静岡百山の長九郎山と婆娑羅山、ついでに烏帽子山


- GPS
- 03:10
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,423m
- 下り
- 1,435m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
この日は奥深い山ほど天気が崩れる予報。無理に高い山を目指さず、6月に訪れた静岡百山の続きを歩くことにした。今回の目的は、長九郎山・婆娑羅山の二座。いずれも特徴が異なり、ちょっとしたトレーニングにもなる。
1回目 長九郎山
最初は長九郎山。21世紀の森の駐車場に車を停め、宝蔵院の静かな境内を抜けて遊歩道へ。
事前情報では緩やかなアップダウンとのことだったので、今回はトレラン寄りの軽装で挑戦。走ることを意識して進む。
道はよく整備されていて、ところどころバラ科の植物の棘に引っ掛かりながらも走りやすい。樹林帯が続き、展望はあまり開けないが、山頂には展望台があり、そこからは里山の穏やかな風景が広がっていた。汗ばむ程度の気温で、ちょうどいいウォーミングアップになった。
2回目 婆娑羅山
次は婆娑羅山。道脇の小さなスペースに車を停め、いざ登山開始。
序盤から道はやや不明瞭で、崩れている箇所もあり慎重に進む必要がある。
傾斜は想像以上に急で、息が上がり、脚もじわじわと重くなる。蜘蛛の巣が多く、ストックで払いながら登ったが、それでも顔に何度もまとわりついた。下山した時には体中が蜘蛛の巣だらけで、まさに「山と格闘」した感覚だった。
山頂は木々に囲まれて展望はなく、ピークハントといった印象が強い。人を選ぶ、マニアックな山だった。
途中の道の駅で休憩。豚丼を注文したところ、トッピングのワサビが意外にも豚肉と相性が良く、疲れた体にスッと辛味が抜けていった。
3回目 烏帽子山
最後は烏帽子山。ここは以前、曇り空で展望が望めず諦めた場所だ。今回は天気が回復してきたので、リベンジ登山とした。
手前の神社に車を停め、急な階段をダッシュ気味に駆け上がる。途中で息が上がるが、上に行くほど期待感も高まる。
山頂に着くと、視界が一気に開けた。遠くの山々はまだ雲に隠れていたが、海岸線までしっかり見渡せる絶景。風が心地よく、汗ばんだ体を冷やしてくれた。
まとめ
今回は、静岡百山の中でも比較的低山をまとめて歩くことができた。
整備された道あり、急登あり、蜘蛛の巣との戦いありと、コンディションはさまざまだったが、こうした小さな山々を巡ることで、地元の自然や食の魅力に触れることができた。
次回は、もう少し天候の安定した時期に、残りの山々も制覇していきたい。
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