剱岳北方稜線(小窓から)



- GPS
- 48:34
- 距離
- 23.2km
- 登り
- 2,802m
- 下り
- 2,805m
コースタイム
- 山行
- 8:42
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 9:13
- 山行
- 8:09
- 休憩
- 3:05
- 合計
- 11:14
天候 | 9/11 雨後曇り 9/12晴れのち雨 9/13 雨後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
長次郎の頭から長次郎左股のコルへの下は、並行に進んで最後登り(ピンクテープが各所に有り) |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
夏風邪からの病み上がりの中、睡眠を取れずに立山駅に向かう、不安いっぱいの山行となった。
北陸道の糸魚川を走っとる時点で大雨で先が思いやられる。
室堂に着いても雨。しかたが無いので雨具を着て出発。雷鳥沢の橋を渡った所で、クマもウロウロ(帰りも居ました)
剣沢に着くが、雨が止まない。テントはひと張りも無い。人気の無い日に来てしまったらしい。
剱沢の雪渓はかなり減っており、3年前よりは少し多いぐらい。流水でヌルヌルの岩場は健在で、北方稜線より怖かった。
真砂について、雨も上がったので雨具を脱ぎ進む。
仙人峠までの登りで、バテてしまい、現在地を確かめなが進むが一向に進まない。
やっとのこと池の平小屋に着いた。自分たちはテント泊だったが、小屋泊含め宿泊者は自分たちだけだった。濡れ物を乾かすのに思ったよりもガスを消費してしまった。
2日目、小窓雪渓まで足場が悪いので、明るくなってから出発。急なガレ場などを下って、雪渓へ。やはり雪渓は歩きやすい。
小窓から北方稜線を進む。夜露が乾いておらず、ズボンが濡れる。
発射台の下り、池ノ谷ガリーのガレ場なかなか慣れない。非常に疲れた。
池ノ谷乗越でまさかの雨。すぐ止むこと祈りながら、上下の雨具を着て出発。進むにすれて雨足が強くなり、山頂付近では雷雨となってしまった。
急いで、カニの横ばいを目指して、山頂を通過。
剣山荘を目指して降るが前日同様、バテてスピードが上がらない。
どうにか、剣沢小屋に着くが、土砂降りになってしまった。着てるもの、靴の中、ザックの中もずぶ濡れになったので、乾かすためにガスカートリッジを追加購入。
剣沢のテント場は、30張りのテントが有り、昨日とは大違いであった。大雨の中、テントを張って、バーナを焚くがなかなか温まらない。できる限り着たまま乾かして、あとはシュラフの中で乾かすこととした。
靴下は絞れるほど濡れており、乾くのは絶望的であった。
夜は、暴風雨となり、テントがだいぶ押される事態となった。風のお陰で結露は少なかった。
3日目、明るくなってからテントを撤収して、重い足取りで出発。雨はしっかり止んだが、強風が残ってしまった。
思ったよりもペースが上がりいいコースタイムで室堂まで戻って来れた。
雷鳥沢のクマは、まだ居た。
やはり剱岳北方稜線は、気持ちいい稜線であった。
また何年か後に訪れてみたい
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