剱岳・八ッ峰上半



- GPS
- 47:54
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 2,190m
- 下り
- 2,187m
コースタイム
- 山行
- 2:47
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 3:55
- 山行
- 9:42
- 休憩
- 2:11
- 合計
- 11:53
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
剱沢野営場をベースに、長次郎谷~八ッ峰上半~北方稜線~剱岳と登ってきました。これ以上ない好天に恵まれ、充実の剱遠征でした。
■1日目:剱沢アプローチ
立山駅からケーブルカーとバスを乗り継いで室堂スタート。立山は望めないものの、涼しくて室堂散策はまあまあ良き。涼しいお陰で雷鳥坂の登りも快調。昨年の涸沢アプローチは暑すぎて重すぎてヤバかったので、ここが核心だと思っていたのが拍子抜け。剱沢野営場までのアプローチは翌日のウォーミングアップ的な感じとなりました。
テント設営後は、外で宴。まあまあ寒いが、ギリギリ大丈夫な感じ。時折大粒の雨が落ちてくるものの、撤収しようとすると止む繰り返しで、結構な時間外宴を楽しめました。寝不足&翌朝早いため、暗くなる前に就寝。明日の予報は良いので、楽しみでしかない。
■2日目:八ッ峰上半
ヘッデンスタートで剱沢の夏道を下り、途中から雪渓下降。長次郎谷に入ってからも情報より雪渓の状態が良く、5・6のコルに取り付く手前まで雪渓を歩きました。5・6のコルから八ッ峰上半が始まります。実は上半/下半という区切りは今回初めて知りました。出だしの数ピッチはロープを出しましたが、あとロープを使ったのは懸垂のみ。
あまり登攀スキルは必要としないので、周囲の風景を楽しむ余裕があり、足を止める毎に絶景に見入ります。源次郎尾根を裏から眺める不思議感、6峰から望む5峰の大迫力、近いようで遠い剱岳山頂、そして剱沢の全景等々。
そして北方稜線を通って剱岳登頂。山頂は賑わっており、聞こえて来るのはほぼ中国語。宇治長次郎もビックリでしょう。下山中もこれから登ってくる人と大勢すれ違いました。混雑する時間帯を避けているのかな?でも午後のガスが沸いてきて、展望は遮られてしまいました。
最後は学生時代にバイトしていた剣山荘にご挨拶。前回訪れたのは13年前。先代おやじさんはだいぶ前に亡くなられたとの事で、今は当時同じ大学生だった息子さんに代替わりしていました。どこか先代があの頃と同じように出迎えてくれるような気がしていたのですが、歳月は流れていますね。剱岳は変わらなくても、人はどんどん入れ替わっていきます。
剱沢野営場に戻ると、別山尾根班が出迎えてくれて宴の始まりです。午後のガスも晴れて剱岳がはっきりと望めます。そして雲はあるものの、星が一つまた一つと増え、テント村のランタンも全点灯、剱岳も暗闇と同化していきます。それと同じ頃に、我々も今日登った八ッ峰の夢を見始めるのでした。
■3日目:室堂下山
日付が変わった頃だろうか?大粒の雨がテントに当たり始め、一瞬目が覚めました。予報より早いな。明るくなるのを待ち、暴風雨の中、テント撤収。下山の途につきました。ザックが重いこともあり、突風が吹くとバランスを崩されます。別山乗越を越えて、雷鳥坂を淡々と下り、室堂へ登り返してゴール。
バスで室堂を出て美女平に降り立つとかなり暖かい。更にケーブルカーが立山駅に近づくと、いよいよ蝉が鳴き出してきて、誰もが下界に戻ってきた実感を持つことになります。アタック日だけが見事に晴れ、何か導かれたような山行でした。
立山吉峰温泉 ゆ〜ランド♨️
有磯海SA フードコート🍜
とんかつ あき🥩
コメント
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雪渓が安定していてよかったですね!
八ツ峰の核心は長次郎谷と北方稜線の雪渓処理と思います。私が昨年行った時は雪渓ぼろぼろ+雨☔でした😅
たかさんは最近天候に恵まれていいなあ〜〜
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