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Yamareco

記録ID: 8675852
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
道南

北海道駒ヶ岳(剣ヶ峯)・砂原岳

2025年09月14日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
03:02
距離
9.3km
登り
900m
下り
896m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:39
休憩
0:22
合計
3:01
距離 9.3km 登り 855m 下り 852m
7:24
38
8:02
33
8:35
8:54
37
9:31
9:34
27
10:01
24
天候 登山口周辺は晴れで微風、山頂周辺は雲の中で爆風
過去天気図(気象庁) 2025年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駒ヶ岳6合目駐車場は広大で約40台駐車可能。
コース状況/
危険箇所等
特に危険箇所はないが、剣ヶ峯のピーク取り付きはロッククライミング的な要素あり。
AUスマホの電波は登山口から山頂まで全て電波良好。
その他周辺情報 駒ケ岳下山後はそのまま車で恵山へ向かった。
駒ヶ岳6合目駐車場にある登山口。近くにトイレも完備。
駒ヶ岳6合目駐車場にある登山口。近くにトイレも完備。
広い砂利道を登ってすぐに7合目。そこそこな急傾斜ではある。
広い砂利道を登ってすぐに7合目。そこそこな急傾斜ではある。
雨風にさらされて道は崩れてきている。
雨風にさらされて道は崩れてきている。
9合目に到着。8合目は見逃したが馬ノ背まで幅広い道が続いているようだ。
9合目に到着。8合目は見逃したが馬ノ背まで幅広い道が続いているようだ。
馬ノ背に到着。火山の入山規制で周囲にはロープが張り巡らされている。自己責任で剣ヶ峯へ向かう。
馬ノ背に到着。火山の入山規制で周囲にはロープが張り巡らされている。自己責任で剣ヶ峯へ向かう。
ルートは明瞭でピンテも多い。完全に雲の中で風が強くなってきた。
ルートは明瞭でピンテも多い。完全に雲の中で風が強くなってきた。
途中にある円山への取り付き。ザレザレしていて滑りやすい。
途中にある円山への取り付き。ザレザレしていて滑りやすい。
円山のピークに設置された機材。視界ゼロでその先にある剣ヶ峯は見えない。
円山のピークに設置された機材。視界ゼロでその先にある剣ヶ峯は見えない。
なだらかな道が広がる。わりとどこのルートでも歩けそう。
なだらかな道が広がる。わりとどこのルートでも歩けそう。
剣ヶ峯のそれっぽい岩場が見えてきた。
剣ヶ峯のそれっぽい岩場が見えてきた。
岩場に沿ってやや急な道を進む。
岩場に沿ってやや急な道を進む。
上に目をやると崖にロープがぶら下がっていた。ここを登るのか・・・。
上に目をやると崖にロープがぶら下がっていた。ここを登るのか・・・。
写真だと分かりづらいが、かなりの急斜面。ロッククライミング的によじ登る。
写真だと分かりづらいが、かなりの急斜面。ロッククライミング的によじ登る。
尖った峰の隙間の溝を乗り越えて向こう側に進むルートらしい。
尖った峰の隙間の溝を乗り越えて向こう側に進むルートらしい。
そこを登り切ると、体を持っていかれるほどの爆風が吹き荒れていた。不安を覚えつつ矢印通りにピークを探す。
そこを登り切ると、体を持っていかれるほどの爆風が吹き荒れていた。不安を覚えつつ矢印通りにピークを探す。
短めのロープがぶら下がった岸壁。ここで諦めかけたが、せっかく来たのでよじ登る。
短めのロープがぶら下がった岸壁。ここで諦めかけたが、せっかく来たのでよじ登る。
立ち上がれないほどの爆風の中で狭小なピークに到達。実はこの時点でピークが4つあるとは知らなかった。ここはP3らしい。
立ち上がれないほどの爆風の中で狭小なピークに到達。実はこの時点でピークが4つあるとは知らなかった。ここはP3らしい。
P3を降りてさらに北側へ回り込んでいく。
P3を降りてさらに北側へ回り込んでいく。
また上に登れそうなルートを発見。
また上に登れそうなルートを発見。
それらしきピークにまた到達。こちらはやや広くて標識があった。ここはP2らしい。
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それらしきピークにまた到達。こちらはやや広くて標識があった。ここはP2らしい。
北海道駒ヶ岳の標識があるピークに登れて満足したので、さらに北側へ進んで剣ヶ峯を降りる。途中でまだ登れそうなピークがあったが断念。
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北海道駒ヶ岳の標識があるピークに登れて満足したので、さらに北側へ進んで剣ヶ峯を降りる。途中でまだ登れそうなピークがあったが断念。
剣ヶ峰山頂の標識を発見。北峰あたりだろうか。
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剣ヶ峰山頂の標識を発見。北峰あたりだろうか。
どうやらもう危なそうな岩稜地帯はなさそうだ。降りて砂原岳へ向かう。
どうやらもう危なそうな岩稜地帯はなさそうだ。降りて砂原岳へ向かう。
平坦で快適な道のりなのだが、いかんせん吹き荒れる激強な風で体が斜めになりながら進む。
平坦で快適な道のりなのだが、いかんせん吹き荒れる激強な風で体が斜めになりながら進む。
視界不良で先は見えないがルートはわかりやすかった。
視界不良で先は見えないがルートはわかりやすかった。
風はおさまる気配がない。
風はおさまる気配がない。
大きな岩稜帯が見えてきた。
大きな岩稜帯が見えてきた。
インパクトある危険の標識。この岩場は登るべからずということか。
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インパクトある危険の標識。この岩場は登るべからずということか。
尾根沿いの道に出たが、より一層風が強まる。
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尾根沿いの道に出たが、より一層風が強まる。
砂原岳の山頂らしき場所に到着。尾根沿いの道の途中にある感じ。
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砂原岳の山頂らしき場所に到着。尾根沿いの道の途中にある感じ。
標識はないが、石にマジックで書かれていた。登山口からは2時間ほどかかった。
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標識はないが、石にマジックで書かれていた。登山口からは2時間ほどかかった。
砂原岳ピークを後にして、降りれそうな分岐点へ向かう。
砂原岳ピークを後にして、降りれそうな分岐点へ向かう。
こちらも平坦で歩きやすい。至るところに標識があって迷うことはない。
こちらも平坦で歩きやすい。至るところに標識があって迷うことはない。
あとは馬ノ背に向かってひたすら歩くのみ。
あとは馬ノ背に向かってひたすら歩くのみ。
途中の剣ヶ峯はP3・P2しか登頂できず。砂原岳まで2時間、下りは1時間ほどの工程だった。
途中の剣ヶ峯はP3・P2しか登頂できず。砂原岳まで2時間、下りは1時間ほどの工程だった。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 雨具 着替え ザック 行動食 飲料 ハイドレーション 地図(地形図) コンパス 計画書 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 携帯 時計 タオル カメラ

感想

消費カロリー:1430kcal、水分摂取量:0.9L(EAA飲料3.0L携行)。登山開始前も行動食も摂取せず。登山前に芍薬甘草湯を内服。
目的地まで札幌から車移動で一般道路を使って片道3時間50分ほど。片道約225km。現地スタート地点の気温は19℃前後。下山時の気温は21℃前後。
Googleマップで森町(もりまち)にある「駒ヶ岳6号目駐車場」にマーカーをセッティングすると、最初から最後まで道順を示してくれる。マップ上では6合目ではなく6号目になっている。
今回は函館方面へ遠征し、1泊2日で北海道百名山を4つ制覇することを目標にした。
札幌を3:30前に出発し、定山渓を通って中山峠を越えて喜茂別町(きもべつちょう)へ。羊蹄山を横目に南下して洞爺湖(とうやこ)方面へ向かう。ナビの赴くままに豊浦町→長万部町(おしゃまんべちょう)と進み、国道5号線を南下して八雲町→森町へ。
駒ヶ岳6号目駐車場への道路は最初は舗装された路面だが、徐々に1車線ほどの狭さになり、最後はオフロードになる。長年の風雨で駐車場手前は凹凸の激しい路面になっているので慎重に進む。
駐車場はかなり広くて約40台は停めれるようだ。トイレも完備していてしっかりと整備されている。
登山道から馬ノ背までは幅の広い砂利道が続いており、こちらも凹凸が多い路面でそこそこ傾斜があるが歩くのに支障はない。スタートから40分弱で馬ノ背に辿り着いた。
北海道駒ヶ岳は火山防災のため、馬ノ背より先には規制ロープが張られている。法令に基づく規制ではないので、自己責任でまずは剣ヶ峯へ向かうことにした。
登山口から馬ノ背までは晴れ晴れした空で風も穏やかだったのだが、剣ヶ峯〜砂原岳周辺は完全に雲の中だった。おまけに体が持っていかれるほどの爆風が吹き荒れていた。幸いにして雨は降っておらず気温も半袖で耐えれるくらいだったので、剣ヶ峯ピークを目指して岩場をよじ登った。
下山後に後から知ったのだが剣ヶ峯にはピークが4つもあり、P1〜P4と名付けられている。容赦なく叩きつけてくる爆風の中で、尖った峰の先端へロープづたいに登るのはなかなかスリリングであり、結果的にはP2とP3だけ登って砂原岳へ向かうことになった。おまけにガスガスの視界不良でどこにピークがあるのかもよくわからなかった。
そんなこんなで北側から剣ヶ峯を降りて、平坦な道を進んで砂原岳山頂へ辿り着いた。こちらは尾根の途中にピークがある感じで、標識などはなく三角点のみ置かれていた。
帰りは途中の分岐点から火口周辺の広々とした道を進んで下山した。剣ヶ峯以外は歩きにくい場所もなく、上り下りのペースは思ったよりもかなり速かった。P1とP4に登れなかったことは悔やまれるが、悪条件でも無事に下山できたので良しとしよう。
下山後はそのまま恵山へ車を走らせた。

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無雪期ピークハント/縦走 道南 [日帰り]
剣ヶ峰槍ヶ岳ルート
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
1/5
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駒ヶ岳剣ヶ峯P1~P4縦走
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
2/5

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