悪沢岳(南アルプス公園線の倒木落石で2時間足止め)


- GPS
- 16:01
- 距離
- 25.2km
- 登り
- 2,399m
- 下り
- 2,399m
コースタイム
- 山行
- 6:16
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 6:49
- 山行
- 8:20
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 9:06
天候 | 初日登りは曇天,2日目下りは雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
携帯トイレ
|
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感想
長期遠征登山の光岳・聖岳周回に続く第2山行は,昨年8月に赤石岳〜北岳の4日間縦走(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7164897.html )をした時に取りこぼした悪沢岳(荒川三山の東だけ)です.予定には入れていたのですが,天候が悪かったため,荒川三山の前岳と中岳に登って先に進みましたので,今回ここを単独で目指しました.これで残りの3000m峰は農鳥岳(西農鳥岳)と前穂高岳になりました.
天気予報では霧と雨予報でしたが,登りの初日は雨が落ちて来ず助かりました.二日目の森の中の下山は雨でした.木の密度が高く苔で覆われた深い森の中を一人でシトシト降る雨の中を下山するのは,何か落ち着いた空間を独り占めしているかのような気分でした.景色がないとか雨で嫌だなあと思うよりは,この森を味わえると思って歩いた方が気分がいいですよ.
2400〜2500m辺りで明治40−43年に伐採が行われ,その木を橇に乗せて3km程先まで曳き,大井川に流したそうです.その橇道(木馬道)は緩やかで長い直線になっています.千枚小屋まではこの橇道を歩きますので,長くダラダラとした登山路と感じるかと思いますが,途中に掲げていある当時の解説を見ているとここを歩くことが楽しくなります.多くある苔むした切り株は当時の伐採の跡であるとの解説などを見ると切り株に歴史を感じてしまいます.
千枚小屋は水が豊富です.トイレは東海フォーレスト管理の山小屋共通で,大小分離方式の和式です.各携帯キャリアは圏外か1本立つ程度です.夕方に小屋玄関前に少しの間auが2本立ちました(私の楽天モバイルは,自社圏外の場合はauを使います).
千枚岳の下辺りが森林限界で,千枚岳から悪沢岳は岩稜帯が多くなります.途中1か所に梯子がありますが,その3〜5m程の下の,しかし,取りに行ったら滑落するような所に異なる2本のストックが落ちていました.ロープがない限りもう諦めざるをえないでしょうね.
早朝の悪沢岳への路では,頭を雲に覆われた富士山も赤石岳も見えましたし,赤い屋根の荒川小屋も見えました.二日間の天候を考えれば,ラッキーと言えるでしょう.
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