記録ID: 8655492
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無雪期ピークハント／縦走
大雪山
石狩岳 〜雨と風の中を〜シュナイダーコース
2025年09月07日(日) [日帰り]
北海道
24c
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 07:53
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 1,208m
- 下り
- 1,208m
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日帰り
- 山行
- 7:31
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 7:53
距離 10.6km
登り 1,215m
下り 1,215m
6:04
2分
スタート地点
13:57
ゴール地点
| 天候 | 風雨のち曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
飛行機
9/5（ニセコアンヌプリ登山後泊） 9/6 12:30札幌駅北口ファミマ前でガイドの車にピックアップしてもらう 新千歳空港経由ヌカビラ温泉ホテル泊（前泊） 9/7 ヌカビラ温泉ホテル5：00発→しんのすけ林道駐車場6：00着 −シュナイダーコースピストン− ヌカビラ温泉ホテルで日帰り温泉経由新千歳空港へ（18：30着） 夕食後 新千歳空港温泉の深夜セット（＠4600）で9/8 6：30頃まで 9/8 JAL500 新千歳空港7：55発→羽田空港9：35着 ハイウェイバス＋京王線で自宅最寄駅へ12：00頃着 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
▼登山道から転落 今回の宮下ガイドツアーはガイド1名登山参加者4名。私以外は私より年上男性1名Iさん、私と同年齢女性1名Mさん、私より年下女性1名Tさん。 Tさんが登りの岩場で登り直そうと一度下りたときに勢い余って3m位登山道から転落、下山時にシットダウン後に勢い余ってやはり登山道から5〜6m位転落してしまった。 いずれも濡れた岩場で岩が角張っていなくホールドやステップが滑りやすい状態。 稜線のシュナイダーコース分岐に出るまで暫くは木の根と岩のミックスした急登が続くので特に下りでは慎重に。（かくれんぼ岩の前後が特に危険。テクニカルな対応が要求される。） Tさんは何れもケガがなく不幸中の幸いだった。本人もどうして転落してしまったのか不思議だという感じ。登山道は尾根を辿っているので草木で見えないが、一歩踏み外すと急な崖なのであっと言う間に転落してしまう。 ▼ヤマレコやYAMASTAの山頂は最高地点（1967m峰） 標識のある石狩岳山頂（1966m峰）ではチェックインできず、YAMASTAスタンプがもらえるのは10分ほど進んだ最高地点のようだ。私とMさんが行こうとしたが、雨風が強くガイドに止められたので断念。確かにレイングローブでは手が冷たくなるくらい風雨が強く寒かった山頂だった。ガイドはショーワグローブを使用していたがそれくらい冷たかった。 ▼徒渉地点 一箇所だけ10m位徒渉するところがある。全く水に浸からないで渡るのは困難。踝くらいまでの水かさなのでステップが安全なところを渡った方が良い。 |
| その他周辺情報 | ▼ラーメン札幌一粒庵 011-219-3199 集合前の昼食として「元気の出るみそ」中を食べた。＠1380 11：00オープンだが10分前に行ったら30人くらい並んでいた。 ▼ヌカビラ温泉ホテル https://nukabira-onsenhotel.com/ 一泊二食付で13,300円（朝食はおにぎり弁当）＋ガイド分を3人で割り勘負担なので私は17,600円負担した。中国資本になっているため、カウンターでも中国人が説明、従業員も過半は中国人だった。大浴場の注意書に至っては中国語の表記しかなかった。中国人の利用者が多いためだろう。 昭和名感じのホテルで古いが、泉質は良い。又前日に宿泊した者は下山後の日帰り温泉は無料で利用できる。 ※3,000万円くらい出せばまるごと購入できるらしい、売りに出ているとの話も聞いた。 ▼新千歳空港温泉 https://www.new-chitose-airport-onsen.com/ 0：00を過ぎて二日にわたると深夜セットとなり＠4600 館内着あり。水やコーヒーサービスは無料。眠る場所はリラックスルームでリクライニングシートを利用。各自にテレビ付。 温泉は広くて大きい。露天やサウナ有り。ボディソープ・シャンプー・コンディショナーあり。頭皮洗浄ブラシ・ボディタオルあり。タオル・バスタオル・ロッカー有り。おにぎりとパンの朝食サービス有り。 飛行機の着陸が遅くなり自宅へ帰るのがギリギリになるようなケースは、飛行機を早朝便に変更してこの温泉を使うと便利。 ▼かま栄 パンロール・ひら天・じゃがコーン・味噌南蛮を土産に購入し、パンロールとごぼ天をその場で食べた。噂通りの美味しさだった。 https://kamaei.co.jp/ ▼スープカレーlavi https://011bros.com/ 新千歳空港温泉に入ると再入場できなくなるので、まだ開いているお店の中で此処を選んだ。値段もなかなかだが、確かに美味しかった。 ▼宮下岳夫アルパインガイドツアー 北海道山岳ガイド協会の現在会長を務められている方の少人数ツアーに参加 http://hmga.org |
写真
しんのすけ林道駐車場に予定通り到着。簡易トイレがあった。（紙なし）
駐車場は広い。正面奥にこの時は石狩岳が見えていた。今日山容が見られたのはこの時だけになってしまった。
MガイドとIさん、その後に私でスタートしたが、MさんとTさんを前に出して私が殿の順番に入れ替えた。
山頂までは3�辧△任發海海�ら3時間40分かかるということはそれだけ急登だと云うことだ。
この前の休憩で雨が強くなったので全員レインウェアを着た。こんな登りが続く。
この岩を乗越えるのは皆が登っている左側からと右側からも登れる。この岩の一段目の段差が大きくTさんが一度下り直したときに勢いが付いて左下の崖に転落してしまった場所だ。
1
9/7 8:36
この岩を乗越えるのは皆が登っている左側からと右側からも登れる。この岩の一段目の段差が大きくTさんが一度下り直したときに勢いが付いて左下の崖に転落してしまった場所だ。
かくれんぼ岩までも危険地帯の登りが断続的に出てきた。ここで小休憩。
さらに濡れた急登が続く。ステップが円くて濡れているので余計滑りやすい。
左に折れて石狩岳山頂を目指す。コースタイムで30分位標高差200mくらいだ。正面に石狩岳の勇姿が見られるはずだが残念。
40分位で山頂に到着。風雨が激しく寒くて長居は出来ないので、ここでは休憩しないとガイドが前もって言っていた。
石狩岳山頂1966峰でMガイドに写真を撮っていただいた。1977峰最高点には風が強く危険なのでいかないことになった。時間的にも押しているのでその理由もあったのだろう。
3
9/7 10:33
石狩岳山頂1966峰でMガイドに写真を撮っていただいた。1977峰最高点には風が強く危険なのでいかないことになった。時間的にも押しているのでその理由もあったのだろう。
途中もう一度別の場所で転落トラブルがあったものの、無事に河の徒渉地点まで戻った。
この辺りは数年前の全国的起きた笹の花が咲き一斉に枯れる現象の残骸だ。
登山口に戻る頃にはレインウェアもザックカバーも不要になって雨がすっかり上がっていた。
撮影機器：
装備
| MYアイテム |
24c
重量：-kg
|
|---|---|
| 個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
レイングローブ×2
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
行動食×5
ポカリスエット500ミリリットル×1
麦茶500ミリリットル×1
水プラティパス1000ミリリットル
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
バッテリー予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
ロールペーパー
携帯
時計
ストック
カメラ
GPX（ガーミンeTrex30xJ）
ココヘリ＆虫除けネット
アミノバイタル（ジェル）×2
芍薬甘草湯×2
五苓散×2
塩タブレット×2
アミノバイタル（顆粒）×2
|
| 備考 | 手拭い持参忘れ。いずれにしても用を足さないくらいずぶ濡れになったので影響なし。 |
感想
アルパインガイド宮下岳夫さんのツアーに参加して、石狩岳を登ってきました。
〇石狩岳(いしかりだけ) / 石狩岳看板ピーク,石狩岳旧頂上
標高 1966m
〇石狩岳(いしかりだけ) / 石狩岳最高点
標高 1967m
日本二百名山 北海道百名山 日本の山岳標高1003山 北海道の山(分県登山ガイド) 日本の山1000 百名山以外の名山50 北海道の百名山 北海道百名山（1993年版）
https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=19592
https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/ptinfo.php?ptid=101
▼生憎の天候
前日と翌日はてんくらがA、今日だけがC、それもよりによって6：00〜12：00が雨で毛座も強いとの予報でした。ヤマテンもほぼ同じ予報で、予報通りの天候となってしまいました。
沢沿いを離れ急登が始まって暫くすると雨脚が強くなり、全員ザックカバーとレインウェアを着ることになりました。私は稜線に上がるまでレインパンツを穿きませんでした。沢沿いに下りる頃から雨が止み曇りになり、調度一番天気が悪い時間帯の登山でした。濡れ鼠になりましたが、雨は幸い温かく冷たくなかったのが不幸中の幸いでした。
▼急登はテクニカルなアドベンチャーワールド
段差が大きいところ、スリッピーなところ、手がかり足がかりに迷うところ、つるつるの岩を乗越えるところ等々危険箇所の連続でした。
特に下りはシットダウンやクライムダウンの繰り返しでなかなか危険地帯が終わりません。かくれんぼ岩のかなり下まで危険地帯が時々現われるので気が抜けませんでした。
隠れている登山道の両サイドは急な崖なので転落する可能性があります。
Tさんが登りで転落したところにストックを一本無くしてしまったので、下りの際に宮下ガイドが探しに行かれ見つけてくれましたが、同じ処に別のストックを見つけました。と言うことは他にも同じ箇所で転落した人が居るということです。
見た目以上に危険地帯の断続的に現われる岩尾根でした。
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