富士山 御殿場ルート


- GPS
- 11:38
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 2,285m
- 下り
- 2,287m
コースタイム
- 山行
- 4:28
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 4:43
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 7:02
天候 | くもり時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
よく歩かれており、危険箇所は特になし |
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
個人装備 |
半袖シャツ
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
ダウンジャケット
フリース
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
モバイルバッテリー
トレッキングポール
|
---|---|
備考 | 持って行って良かったもの: ご来光待ち時間に、ダウンジャケット、フリース バランスをとるために、トレッキングポール スマホ充電用に、モバイルバッテリー(10000mAh) 持って行けば良かったもの: ご来光待ち時間に、厚手のグローブ、使い捨てカイロ 夜間行動に、照度の高いヘッドランプ |
感想
久しぶりの富士登山です。
今回はサンシャインツアーの「夜発3日間 御殿場ルート登山フリープラン」を使いました。
https://www.sunshinetour.co.jp/fuji/index.html
登山口への行きと帰りのアクセス、山小屋予約、下山後の食事と温泉を用意してもらえるので、便利です。
1名でも催行してもらえます。
複数プランでバスを共同で利用する感じで、御殿場の登山口で降りたのは私1名でした。
■ルートについて
富士山は、これまでに吉田ルートで1度登ったことがあります。
体力的に余裕があったので、今回は御殿場ルートを選んでみました。
(マラソンを趣味にしているので、筋持久力がつきました)
御殿場ルートは長時間行動を続ける体力が必要ですが、技術的に難しいところは特にありません。
私は山小屋着13:30頃でしたが、17:00〜18:30頃に到着される方もいました。
天候リスク踏まえると、コースタイムくらいで登れる体力をつけてから、15:00頃までに終える計画が安全かなと思いました。
全体的に渋滞はなく、快適に進むことができます。
<登り>
御殿場ルートの登りは、砂利が多く前に進むのが大変です。(特に次郎坊〜新六合目)。一歩出すと砂利に足を取られて下がってくるイメージになります。
歩き方を試行錯誤しましたが、私の場合はつま先からキックステップで進む方法が一番安定しました。(使う筋肉が少し変わるのですが)
もしくは、ミッドフットで真下接地する感じでもいいのかもしれません。
途中から雨が降ってきたので、レインウェアとザックカバーをつけました。
山の天候は変わりやすいので、レインウェア・ザックカバー・行動食はすぐに取り出せるようにしていました。
晴れていれば、新六合目のあたりでお弁当を食べるつもりでしたが、雨で広げることができなかったので、カロリーメイトを食べました。
やはり、食べると回復します。
新六合目からは砂利が少なくなり、歩きやすくなります。
山小屋に宿泊し、翌日の2:00頃から山頂に向けて登山開始しました。
以前使用した吉田ルートでは、渋滞がありましたが、御殿場ルートでは渋滞がありません。
その代わり、ルートを自分で判断して歩く必要があります。
20年前にキャンプ目的で購入したヘッドランプを使ったのですが、照度が足りず、ルート外に入りかけてしまいました。
よく整備され踏まれているので、歩きにくいと思ったら、間違っています。
止まってロープなどを慎重に見つけて元に戻ります。
一度道がわからなくなったとき、外国の方に声をかけていただき、元のルートに復帰できました。
山頂では日の出時刻になっても雲でご来光を見ることができず、寒かったので、お守りだけ買って下山しました。
<下り>
山頂からの下りは滑りやすいので、小股で段差が少ないところを見つけつつ、ポールでバランスを取りながら進みます。
落石を起こさないように気を付けました。
御殿場ルートの下りの特徴の大砂走ですが、ここはどう足を運べばスムーズか最後までよくわかりませんでした。。
大砂走の最初のほうは岩もそれなりにありますので、歩いたほうが安全です。
砂地になってから、走ってみたのですが、前に踏まれているところに足を置いてしまうと、ガン!と衝撃がきて足が痛くなったので、踏まれていないところを選んで足を置くように試みました。
だんだん踏まれていないところを選ぶ集中力が持たなくなったので、走るのはやめて歩くことにしました。バスの時間に余裕があったので。
前日当日雨だったので、路面コンディションにもよるのかもしれません。
もしくはクッション性のある靴を履くとかにすると、もう少し快適にできるのかもしれません。
当日は雨と霧で視界不良でした。ルートを外さないように丁寧に歩きつつ、視界不良の大砂走を楽しむことにしました。
別世界の感じでしたが、ヤマレコアプリのルートガイドで現実的に進めました。
次郎坊の分岐のところは、地図を見ました。登山路と下山路が交差していて間違えやすいので要注意になります。
■山小屋について
7合4勺のわらじ館に泊まりました。
小屋の方がよくしてくださり、客層も山慣れた登山客メインで、快適に過ごせました。
夕食はカレーでお代わり自由です。
朝食は、小屋食か山頂で食べる行動食かを選べます。
また、タンクの飲用水も用意してくださっていました。
■装備について
ご来光を山頂で見る場合は、寒さ対策があるとよいです。ランニング用の薄手のグローブにして後悔しました。
大砂走はゲイターがあると、砂が靴の中に入ってくることを防ぐことができます。
汗冷えするので、着替えもあるとよいです。私は小屋で汗冷えで寒くなったので着替えましたが、次は登山用下着を買ってみようかなと思いました。
■天候について
晴れたり雨になったり、変わりやすいので、両方想定しておくのが確実に思います。
晴れ対策:帽子、日焼け止め、水多め(1.5リットル持って登って、足りなくなったら山小屋で買おうと思っていました。タンクの飲用水をもらえたので実際追加購入しませんでしたが)
雨対策:レインウェア、着替え、タオル、防水袋(ジップロックをたくさんもっていきました)
強風時は、やめておく・撤退が無難に思います。
■注意点
・コースが長いので、それなりに体力は必要(体の声を聴く)
・よく整備されているが、ルートを外さないように注意(変だなと思ったら止まって周りを見る)
・気象条件は変わりやすいので、空や風をよく見て、場合によっては撤退判断(安全に生きて帰るのが一番大事!)
追記:
・静岡FUJINAVIはGPSとっています。ヤマレコでもGPS記録していたので、スマホのバッテリー消費が倍になりました。大容量のモバイルバッテリーを持参するのが安心です。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する