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Yamareco

記録ID: 8545690
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ハイキング
妙高・戸隠・雨飾

斑尾山 〜山に還れた、かな?〜

2025年08月13日(水) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 新潟県 長野県
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:26
距離
7.6km
登り
529m
下り
732m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:09
休憩
0:18
合計
3:27
距離 7.6km 登り 529m 下り 732m
9:17
2
スタート地点
10:49
10:50
12
11:02
10
11:12
11:20
10
11:30
11
11:41
11:42
30
12:12
12:20
24
12:44
タングラム斑尾
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
(前泊)長野駅発8:05(新幹線1390円)飯山駅着8:17、発8:50(飯山市コミュニティバス、500円)斑尾高原ホテル着9:15
タングラム斑尾発14:00(タングラムバス、600円)黒姫駅着14:25、発14:47(しなの鉄道、650円)長野駅着15:22
※飯山駅舎入ってすぐのところにバスのチケット販売機がある。
飯山駅から市営バスで斑尾高原へ。定刻の到着、すぐに歩き始める。
飯山駅から市営バスで斑尾高原へ。定刻の到着、すぐに歩き始める。
山頂は見えないが、辿る道ははっきりと。1年ぶりの登山、ゆっくり登ろう。
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山頂は見えないが、辿る道ははっきりと。1年ぶりの登山、ゆっくり登ろう。
キャンプ場めがけ下ってゆく。
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キャンプ場めがけ下ってゆく。
10分少々で登山口に到着。
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10分少々で登山口に到着。
ゲレンデ端を登ってゆく。日差し強く暑い。
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ゲレンデ端を登ってゆく。日差し強く暑い。
振り返る。まだホテルと同程度の高さ。
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振り返る。まだホテルと同程度の高さ。
45分後、高原の建物群はだいぶ小さくなってきた。
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45分後、高原の建物群はだいぶ小さくなってきた。
ゲレンデの道はまだまだ続く。
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ゲレンデの道はまだまだ続く。
斑尾高原を一望する。
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斑尾高原を一望する。
いきなりの急登。このあとは緩やかな登りが続いた。
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いきなりの急登。このあとは緩やかな登りが続いた。
ようやくリフト最上部を通過した。ずいぶん高いところまで来ている。
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ようやくリフト最上部を通過した。ずいぶん高いところまで来ている。
万坂峠分岐通過。
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万坂峠分岐通過。
斑尾山山頂到達。眺望無し。
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斑尾山山頂到達。眺望無し。
ガスらないでほしい。
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ガスらないでほしい。
大明神岳まで足を伸ばす。蝉時雨が止んで静かなひととき。
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大明神岳まで足を伸ばす。蝉時雨が止んで静かなひととき。
こちらからは野尻湖が望める。パン、ゆで卵、パックジュースを食し、戻る。
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こちらからは野尻湖が望める。パン、ゆで卵、パックジュースを食し、戻る。
再びの斑尾山。立ち止まらず下山開始。
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再びの斑尾山。立ち止まらず下山開始。
道中、高原と、
湖の両方を見渡せるポイントがあった。
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湖の両方を見渡せるポイントがあった。
タングラムスキーサーカスの最高地点。
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タングラムスキーサーカスの最高地点。
ここで万坂峠への道を分ける。
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ここで万坂峠への道を分ける。
野尻湖テラスの上段。
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野尻湖テラスの上段。
それほどはっきりとは見えない。
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それほどはっきりとは見えない。
野尻湖テラスと観光リフト終点。
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野尻湖テラスと観光リフト終点。
野尻湖テラス。リフトで続々と観光客が上がってくる。お茶したい。
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野尻湖テラス。リフトで続々と観光客が上がってくる。お茶したい。
テラスからの眺望。
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テラスからの眺望。
大群生地。人工だろうけど。
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大群生地。人工だろうけど。
タングラム全景。
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タングラム全景。
子どもたちの声が聞こえてくる。
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子どもたちの声が聞こえてくる。
振り返り、ゲレンデを見上げる。
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振り返り、ゲレンデを見上げる。
到着。3時間25分、十分ウォーミングアップになった。
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到着。3時間25分、十分ウォーミングアップになった。

感想

 昨年の8月13日、上高地に下山して以来ちょうど1年が経過した。登山を再開して以来、かくも長きにわたる「不在」は無かったけど、様々な出来事を経て山に還ってきた。
 明日は3000m級の登山を予定している。低山で暑かったが、ウォーミングアップには最適だった。斑尾高原は、若い頃、スキーでしか訪れたことが無い場所、避暑地には低いためかどこか淋しげだった。
 その斑尾高原には、前泊地、長野から新幹線で飯山駅、そして飯山市のコミュニティバスに乗ってやってきた。ここからは炎天下のもと、ゲレンデ端を登る。予想どおり厳しい時間、ブランクを意識しながらゆっくりと身体を慣らしていった。
 リフト3本を見送るとようやく登山道に入る。日陰がこれほど恋しくなるとは。息は整い、勘を取り戻した。徐々に加速してゆく。万坂峠への道を分ければ、山頂まではわずかな道のりだ。
 斑尾山山頂に眺望は無い。少し先の大明神岳まで足を延ばす。10分足らずで到達するその場所には、眼前に野尻湖が広がっていた。雲に阻まれ北信五岳の山々は望めなかったが、ここ数日の悪天を顧みれば上出来な眺望である。パンとゆで卵を一つずつ口にした。
 山頂に戻り、万坂峠への道を進む。しばらくは緩やかな下りが続く。やがてタングラムスキーサーカスの最頂部に到達した。ここからジグザクに急降下してゆく。
 本山行で最も危惧していたこと、それは下りを「普通に」こなせるかどうかだった。ゆっくりと一歩一歩踏みしめて足を前に出す。幸い、岩や石の無い穏やかな道だった。しばらくすると、こちらも勘を取り戻すことができた。バス発車時刻の1時間前到着を目指し、下降を続けてゆく。
 野尻湖テラスは多くの観光客で賑わっていた。さすがは東急系のリゾート、至る所に訪れる人への配慮が感じられる。ヤマユリの群生が疲れた身体を癒やしてくれる。一瞬、リフトに乗って下りることが脳裏を過ったが、残り40分歩行を楽しむこととした。
 予定どおり、1時間前の13時にタングラム斑尾に到着した。入浴するか迷ったが、売店で売られていた上質なシャツを購入し、リゾートでのひとときを過ごすこととした。
 いつかの、西吾妻山から猫魔に降りたときのことを思い出す。あの時も、この企業のホスピタリティの高さに感服した覚えがある。椅子に腰掛け、ぼんやりと山に来れなかった日々を思い浮かべていた。
 「シャトルバスのような路線バス」に揺られて黒姫駅に着き、しなの鉄道で長野市内に戻る。今日は昨日のホテルに連泊する。信州そばを求め、街なかに繰り出した。(つづく)

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