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Yamareco

記録ID: 8651195
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

唐松岳

2025年09月06日(土) 〜 2025年09月07日(日)
情報量の目安: A
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:35
距離
10.3km
登り
961m
下り
959m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:13
休憩
3:18
合計
6:31
距離 5.7km 登り 919m 下り 140m
10:38
18
10:56
10:57
8
11:05
6
11:11
11:12
8
11:20
15
11:35
26
12:01
12:07
13
12:20
12:22
46
13:08
16:19
13
16:32
40
2日目
山行
1:30
休憩
0:00
合計
1:30
距離 4.6km 登り 42m 下り 820m
7:25
12
7:37
18
7:55
9
8:04
8:05
6
8:10
4
8:14
5
8:19
12
8:31
0
8:31
ゴール地点
天候 1日目 晴れ
2日目 ガス・風強い
過去天気図(気象庁) 2025年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
2025年09月06日 10:13撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/6 10:13
ウメバチソウというらしい。
白くて可憐だった。たくさん咲いてた。
2025年09月06日 10:57撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/6 10:57
ウメバチソウというらしい。
白くて可憐だった。たくさん咲いてた。
2025年09月06日 11:04撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/6 11:04
2025年09月06日 11:24撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/6 11:24
2025年09月06日 12:24撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/6 12:24
2025年09月06日 13:06撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/6 13:06
2025年09月06日 14:54撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/6 14:54
2025年09月06日 16:19撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/6 16:19
2025年09月06日 16:35撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/6 16:35
ブロッケン
2025年09月06日 16:45撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/6 16:45
ブロッケン
夕焼け
2025年09月06日 18:15撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/6 18:15
夕焼け
撮影機器:

感想

テント場の予約が取れたので、とりあえず行ってみることに。

これくらいの標高差ならば、テント背負ってても登れるかな…?
稜線でのテント泊練習登山と軽い気持ちで考えていたら、交通費がやばし…

白馬駅が最寄りだけど、ほとんど電車がない。。
長野駅まで新幹線で行って、そこからバス移動らしい。

新幹線(東京-長野) 8340円×2
バス(長野駅-白馬八方バスターミナル) 2900円×2
アルペンライン(ゴンドラとリフト往復券) 3400円
----------
合計:25,880円

全然お手軽じゃないわー、お財布が。
テント場も4000円もするし、思いのほか豪華旅行になってしまった。

行く前から、もう2度と行くもんかと思ってしまっていた。

そして昨今のクマさんニュースにビビって、クマスプレーを購入したが、あまりの重量で今回はお留守番。
たくさん人いる山だから大丈夫だよね…




●登山初日
予定通り長野駅まで新幹線で豪華に運んでもらうと、バスは大行列。

予定のバスには乗れず、臨時便が30分後くらいにやってくる。
白馬八方バスターミナルまではお昼寝?お朝寝?
五竜付近で起きたので危なかった。

バスターミナルからケーブルカーまでは15分くらい歩く。
早く降りすぎたら入ろうかなと思っていた温泉を発見したが、絶妙にバスターミナルから遠い。

ケーブルカー、リフト2台を乗り継ぐ。
到着した時間が遅いからか、スッカスカだった。

リフトを降りたところにソフトクリームが売っていた。
帰りに食べようかな。

前日までの台風の影響はあまりないようで、良い天気。
道もぬかるんでいるところは少ない。

登山道にごろごろしている石や、地面に食い込んでいる岩たちが、研磨されたみたいにつるっつる。
おそらく人が歩きすぎて、凸凹が削られてしまったのだろう。
滑る、滑る。めっちゃ歩きづらい。

たぶん観光地になっている八方池までだろうから少しの辛抱。

観光客の人たち、このつるつる岩たちに負けないで登っててすごいなと思う。

途中、2回ほど木道か木道以外に行くかの選択肢を迫られる。
私は木道以外を選択。木道あまり好きじゃない。

程なく歩くと八方池が見えてくる。
すんごい人だかり。

近寄らず、上から眺めて景色を楽しむ。

八方池を過ぎると、ここから登山道よーちゃんと装備持ってる人しか来ちゃダメよーというお馴染みの看板が出てくる。

正直いままでのつるつる岩が怖すぎて、この先にそれに勝る道が出てくるとは思えない。

道自体は急な登りになった。
しかし危険な箇所は特になさそう。
つるつる岩が上手に下れるなら、この先もいけるのでは?と思ってしまう。
私は明日、つるつる岩を上手に下れるのか不安しかない。

途中、テント泊装備のグループに何組か出会うがそこまで多くはない。
遅い時間だし、もう到着してるんだろうなぁ、テント場すごい遠いところになるよなぁと、改めて覚悟を決める。

テント泊の女性お二人のグループに声をかけてもらって、またテント場で会いましょう!と言って別れる。

家を出る時は、今回荷物軽くない?とか思ってたけど、ただの錯覚で重さをひしひしと感じる。

テントが重くかんじてきて、お腹も減ってきたので、羊羹を食べたところ超回復。
重さも幾分マシになってきた。

しばらく歩くと雪渓が出てきた。
たくさんの人が雪渓の前で立ち止まってるので、え?雪渓が登れなくて大渋滞?
と思いきや、ただ休憩してる人たちで、雪渓を登る必要はなかった。

稜線に出ると各地の山々が一望できた。
…と言っても、何がなんの山か全くわからない。
おー、かっこいい!山が深そう!あの稜線キレッキレだな!あそこ登ってみたい!と心の中で思ふ。

稜線をとことこ歩いていくと、唐松岳頂上山荘山荘が見えてきた。
すでに到着している人たちも、近くのピークにこぞって集まっている。
ビール片手に登ってくる人もいる。

私も飲みたい。
けど、なんだか頭も痛い。
また高山病もどきか?

テント場の受付は外で行われていた。
お手洗いは小屋の中にあって、小屋の人と共同。
売店やら自販機の説明もしてくれる。
テントにぶら下げる札をもらった。

テント場は小屋からどんどん下に降りていく方式。
どこまで降りても満杯。
上を見上げると小屋が絶望的に遠い。
おトイレ間に合わなかったらどうしよう…( ; ; )

やっと見つけた隙間スペース。
もっと下にはスペースがありそうだけど、これ以上下がりたくないので、マットを広げてとりあえず寝っ転がってみる。
うむ、いける!

微妙な隙間スペースにテントを張り始める。
稜線に近いので、風が強め。
石もごろごろしているので、石たちも駆使してしっかり固定。

変なスペースの割に上手にはれた。

ペグ打ちやらなんやらしていると、登山道であった女性お二人が来た。
私のすぐ下のスペースにテントを張ることに決めた模様。

また会いましたねー、ご近所さんとしてよろしくお願いします!と会話する。

とりあえずお腹が空いたので、お湯を沸かしてわかめご飯(アルファ米)を食べる準備をする。

尾西のアルファ米、めちゃくちゃ量が多くて食べきれないので半分だけ直接お鍋にぶち込む。
初めてやったけど、ガスをケチったので固かった。

せっかくなのでコーヒーも飲む。
ノンカフェインのスティックタイプのやつ。
水分不足で頭痛するかもだから、とりあえずなんか飲んでおこうと思う。

とりあえずお手洗いにでも行って、そのついでに小屋の付近でゆるりと過ごそうと思い、最低限の準備をアタックザックに詰めて、来た道を登り返す。

またテント場まで戻るのもめんどいので、唐松に登る準備も持っていく。
少し涼しくなったら登ろうと思う。

お手洗いは、私が思う一般的な小屋の感じ。
綺麗寄り。

小屋の外まで下水のかほりがしていたので不安だったけど、お手洗い自体はキレイな方だった。

珍しくお酒ではなく、コーラを購入。
コーラとか飲んだの何十年ぶりだろう…

コーラを飲みながら五竜方面を眺めつつ、隣の酔っ払いおじさんグループの話を盗み聞きして楽しむ。

そろそろ唐松登ろうかなと思った矢先、ガスが立ち込める。
なんというタイミング…
あと少しここにいようか。

ガスが少しだけ晴れたところを狙って、登り始める。
涼しかったので汗もかかない程度で登れた。

山頂では、山々が一望できた。
かえらずのけん方面の道が続いていたので、少しだけ下ってみた。
めっちゃ行ってみたい。
ここから見た感じでは行けそうな感じがするけどどうなんだろう…(ビビり)

山頂に戻ってブラブラしていると、ブロッケンが見えた!
人生2回目のブロッケン。

現れては消えー現れては消えー、何度も見られた。
写真には撮れなかったけど、二重プロッケンも出来て、すごくキレイだった。

やることないので山頂でぼーっとする。
小説を持ってきたけど、頭痛がするから読む気になれなかった。

頂上も飽きたので小屋に戻り、お手洗いに行ってマイテントまで戻る。

テントに着いたら夕飯の準備。
アルファ米(白米)に、レトルトカレーを入れる。
お隣の女性グループとお話ししながらの食事。
小学校からの同級生だそうで、仲良し登山ができて羨ましい!

夕日を見て解散。
風も強いし寒い。

お手洗いに行くためにまた小屋まで登る。
夜中には行きたくないなぁ、これで今日は最後にしたい。

テントに戻って、だいたい19時半。
引き続き頭も痛いし、もう寝ようかな。

テントが風でバタバタしている。
夜の方が風が強くなりがちだから、少し不安を抱えながら寝袋に入る。

●2日目
夜中にテントのバタバタで目が覚める。
夕方よりも風の勢いが増している。

そして恐れていた尿意が…
一旦どちらにも気づかなかったふりをして寝てみる。

何時間経っただろうか…
テントのバタバタが一層激しくなるとともに尿意も激しくなる。

時間は、、3時半。
もうトイレに行きたい!
けど、私の重みがなくなったらテントが飛ばされそう…
我慢するしかない、、

やっと5時を過ぎる。
もう我慢の限界で起きてお手洗いに。

5時20分頃に日の出だから、ついでに見られたらと思い、小屋までの道を登る。
お手洗いを済ませて小屋の裏に行くと、雲の中からオレンジのお日様が顔を出していた。

テントに戻る途中、前を歩く女性2人に追いつくと、お隣さんだった。
早起きしてご来光を見に行ったらしい。
ただ、雲が厚くてお出ましは見られず、相当上がってから見られたとのこと。
私が見たお日様と変わらないくらいだったらしい。

テントに着いたら、残しておいたわかめご飯を食べる。
風が強いので、テントの中で慎重にお湯を沸かす。
ノンカフェインコーヒーも飲んで温まる。

一息着いたらお片付け。
あまり早く出るとバス待ちが長くなってしまうけど、、
何かあって遅れるよりマシなので、ゆっくり降ろうと思う。

お隣さんに別れを告げて退散。
風強いし、霧濃すぎだし、楽しくなさそうな下山開始。

しかし程なく下ると少しづつ天気が良くなってくる。

途中から、男性2人グループとたまたまペースが同じくらいになって、少しの間一緒に下らせてもらう。

歳の離れた2人組だったけど、年上の方はすごいベテランっぽいオーラが出まくっていた。
どこかしらかで別々になったけど、安心感があった。

八方池を過ぎてつるつる岩が出てきた。
そろりそろりとペースを落として慎重に降っていたけど、ものの見事にコケた!

やっぱり…
右足で降りる練習してた矢先の出来事。
右足の踏ん張りが効かない。

でも頑張って左右均等になるようにせねば。

もっとペースを落として慎重に降りて、一回コケだけで済んだ。
つるつる岩、怖かった。

リフト乗り場に着いて、帰リフト支度を整えていたら、先ほどのお2人組も降りられてきた。

話を聞くと、かえらずのけんから来たとのこと!
どうりでベテラン感出てたわけだ。
年下の方が、年上の方に連れてきてもらったらしい。

意外と簡単だったよと教えてくれた。

うらやましい!
私も師匠が欲しい。

単独登山も気ままでいいけど、お友達とだったり、お師匠とだったり、いろいろなところに挑戦できるのいいなぁ。

バス停には2時間以上早く到着。
晴れていたのでテントを乾かしたり、荷物を再整理したり、いろいろできた。
それでも時間が余った。

バスでは爆睡。
夜、正直あんまり眠れなかった。
新幹線ではその分元気になったので、地ビールを購入して飲みながら帰宅。

今回も何事もなく帰れてめでたしめでたし。

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