やっと行けた北鎌・槍ヶ岳(中の湯から)


- GPS
- 23:53
- 距離
- 50.3km
- 登り
- 5,223m
- 下り
- 5,323m
コースタイム
- 山行
- 10:42
- 休憩
- 1:41
- 合計
- 12:23
- 山行
- 10:12
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 11:29
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
🚕上高地BT→中ノ湯@4600円 |
その他周辺情報 | ♨️中の湯温泉旅館@800円 ※15時まで |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
感想
槍ヶ岳山頂で景色を見たときに、一際目を引く北鎌独票の峻厳な佇まい。登山史に名を残すそれは、ミーハーな自分にとって一度は登りたいルートのひとつ。北鎌尾根は登山地図にルート記載のないバリエーションルート。ヒリヒリするような登山は好みではない。十分通用する実力をつけてから挑みたいが、他人と登山することがないので自分の力量がわからず、なかなか気持ちが向かなかった。沢登り経験を積んだし、厳冬期のカチカチ槍穂先も複数回登った。そろそろ挑戦しても良い頃ではないかと思い立った2025夏。登山初めて17年も経ったらしい。
8月最後の週末、快晴予報を確認してヒュッテ大槍に予約を入れる。リスク低減のための小屋泊まり。初日は岩慣らしで、西穂・奥穂から槍ヶ岳まで繋ぐ。岩稜歩きの感覚を思い出しつつ適度な緊張感。天使のいなくなったジャンを通過すると、ジャンに向かう人とたくさんスライドしつつ奥穂はさらにたくさんの人だかり。人混みから逃げるように一気に下って穂高岳山荘。
サクッと稜線繋いで北穂。北穂小屋では缶ジュース300円据え置き価格でCCレモン。大キレットはガラガラ石落としそうで、今日の行程で1番気を遣う。南岳の要塞ドームを正面突破して南岳山頂。西から雲湧いて今日はもうダメかと思ったが、大喰岳着く頃には雲抜けて槍の端正なシルエット。穂先が渋滞しているのが見えたので今日はパスしてヒュッテ大槍チェックイン。
ヒュッテ大槍イチオシのつけ麺ランチ。するする入って食べやすく美味い。夕食までやることなく昼寝、浅い眠りでうとうとして気がつくと夕食30分前。楽しみにしていた夕食だったが、昼食後は寝ていただけでお腹が空いていなく、ご飯大盛+パスタ大盛で〆お腹いっぱい。夕食ワインの助けもあってか昼寝に続き眠りについた。
2時少し前に出発、風がゴーゴー鳴っていたが、少し降ると東鎌は無風で暑く半袖・短パン。水俣乗越から沢筋を下降する、浮いている石しかなく歩くたびにガラガラ石が落ちる。結構大きい石も転がる急傾斜。本日の核心といっても過言ではない。パーティーだと通過に時間かかりそう。傾斜が緩くなると巨岩が目立つようになりルート安定。沢登りで慣らした歩行技術でサクサク駆け降りて北鎌沢出会い。
北鎌沢入るといきなりの超急登。『右右右左』の呪文をえながら喘ぎのぼる。左俣出会いの右はわかったが、その後の右がどこだかわからないうちに稜線が見えてくる。最初から最後まで超急登で清々しい。左に入ったつもりはないがドンピシャで北鎌のコルに着地。稜線ヤセ尾根はルート明瞭、導かれて天狗の腰掛。独票の基部まで進み、初めての北鎌なのでセオリー通りのトラバースルートは踏み跡は明瞭。逆コの字を通過してその先で独票目指して進路を上に。岩登り調になり、途中錆びたハーケンが2本打ってある箇所から登ろうとしたがかなり難しい。やめて1つ隣の岩窪みに回り込んで1段登ると、独票の窓が見えて一安心。窓を潜ると間も無くで北鎌独票。
独票で一人追い抜き先を行かせてもらうと、その先は穂先まで誰にも会わずラッキー北鎌。稜線通しを行けというので、稜線の真芯を行こうとするが、割と1段下を巻いていることが多い。ルーファイ快調で順調に距離を伸ばしP15、見たかった『諸君頑張れ』プレートを発見して力をもらう。北鎌平まで進むともう槍が近い。
巨岩帯を進みラストは岩登り。早く登り切りたい気持ちと、終わってしまう寂しさが混じりあう。1手1手を大切に噛み締める。最適と思われるルートを進むとチムニーに導かれ今日のルーファイは100点満点。チムニー登ると山頂の人と目が合う、歓声に迎えられ山頂祠の横に登り上げた。17回目の槍ヶ岳、自分に合ったファストハイクスタイルで完登できた北鎌。ヒリヒリするような場面に出くわすことがなかった、ということは力量十分だったんだろう。でも2度目はないかなぁ…(水俣乗越から下降したくないw)
槍ヶ岳山荘でトレランスタイルにチェンジ。まだまだ余力たっぷりで槍沢駆け下りて2時間で横尾。林道ジョグで徳沢園でソフトクリーム、小梨平食堂でサバ味噌定食食べて上高地バスターミナル。タクシー乗り場向かうと待ち時間ゼロで乗車できて中の湯に帰還した。
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