斜里岳(清岳荘より新道ピストン)


- GPS
- 08:22
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 1,105m
- 下り
- 1,105m
コースタイム
天候 | 麓は晴、山腹から上は雲のなか |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
車中泊は確か五百円くらい。トイレ協力金百円(1回ではなく1日!)、建物内にある綺麗な水洗トイレ。 自販機あるけどコーラだけ売店。350ml170円!!聞き間違いかと思った。カップラーメンやビール等、山小屋価格ではなくてビビる。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
渡渉は落ち着いて探せばピンクテープあり。水ポチャはやむなし。絶対濡れたくなかったが一回落ちた。くっそ~ |
その他周辺情報 | 斜里の街にも近く色々あり。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
笛
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
スマートフォン
スマートウォッチ
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
モバイルバッテリー
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感想
トムラウシから中1日空けての斜里登山。
11年前にトライしたときは、二泊したものの雨で登山道閉鎖、結局登れなかった。今回も天気は良くないが、前回ほど強く降り続いてもいない。
11年前と同じ場所で車中泊し目覚めると、麓は晴れている。なのに心は晴れずなんだか憂鬱。。トムラウシの百倍はマシな道で清岳荘到着するも気分は変わらず。駐車代金を払い、おトイレを借り、お社で安全祈願。
こういうのって、グローバルスタンダードな宗教とはだいぶ違う。だけどほとんどの日本人の精神に息づいてる感覚だと思う。木にも石にも、もちろん山にも神はいるらしい。だから何にでもお賽銭して拝む。ちなみに私は神道。その日は無性に登山したくなかったから、無事下山を入念に祈念。
そして始まった登山道。案の定、前日までの小雨で水は想像よりかなり多い。半泣きで渡渉を繰り返していると、おっさんが私を抜かしていく。そう無言で。皆さんご存知のとおり、え、知らんって?私は無言で抜いてく奴が大嫌いなんです。
そんな奴どーでも良いのに、すぐ目の前を歩かれると、なんとなくその後をついていってしまう。するとどうやら、この大嫌いな沢の道を、おっさん間違えたらしい。
気づいた途端、川の音が怖くて鳥肌。スマホで道を確認し、オロオロ戻ろうとした瞬間、後続の方が「わざとじゃないなら、道はこっちですよー」と大声で教えてくれる。先行してったおっさんは見えないしまあいいか。自信満々で(そして無言で)抜いてったんだからそのうち気づくだろ。
呼び戻してくれた方へ深々と感謝しルート復帰。私にはその方が神のご利益に見えたね。道を間違えることも、それを瞬時に呼び戻されることも、そんなにないでしょう。ありがとう山の神!
とはいえ登山道はしんどい。神仏のご利益でなだらかになったりはしない。展望があればまだいいだろうけど。終始気乗りしないままなんとか登頂、最後まで真っ白。なんだったんだろう、、としんみりする。やっぱり晴れがいいよねー登山って。
下山は朝より若干水は減ってる。でもやっぱり渡渉は嫌だ。半泣きのまま下山。今回登る予定の北海道4座の中で一番楽なはずの斜里、楽だなんてとんでもない。楽な登山なんかありませんな。
とりあえず無事に下山はできた。その二日後、幌尻の林道が災害レベルの大雨で通行止めになり、登ることなく断念したのはまた別のお話。
そこでもやっぱり、引き返してきた先行車の方のアドバイスでリタイヤを決意。その後通行止めになったので、進んでたら下山できない可能性もあった。しかもその方、同郷名古屋の方だった!
これにもやはり、浅からぬ因果を感じ、辞めるが吉と納得。
そういうわけで遠い北海道での登山は、今回ここでおしまい。デカすぎる課題を残しちゃったな~。。
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