槍ヶ岳


- GPS
- 24:48
- 距離
- 37.7km
- 登り
- 1,723m
- 下り
- 1,528m
コースタイム
- 山行
- 3:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:00
- 山行
- 8:41
- 休憩
- 2:47
- 合計
- 11:28
- 山行
- 9:29
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 10:13
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
感想
快晴の天気の中、登山ツアーに参加して、北アルプスの槍ヶ岳に登ってきました。
なぜ登山ツアーに参加したかというと、2連泊での山小屋の予約が取れなかったからです。
最近は、山小屋の予約がとにかく取りにくくなりました。特に土日がらみで2連泊以上の山小屋の予約を取るのは結構大変です。7月中旬に登山ツアー会社のホームページを見ていたら、たまたま空きが出ていたので早速申し込みました。
2泊3日の山小屋泊のツアーで、1日目は、新宿駅から松本駅まで特急で移動し、バスで上高地バスターミナルまで行ってスタート。横尾山荘に泊まり。
2日目は横尾山荘から槍ヶ岳山荘まで登って、その日に槍ヶ岳の山頂まで登って槍ヶ岳山荘に宿泊。
3日目は、槍ヶ岳山荘からひたすら上高地バスターミナルまで下山し、バスで日帰り温泉に連れて行ってもらって、そこからバスで松本駅まで送ってもらい、松本駅から特急で新宿駅へ戻る行程。
2日目に横尾山荘からスタートして槍ヶ岳の山頂まで登り、翌日は槍ヶ岳山荘から上高地まで一気に下山するツアーとしは結構ハードな日程でした。
しかし、快晴の天気の中、雲一つ無い槍ヶ岳を眺めながら登ることができ、また、朝陽が差して来たほんの一時だけ現れるオレンジ色に輝く槍ヶ岳も見ることが出来て、今回も感動の多い登山となりました。
ただし、樹林帯を過ぎ、陽に照らされると2000mは超えていても途中のグリーンバンド広場までは風が全く吹かず、とにかく暑いので熱中症には要注意です。塩分チャージを舐めたり、多めの水分を補給が必須です。
私も危うく熱中症になりかけましたが、グリーンバンド広場手前の水場で、冷たい水でタオルを冷やして顔に当てたり、首にタオルを巻いたり、冷たい水を飲んだりして、何とか乗り切りました。
この水場以降は風も吹いてくるので結構涼しくなることに加え、槍ヶ岳もバッチリ見えてくるので、相変わらず陽が照っていても、モチベーションもアップしているので、暑さの中、槍ヶ岳山荘までの急登を何とか登り切ることができ、槍ヶ岳の山頂に無事に立つとこが出来ました。
(詳細)
上高地バスターミナルからスタート。ここで0.5リットルの水を補給。気温は25℃湿度は55%。横尾山荘までは、ほぼ日陰なので、割と涼しい中を歩くことができました。途中の徳沢園ではコーヒフロート(500円)をいただきました。
1泊目に泊まった横尾山荘は、寝るところが二段ベットになっており、1人ひとりの区画も割と広く、なんと言っても山小屋にしては広めの大浴場があってグッド。(ただし石鹸は使用不可)。夕食に出たチキンソテーもとても美味しかったです。
2日目は4時半スタート。横尾山荘では0.5リットル水を補給。山荘から2時間ほど歩くと槍沢ロッジ。ここでまた0.5リットルの水を補給。次のグリーンバンド休憩場手前の水場までは少し距離があるので、ババ平では1.5リットル分の水を補給。
大曲分岐付近までは、ほぼ樹林帯なので涼しかったのですが、そこから先は陽を遮るものが全くなく、風も無くとにかく暑い暑い🥵。気温27℃湿度55%。
グリーンバンド手前の水場まで登って行く区間では、太陽に照らされながらの登りということもあって、体に熱がこもってきて危うく熱中症でダウンしかけました。
水場の冷たい水でタオルを冷やして顔に当てたり、首にタオルを巻いたりして、冷たい水を飲んだら復活。ちょうどここからは涼しい風が吹いてきて元気も出てきました。
また、この付近からは、今まで見えなかった槍ヶ岳も見えてきて、モチベーションもアップ。槍ヶ岳山荘までの最後の急登も何とか乗り切れました。
やっぱり沢筋の登山道からの槍ヶ岳を臨む景色は素晴らしいですね。
槍ヶ岳山荘でラーメンを食べ、ポカリスウェット(600円)を飲んで、いよいよ槍の穂先へ。結構渋滞していて、山頂までの往復に2時間ほどかかりました。
山頂は思っていたよりも広いところで、祠とネームプレートを撮影したら、しばし山頂から表銀座方面の燕岳、大天井岳、常念岳や穂高岳方面の景色を眺めました。
槍ヶ岳山荘の夕食は、酢豚のようなおかずで、私は好きではないおかずがメインだったので残してしまいました。ご飯も標高が高いせいか美味しく炊けていませんでした。
翌日は、4時に出発。気温は15℃湿度45%と涼しい中での下山スタート。水は0.5リットルを補給。最初は薄手のウインドブレーカーを1枚羽織りました。
槍ヶ岳山荘からグリーンバンド広場までは結構の岩場の急坂でこの区間の下りが一番キツかったです。
グリーンバンド広場先の水場でタオルを冷やした水で濡らして首に巻き、0.5リットルの水を補給。
グリーンバンド広場付近からは陽が照ってきて、しかも風が吹かなくなり、暑さも増してきて、大曲分岐付近の樹林帯までは上り同様にとにかく暑くて大変でした。
その後も延々と下り坂が続くので、横尾山荘までも地味にキツかったです。ただし、樹林帯に入ると涼しいので、暑さは問題ありませんでした。ババ平、槍沢ロッジでそれぞれ0.5リットルづつ水を補給。また、槍沢ロッジではポカリスウェット(500円)を一気飲み。
横尾山荘から上高地バスターミナルまでの約3時間の行程は何度も歩いた道なので飽きました。横尾山荘でも0.5リットルの水を補給。
徳沢園では、カレーとノンアルコールビールをいただき、0.5リットルの水を補給して上高地バスターミナルまで下山。
標高の高い槍ヶ岳とはいえ、2,000mを超えても陽が差すとにかく暑く、熱中症には注意が必要です。
私はとにかく、休憩できるところで水が補給できるところでは水を補給しながら、リュックを重くしないように都度都度に水を補給し、塩分チャージも舐めながら登るようにしていました。
2日間泊まった山小屋内の寝る時の温度の感じでは、初日の横尾山荘は暑くて寝苦しい感じ、槍ヶ岳山荘は、ちょうど良い温度で眠れました。
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