記録ID: 8677964
全員に公開
ハイキング
槍・穂高・乗鞍
槍ヶ岳山荘
2025年09月13日(土) 〜
2025年09月14日(日)
長野県
岐阜県
yamano3
体力度
6
1〜2泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 12:27
- 距離
- 39.5km
- 登り
- 1,540m
- 下り
- 2,120m
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標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 6:27
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 6:50
距離 16.6km
登り 839m
下り 59m
2日目
- 山行
- 6:44
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 7:21
距離 22.9km
登り 701m
下り 2,061m
13:40
| 過去天気図（気象庁） | 2025年09月の天気図 |
|---|---|
| アクセス | |
| 予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
初の槍ヶ岳を目指すべく長野県松本市
さわんど駐車場までやって参りました。
さわんど駐車場までやって参りました。
上高地へはマイカー規制で車では行けず朝二便目 5:30発のシャトルバスで向かいます。この写真が今回の山行で最高の映え写真になりました。
11
9/13 5:17
上高地へはマイカー規制で車では行けず朝二便目 5:30発のシャトルバスで向かいます。この写真が今回の山行で最高の映え写真になりました。
上高地に付きました。家を出る前は全然なんともなかったのですが長野に入ってからは足首に違和感を感じました。
山形→長野 7時間の運転でアクセルを踏み続けた結果 どうも足首がイカれかかってたのでしょう。上高地からはほぼ平坦な道を片道12km位歩きます。
7
9/13 6:09
山形→長野 7時間の運転でアクセルを踏み続けた結果 どうも足首がイカれかかってたのでしょう。
上高地からはほぼ平坦な道を片道12km位歩きます。
上高地からはほぼ平坦な道を片道12km位歩きます。
晴れてれば河童橋から雄大な穂高連峰を望めるようですが生憎、山の半分が隠れている為、近所の里山でも眺めている感じになりました。
12
9/13 6:12
晴れてれば河童橋から雄大な穂高連峰を望めるようですが生憎、山の半分が隠れている為、近所の里山でも眺めている感じになりました。
横尾山荘で少し休憩します。この頃から雨が降り始めました。雨に濡れてスマホの画面がつきっ放しになったのでしょうか。恐ろしいほど早くバッテリーが減っていきました。
7
9/13 8:24
横尾山荘で少し休憩します。この頃から雨が降り始めました。雨に濡れてスマホの画面がつきっ放しになったのでしょうか。恐ろしいほど早くバッテリーが減っていきました。
ババ平の辺りで充電20％を切り予備バッテリーに接続してスマホをシャットダウンします。登りで標高で600m、距離で2km程度の記録が飛んでいます。
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9/13 10:26
ババ平の辺りで充電20％を切り予備バッテリーに接続してスマホをシャットダウンします。登りで標高で600m、距離で2km程度の記録が飛んでいます。
雨に打たれながら今夜の宿、殺生ヒュッテに到着しました(落ち着いてから撮影)
夕食はご飯、みそ汁お代わり自由でワンプレートに4・5種類の総菜が盛られてます。どれも美味しいです。ここで「明日は天気が更に荒れる」との発表が山小屋のスタッフさんよりありました。
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9/13 17:02
夕食はご飯、みそ汁お代わり自由でワンプレートに4・5種類の総菜が盛られてます。どれも美味しいです。ここで「明日は天気が更に荒れる」との発表が山小屋のスタッフさんよりありました。
そして翌日。「スタッフさん、流石！」となります。
ただ行動できない程ではなくあわよくば…と山頂方向へ向かいます。
ただ行動できない程ではなくあわよくば…と山頂方向へ向かいます。
槍の穂先が確認できる所まで来ました。雨と時折吹く突風の中、残り標高差100mで撤退を決意します。撤退といえば悲観的な感じがしますが撤退常連の自分にとっては
12
9/14 6:37
槍の穂先が確認できる所まで来ました。雨と時折吹く突風の中、残り標高差100mで撤退を決意します。撤退といえば悲観的な感じがしますが撤退常連の自分にとっては
不完全燃焼で立つ山頂より撤退のほうが心地よく感じてしまう時があるのです。己の圧倒的な無力さと自分的にはそれでもやり切ったという思いが重ると時として人は「清々しさ」を感じてしまうものです。
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9/14 6:49
不完全燃焼で立つ山頂より撤退のほうが心地よく感じてしまう時があるのです。己の圧倒的な無力さと自分的にはそれでもやり切ったという思いが重ると時として人は「清々しさ」を感じてしまうものです。
この日もその清々しい風、「撤退風」が自分の心の芯の部分を優しく撫でていきました。
「また来ます！」
「また来ます！」
帰りはせっかくなので東鎌尾根で殺生ヒュッテを目指すことにしました。程なくして
「あ、これダメなやつ」
本日2度目の清らかな風が心の中を駆け抜けていきました。
本日2度目の清らかな風が心の中を駆け抜けていきました。
下から吹き上げる突風により、まるで地球の重力が半分にでもなったかのような感覚を何度か覚えながら戻ります。
帰路、雨で渡渉する沢が増水してました。既に靴の中は音が鳴るほどチャポチャポしてたのでお構いなしです。自分でもびっくりする程、大胆な渡り方をしました。
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9/14 8:31
帰路、雨で渡渉する沢が増水してました。既に靴の中は音が鳴るほどチャポチャポしてたのでお構いなしです。自分でもびっくりする程、大胆な渡り方をしました。
感想
ほろ苦い北アルプスデビューとなりました。
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Kikyoumaru さん
足首はもう治っているのでしょうか？
お大事に🙏🙇🏻
仰る通りですね。
自分は登山は山頂が目的地ではなく家が目的地、山頂はただの経由地程度でいつも考えてます。
だから撤退常連になったのかもしれませんがｗ
草さんの考えが一番美しいです。
この景色、どこかで見覚えがあるような。そうだ、yamano3さんが2年前に登られた吾妻小富士のデジャブじゃないですか。(笑) 今回もきっといい思い出になったことでしょうね。
「馬見ヶ崎川から眺める盃山」、これ以上ない見事な比喩です。それでも、一つ前の河童橋の風景は、馬見ヶ崎川では味わうことのできない雄大さが伝わってきますね。
無事に帰ればどんな山行でもいずれいい思い出に変わっていくものだと思っていますが
今回のが本当に良い思い出に変わるのはもう少し時間が掛かりそうです（笑）
盃山 共感して頂き感無量であります。「ですよね？ｗｗｗ」ってなりました。
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