山行記録: 比叡山・横高山・水井山《日本三百名山》

記録ID: 8558570

全員に公開

無雪期ピークハント／縦走

京都・北摂

比叡山・横高山・水井山《日本三百名山》

2004年02月09日(月) [日帰り]

滋賀県京都府

山キチどん

GPS: --:--
距離: 27.6km
登り: 1,456m
下り: 1,286m

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コースタイム

日帰り

山行: 8:11
休憩: 1:22
合計: 9:33

6:07

33分

今出川駅

6:40

6:53

19分

吉田山

7:12

13分

北白川仕伏町バス停

7:25

16分

茶山

7:41

7:48

10分

瓜生山

7:58

8:00

25分

白鳥山

8:25

40分

大鳥居

9:05

9:15

17分

ケーブル比叡駅

9:32

12分

四明ヶ岳

9:44

10:18

36分

比叡山

10:54

10:56

40分

釈迦堂

11:36

11:38

12分

横高山

11:50

11:51

23分

水井山

12:14

12:17

19分

仰木峠

12:36

35分

小野山

13:11

13:14

37分

梶山

13:51

47分

伊香立峠

14:38

14:43

9分

魚の子山

14:52

48分

宮メズラ山

15:40

還来神社

天候	晴れ
過去天気図（気象庁）	2004年02月の天気図
アクセス	利用交通機関：電車自家用車登山口：京都市交通局烏丸線今出川駅下山口：大津市伊香立途中町の還来神社アクセスを調べる my出発地登録

写真

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瓜生山(301m)山頂の祠

2004年02月09日 07:48撮影 by E990, NIKON

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2/9 7:48

瓜生山(301m)山頂の祠

ケーブル比叡駅に入る比叡山ケーブル

2004年02月09日 09:16撮影 by E990, NIKON

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2/9 9:16

ケーブル比叡駅に入る比叡山ケーブル

大比叡(848m)山頂の1等三角点「比叡山」

2004年02月09日 10:08撮影 by E990, NIKON

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2/9 10:08

大比叡(848m)山頂の1等三角点「比叡山」

延暦寺釈迦堂

2004年02月09日 10:55撮影 by E990, NIKON

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2/9 10:55

延暦寺釈迦堂

大比叡(848m)、四明ヶ岳(838m)
横高山南尾根より

2004年02月09日 11:26撮影 by E990, NIKON

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2/9 11:26

大比叡(848m)、四明ヶ岳(838m)
横高山南尾根より

水井山(794m)
横高山南尾根より

2004年02月09日 11:27撮影 by E990, NIKON

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2/9 11:27

水井山(794m)
横高山南尾根より

水井山(794m)、左手奥に比叡山(848m)
仰木峠付近より

2004年02月09日 12:29撮影 by E990, NIKON

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2/9 12:29

水井山(794m)、左手奥に比叡山(848m)
仰木峠付近より

折立山(819m)、霊仙山(750m)、奥に権現山(996m)
宮メズラ山北稜線より

2004年02月09日 15:11撮影 by E990, NIKON

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2/9 15:11

折立山(819m)、霊仙山(750m)、奥に権現山(996m)
宮メズラ山北稜線より

撮影機器：

E990 NIKON

感想

山キチどん

　先週に引き続きの京都盆地を取り囲む山の縦走路攻略に出掛けた。晴れる筈だったのに京都北部は曇って時々小雪がパラツキ遠望は利かなかった。夜明け前、烏丸今出川から歩き始め先ずは節分の追儺式で有名な吉田神社のある吉田山(121m)に立ち寄り、北白川から比叡山を目指した。標高600mを越えると雪が残り凍り付いてツルツル、アイゼンを着けようかどうしようかと思いながら歩いているうち、どうにかなりそうなのでアイゼンなしで通した。比叡山は京都・大津両方からケーブルで来ることができドライブウェイが山頂まで付いているが季節外れで誰もいなくて静かだった。
　大比叡(848m)と四明ヶ岳(838m)に分かれた山頂のうち大比叡が主峰で1等三角点「比叡山」がある。山頂域直下は天台宗延暦寺の境内、大きく分けて東塔・西塔・横川の諸房があり中心は根本中堂、その昔叡山全僧侶が集まり山門詮議が行われた場所、この他太平記に出てくる千種忠顕の戦死の地、親鸞聖人修行の地など史上有名な人々の痕跡が偲ばれる。根本中堂から4㎞余り北へ行くと玉体杉という巨木がある、叡山千日回峰行の行者が必ず立ち止まり南西方向に見える御所を遥拝する場所との説明があった。千日回峰行は叡山の山域を1日30㎞、千日の間毎日歩き、更に京都市内84㎞を1日でまわる「京都大回り」、9日間断食断水不眠不臥で明王堂に篭る「堂入り」を行う荒行で今も続き戦後満行したのは僅か12人。満行すれば大阿闍梨の尊称が贈られ、御所に土足で参内するという伝統があり今も受け継がれている。
　比叡山の北尾根の横高山(767m)、水井山(794m)、大尾山(だいおさん・681m)を縦走し大原三千院に下る計画だったが、最後の大尾山でまだ13時過ぎだったので更に北の“魚の子山(552m)”と“宮メズラ山(560m’)”という奇妙な名前の山に分け入ることにした。この先地図に登山道の表記はなく危ぶまれたが、微かな踏み跡と時々出てくる赤テープを頼りに比良山系南端で接する滋賀県伊香立途中町に下り立った。歩行距離28.2㎞、9時間半の長丁場を終えた。下りたところにあった還来(もどろき)神社に参拝し、来合わせていた京都に住む小母さん二人と話が纏まり京都市内まで車に乗せてもらうことができかなり早く帰ることができた。

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