
半袖シャツ
ロングパンツ
アームカバー(大活躍)
サロモンのトレラン靴
キャップ
|
|---|---|
| 備考 | ボトルホルダー(バックパックのショルダーストラップに取り付けるもの)導入。たいへん便利。 |
感想
昨年の蔵王に続き、らくらく歩ける東北の山に来ました。ソロで来ましたが、たまたま出会った方たちのおかげで想定外に素敵な旅になりました。1日目の夜に温泉で一緒になった方(関東の方だろうか？)には、宿や八幡平のコースやレストハウスのおすすめごはんを教えてもらいながら一緒にお風呂に浸かりました。彼女のおすすめのカレーうどんは、暑すぎて断念しちゃったけど。2日目に黒谷地でお会いした岩手の方には、なんと一緒に茶臼岳に登ってくださいました。ひとり静かに過ごすのも大好きだけど、🐻の心配もあったし、これはうれしい偶然でした。私がへたくそでだいぶお荷物になってしまったと思いますが、とてもありがたかったです。今回の旅で会った人たちは地元の方も観光客もみーんな優しかった。私自身が連休中で心安らかだっただけかもしれないけど、でも本当に優しい旅でした。
ほんとは分県登山ガイドに載っている、安比高原の前森山から茶臼岳を経て八幡平に至るルートを歩きたいと思っていましたが、ひとりで歩き通すのはクマが怖くてやめました。実際今回、山の日だと言っても源太森〜茶臼岳周辺はほとんど人がおらず。紅葉シーズンにはもう少しにぎわうのでしょうか？またいつか再訪したいと思いました。
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