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Yamareco

記録ID: 8605695
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

【日本三百名山 #193-196】安平路山、越百山、南駒ヶ岳、空木岳(大平宿→菅ノ台)

2025年08月23日(土) 〜 2025年08月25日(月)
 - 拍手
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
28:57
距離
39.4km
登り
2,808m
下り
3,108m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:31
休憩
1:02
合計
7:33
距離 14.0km 登り 1,244m 下り 235m
8:25
49
11:04
11:34
79
12:53
12:58
32
13:30
89
14:59
15:00
32
15:32
15:37
3
15:40
15:54
4
2日目
山行
14:20
休憩
1:41
合計
16:01
距離 14.3km 登り 1,618m 下り 974m
5:41
5:42
62
6:44
7:00
73
8:13
8:14
143
10:37
10:55
119
12:54
13:13
4
13:17
90
14:47
39
15:26
15:44
78
17:02
17:25
3
17:28
3
17:31
17:32
75
18:47
18:48
15
19:03
42
19:45
19:48
105
21:33
7
3日目
山行
4:44
休憩
0:34
合計
5:18
距離 11.2km 登り 124m 下り 2,067m
6:49
7:01
5
7:06
7:10
23
7:33
18
8:29
8:30
19
8:49
5
8:54
8:59
37
9:36
7
9:43
22
10:05
10:06
31
10:37
20
10:57
14
11:11
11:21
4
天候 1日目:晴れ時々曇り
2日目:晴れ一時雨
3日目:晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
【行き・8/22-23】
🚃 立川(14:22)→上諏訪(16:14)JR中央本線/特急あずさ29号・松本行
🚃 上諏訪(16:28)→飯田(19:13)JR中央本線・飯田線/普通列車・豊橋行
🏨 飯田で前泊
🚕 大平宿まで約45分、8300円(迎車料金200円込み)飯田タクシー
※ タクシーは現金のみ(大平宿が携帯電話圏外のため、決済端末が通信不可)

【帰り・8/25】
🚌 菅の台バスセンター(13:55)→駒ヶ根駅前(14:08)伊那バス/駒ヶ岳ロープウェイ線・駒ヶ根駅前行
🚃 駒ヶ根(14:40)→岡谷(15:55)JR飯田線/普通列車・茅野行
🚃 岡谷(16:06)→立川(18:19)JR中央本線/特急あずさ44号・新宿行
※ 駒ヶ根駅ではクレジットカード利用不可。現金のみ(窓口業務はJR東海ではなく、業務委託されている自治体がおこなっているため)
コース状況/
危険箇所等
※ 特段の注意を要するところのみ記す
【摺古木自然園休憩舎〜安平路山】
笹藪深いが、所々藪がないところ、そして、足下の道ははっきりしていて笹が生えておらず、両側の笹が上から覆い被さっているだけ。そのため、上半身と腕で笹をかき分けていくだけで歩いて行ける。

【摺古木自然園休憩舎〜奥念丈岳】
安平路山までの区間よりも笹が深くなる。また、足下、古い道が残っている場合もあるが、すぐに見失ってしまいがち。足下から笹が生えていて、全身で笹藪と格闘することになる。おまけに、アップダウンの連続。急登もある。ぬかるみもある。特に浦川山〜袴腰山の区間が特に猛烈。その他の区間も猛烈だが。
道が分からないので、常にヤマレコアプリで現在地と方向の確認が必要。
その他周辺情報 【下山風呂】
こまくさの湯
https://komakusanoyu.com
菅の台バスセンターから徒歩で約5分
ザック置き場は玄関。館内へは持ち込めない。

【下山メシ】
お食事処 すが野
https://tabelog.com/nagano/A2006/A200602/20001704/
こまくさの湯とバスセンターの間。
上諏訪駅始発の飯田線直通普通列車に乗り込みます。高速バスがあまり好きじゃない自分はできるだけ鉄道で移動。
顔はJR東日本でもよく見る211系に似ていますが、こちらは213系。一番大きな違いは、211系の3ドアではなく、2ドア。
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上諏訪駅始発の飯田線直通普通列車に乗り込みます。高速バスがあまり好きじゃない自分はできるだけ鉄道で移動。
顔はJR東日本でもよく見る211系に似ていますが、こちらは213系。一番大きな違いは、211系の3ドアではなく、2ドア。
飯田駅前の〆清で、郷土料理の「おたぐり」を頂きます。
馬のモツ。
飯田駅前の〆清で、郷土料理の「おたぐり」を頂きます。
馬のモツ。
大平宿。全戸集団移住して廃集落となったが、建物は維持管理されている。
大平宿。全戸集団移住して廃集落となったが、建物は維持管理されている。
1日目 8:25
集落の中の1つ、水道屋。ここからスタート。トイレあり(虫が凄く多かったが)
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1日目 8:25
集落の中の1つ、水道屋。ここからスタート。トイレあり(虫が凄く多かったが)
最初は舗装された道だが、最初の間だけ。
最初は舗装された道だが、最初の間だけ。
ダート道をてくてく。
ダート道をてくてく。
ゲートに到着。車が入れるのはここまで。
タクシーは悪路につき、入れない(入らない)。
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ゲートに到着。車が入れるのはここまで。
タクシーは悪路につき、入れない(入らない)。
長い林道をてくてく。
長い林道をてくてく。
摺古木山自然園休憩舎の手前100mほどにトイレ
摺古木山自然園休憩舎の手前100mほどにトイレ
1日目 11:06
摺古木山自然園休憩舎に到着。
1日目 11:06
摺古木山自然園休憩舎に到着。
休憩舎を出発していきなり笹が深くなる。
林道とのギャップが激しい。
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休憩舎を出発していきなり笹が深くなる。
林道とのギャップが激しい。
まだこの区間は笹が深くないところもそれなりにある。
まだこの区間は笹が深くないところもそれなりにある。
途中、周囲の山々が見える。
途中、周囲の山々が見える。
1日目 13:30
摺古木山に到着。展望無し。
1日目 13:30
摺古木山に到着。展望無し。
徐々に徐々に笹が深くなるが、まだこの区間は足下の道はあって、上から笹の葉が覆い被さっているだけなので、歩きやすい。
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徐々に徐々に笹が深くなるが、まだこの区間は足下の道はあって、上から笹の葉が覆い被さっているだけなので、歩きやすい。
1日目 15:00
白ビソ山
1日目 15:00
白ビソ山
1日目 15:31
安平路避難小屋に到着。
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1日目 15:31
安平路避難小屋に到着。
小屋の入口の扉は壊れていて、すぐに土間。
ヒカリゴケが生えているとのこと(地面の緑のコケがそうだと思う)。奥の扉をあければ、部屋に入れる。
小屋の入口の扉は壊れていて、すぐに土間。
ヒカリゴケが生えているとのこと(地面の緑のコケがそうだと思う)。奥の扉をあければ、部屋に入れる。
避難小屋の中。
散らかっていたマットやシュラフを片付けて、掃除して、やっと綺麗になったあと。
避難小屋の中。
散らかっていたマットやシュラフを片付けて、掃除して、やっと綺麗になったあと。
水場は小屋から安平路山方向に登山道を少し進んだところにある標識を入る。ただし、標識、半分笹に埋もれているので、見落とさないように。
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水場は小屋から安平路山方向に登山道を少し進んだところにある標識を入る。ただし、標識、半分笹に埋もれているので、見落とさないように。
沢沿いを下っていくと水場。水量はそれなりにあるが、パイプが刺さっていたりするわけではないので、汲むには一苦労。
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沢沿いを下っていくと水場。水量はそれなりにあるが、パイプが刺さっていたりするわけではないので、汲むには一苦労。
2日目 5:36
安平路避難小屋を出発。
寝坊してスタート遅れる。ここから誤算の始まり。
2日目 5:36
安平路避難小屋を出発。
寝坊してスタート遅れる。ここから誤算の始まり。
笹の中を登っていく。
写真で見ても分かるようにまだ道筋はわかりやすい。
笹の中を登っていく。
写真で見ても分かるようにまだ道筋はわかりやすい。
2日目 6:45
安平路山に到着。
2日目 6:45
安平路山に到着。
笹藪が更に一層深みを増す。
足下にも笹が生えているので、足を進めるのも難しいときも。
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笹藪が更に一層深みを増す。
足下にも笹が生えているので、足を進めるのも難しいときも。
これでも、所々、古いかつての道が足下にあったりする。そういうところは、足下の笹があまり生えておらず、胸元の笹をかき分ければよいので、幾分歩きやすい。ただし、この古い道、すぐに見失いがち。
これでも、所々、古いかつての道が足下にあったりする。そういうところは、足下の笹があまり生えておらず、胸元の笹をかき分ければよいので、幾分歩きやすい。ただし、この古い道、すぐに見失いがち。
振り返って、安平路山。
振り返って、安平路山。
浦川山から袴腰山の間が一番苦労した。
袴腰山への登り。笹をつかみながらの急登。
袴腰山のピークは写真の斜面を登り切った、更にもう1つ奥の方なのだが、この写真を撮ってから1時間半弱かかってしまう、、、
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浦川山から袴腰山の間が一番苦労した。
袴腰山への登り。笹をつかみながらの急登。
袴腰山のピークは写真の斜面を登り切った、更にもう1つ奥の方なのだが、この写真を撮ってから1時間半弱かかってしまう、、、
笹藪との格闘を続けて、、、もう何でこの写真を撮ったか分からない。下り斜面で笹に足を滑らせ、思いっきり顔面からこけて、メガネのレンズが取れてしまったり(なんとか戻した)、笹に埋もれていて目立たなかった深いぬかるみに両足を突っ込んでしまったり、朝露のために着ていたレインウェアが、これも同じく笹に隠れていた倒木の枝に引っかけてしまい破れてしまったり、、、もう散々。
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笹藪との格闘を続けて、、、もう何でこの写真を撮ったか分からない。下り斜面で笹に足を滑らせ、思いっきり顔面からこけて、メガネのレンズが取れてしまったり(なんとか戻した)、笹に埋もれていて目立たなかった深いぬかるみに両足を突っ込んでしまったり、朝露のために着ていたレインウェアが、これも同じく笹に隠れていた倒木の枝に引っかけてしまい破れてしまったり、、、もう散々。
2日目 12:42
奥念丈岳に到着。
ここまで7時間、、、計画が甘かった。3時間の超過。体力も大幅に消耗。雷雨の予報も出ていることから、ここで越百小屋に素泊まりで泊まらせてほしい旨、連絡するも、冷たくお断り(この後違う番号から、越百小屋だが、という伝言メッセージが入ったのでかけ直したのだが、この電話に掛けてきたのはなぜだ、今、別の電話を待っているところだから切る、といわれる一方的な対応)。代わりに空木駒峰ヒュッテに到着が遅くなる旨、連絡。
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2日目 12:42
奥念丈岳に到着。
ここまで7時間、、、計画が甘かった。3時間の超過。体力も大幅に消耗。雷雨の予報も出ていることから、ここで越百小屋に素泊まりで泊まらせてほしい旨、連絡するも、冷たくお断り(この後違う番号から、越百小屋だが、という伝言メッセージが入ったのでかけ直したのだが、この電話に掛けてきたのはなぜだ、今、別の電話を待っているところだから切る、といわれる一方的な対応)。代わりに空木駒峰ヒュッテに到着が遅くなる旨、連絡。
奥念丈からは笹が刈り入れされていて、とても快適。途中、えげつない急登があるが、なんとかクリア。
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奥念丈からは笹が刈り入れされていて、とても快適。途中、えげつない急登があるが、なんとかクリア。
ずっと笹藪と格闘してきたから、ハイマツ帯はなんだか新鮮な気持ちになる。
ずっと笹藪と格闘してきたから、ハイマツ帯はなんだか新鮮な気持ちになる。
2日目 14:48
南越百山。
南越百山からの道は、ハイマツの枝が張りだしていて、なかなか歩きにくい。笹の次はハイマツ、、、
2日目 14:48
南越百山。
南越百山からの道は、ハイマツの枝が張りだしていて、なかなか歩きにくい。笹の次はハイマツ、、、
2日目 15:30
越百山。
実は、ただの分岐標だと思いこんでしまい、一度通り過ぎて、すぐ先にあるここよりほんの少し高い所に行ってしまったが、そこに山頂標はなし。引き返してきて写真を撮った。
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2日目 15:30
越百山。
実は、ただの分岐標だと思いこんでしまい、一度通り過ぎて、すぐ先にあるここよりほんの少し高い所に行ってしまったが、そこに山頂標はなし。引き返してきて写真を撮った。
奥に見えるピークが安平路山。
遠い、、、よく歩いてきた。しかし今日はまだある。
奥に見えるピークが安平路山。
遠い、、、よく歩いてきた。しかし今日はまだある。
仙涯嶺に向けて歩く。
仙涯嶺に向けて歩く。
雷鳥に出会う。
2日目 17:05
仙涯嶺に到着。
山頂標は最高点から南駒ヶ岳方向に少し下ったところ。
2日目 17:05
仙涯嶺に到着。
山頂標は最高点から南駒ヶ岳方向に少し下ったところ。
仙涯嶺から見る、南駒ヶ岳。
仙涯嶺から見る、南駒ヶ岳。
南駒ヶ岳への登り返しで振り返って、仙涯嶺とかなとこ雲。
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南駒ヶ岳への登り返しで振り返って、仙涯嶺とかなとこ雲。
夕日に照らされたかなとこ雲
夕日に照らされたかなとこ雲
2日目 18:55
南駒ヶ岳に到着。水もほとんどなくなってしまい、体力も厳しいが、まだ精神的な気力はある。
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2日目 18:55
南駒ヶ岳に到着。水もほとんどなくなってしまい、体力も厳しいが、まだ精神的な気力はある。
2日目 19:46
赤椰岳通過
2日目 19:46
赤椰岳通過
2日目 21:40
ようやく空木駒峰ヒュッテに到着。
小屋番さんの手書きのメッセージ(お静かに!という注意書きも)にほっと一息。
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2日目 21:40
ようやく空木駒峰ヒュッテに到着。
小屋番さんの手書きのメッセージ(お静かに!という注意書きも)にほっと一息。
3日目
空木駒峰ヒュッテから見る日の出
3日目
空木駒峰ヒュッテから見る日の出
昨夜の睡眠時間は短く、疲れも抜けきっていない。おまけにレインウェアを破いてしまっているのに、この日の午後もそれなりの確率で雨予報。
駒峰ヒュッテから見るこの景色、またもう一度見たいと思い、縦走はここで止め、下りることにする。
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昨夜の睡眠時間は短く、疲れも抜けきっていない。おまけにレインウェアを破いてしまっているのに、この日の午後もそれなりの確率で雨予報。
駒峰ヒュッテから見るこの景色、またもう一度見たいと思い、縦走はここで止め、下りることにする。
とはいえ、昨晩はスルーした空木岳には行っておこう。
とはいえ、昨晩はスルーした空木岳には行っておこう。
滝雲がまるで龍のよう
滝雲がまるで龍のよう
3日目 6:51
昨夜は山頂標も探さずに素通りした空木岳の山頂標。
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3日目 6:51
昨夜は山頂標も探さずに素通りした空木岳の山頂標。
山頂から見る駒峰ヒュッテと、空木平。ガスがどんどん流れてくる。
山頂から見る駒峰ヒュッテと、空木平。ガスがどんどん流れてくる。
駒峰ヒュッテに戻ってきた。
駒峰ヒュッテに戻ってきた。
木曽駒、またのリベンジ。
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木曽駒、またのリベンジ。
尾根筋ルートから下山。
尾根筋ルートから下山。
空木岳の山頂と、駒峰ヒュッテはすっかりガスの中。
空木岳の山頂と、駒峰ヒュッテはすっかりガスの中。
3日目 7:33
駒石。でかい。
3日目 7:33
駒石。でかい。
さらば空木。またくるよ
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さらば空木。またくるよ
空木平からの道を合わせるとひたすら樹林帯の下り。
空木平からの道を合わせるとひたすら樹林帯の下り。
大地獄のあたりだったかな。
全般的に、階段や梯子がよく整備されているが、技術的に難易度高いところも。
大地獄のあたりだったかな。
全般的に、階段や梯子がよく整備されているが、技術的に難易度高いところも。
マセナギまではそれなりに岩や木の根が多い道だったが、そこからはとても楽。
マセナギまではそれなりに岩や木の根が多い道だったが、そこからはとても楽。
池山尾根の水場
冷たくて美味しい。
そして、たまにすごい勢いで水が出てくる。
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池山尾根の水場
冷たくて美味しい。
そして、たまにすごい勢いで水が出てくる。
3日目 10:56
林道終点
3日目 10:56
林道終点
3日目 11:51
空木岳登山口まで下りてきた。
ここからはほとんどが車道歩き。
3日目 11:51
空木岳登山口まで下りてきた。
ここからはほとんどが車道歩き。
3日目 12:01
菅ノ台バスセンターに到着。
3日目 12:01
菅ノ台バスセンターに到着。
下山メシ。
駒ヶ根といったら、ソースカツ丼。
桃鉄で、駒ヶ根と言ったらソースカツ丼とすり込まれた世代。
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下山メシ。
駒ヶ根といったら、ソースカツ丼。
桃鉄で、駒ヶ根と言ったらソースカツ丼とすり込まれた世代。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ テント テントマット シェラフ

感想

日本三百名山 193座目〜196座目は中央アルプスの中部。中央アルプス自体は、北部の経ヶ岳と、南部の南木曽岳をすでに登っているが、この中部エリアはまだ登っていない。しかも、三百名山が集中して集まっているエリアでもあるので、かねてから一気に縦走する計画を作ってあった。予定では、大平宿スタートで、安平路山、越百山、南駒ヶ岳、空木岳そして木曽駒ヶ岳の5つの三百名山の1回の縦走で制覇することになっていた。安平路山から先のかの笹藪エリアも困難であることは認識していたし、田中陽希さんの一筆書きチャレンジでも通過し、映像でも確認はしていたし、心構えはできていた。

さて、今年は三百名山チャレンジの200座目達成が目の前に来ている中、仕事がかなりある状態。天気との相性もあるので、登れるうちに登って、なるべく早く200座に近づけたい。そんな中、とある仕事のスケジュールが後ろにずれ込み、ギリギリなんとか休みが取れそう。ということで、中央アルプス制覇計画を発動させた。といっても、前から計画は作ってあって、何回も確認、修正は加えていたので、特に不安はなかった。ただ、らくルート上の時間と、山と高原地図の時間の比較だけはちゃんとやっておけば良かった、後の祭り。

実際の登山の様子は、コースタイムや写真を見ていただくことにして、やはり安平路山〜奥念丈岳の区間がひどかったし、疲れたし、後悔。良い経験にはなったと思うが、次に同じように藪漕ぎするときには、荷物はできるだけ軽くして、コースタイムはらくルートを信じず、山と高原地図にすべきとは今回の教訓。(ちなみに、安平路山〜奥念丈岳の区間は、山と高原地図では6時間なのに対して、らくルートでは3時間37分!どういうこっちゃ)

結果、駒峰ヒュッテへの到着が大幅に遅れ、疲労も抜けきれないし、レインウェアも破れてしまったので、途中下山することになった。

とはいえ、駒峰ヒュッテの小屋番さんの心遣いにはとても救われたし、ヒュッテのテラスから見る中央アルプス中央部の北半分の景色はとても格別だった。これは是非、再訪して良いお天気の下、のんびりとビールを飲みたい。これはこれでまた再訪する理由が1つ増えたので、途中下山は結局的に良かったのかも。

もともと予定になかった駒ヶ根のソースカツ丼も食べられたし。初期の桃鉄をやりこんだ人間としては、憧れの地域グルメです。

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訪問者数:99人

コメント

南アルプス最南部の縦走、大変お疲れ様でした。登山者の立入りが少ないエリアので大変苦労された様子を拝読させていただきました。それだけに達成感もあろうかと推察致します。いつかは歩いてみたいコースなので、今後の参考にさせていただきます。貴重な体験情報をありがとうございました。
2025/8/26 19:19
誤植「中央アルプス」でした。
2025/8/26 19:21
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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