ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 8684285
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

雁峠から甲武信・三宝 のんびり縦走2泊3日

2025年09月13日(土) 〜 2025年09月15日(月)
情報量の目安: S
都道府県 埼玉県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
20:33
距離
30.9km
登り
2,527m
下り
2,528m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:55
休憩
0:06
合計
7:01
距離 13.2km 登り 1,224m 下り 373m
8:34
21
8:55
8:59
15
9:14
9:15
201
12:36
51
13:27
95
15:02
15:03
32
15:35
2日目
山行
7:15
休憩
1:14
合計
8:29
距離 9.6km 登り 1,082m 下り 676m
5:59
21
6:20
6:29
47
7:16
7:17
68
8:25
42
9:07
52
11:32
12:23
42
13:05
13:16
0
13:15
13:16
50
14:06
14:07
20
3日目
山行
5:37
休憩
0:32
合計
6:09
距離 8.1km 登り 234m 下り 1,493m
5:23
20
5:43
5:45
37
6:22
20
6:42
7
6:49
110
8:39
8:51
112
10:43
10:49
3
10:52
10:53
4
11:26
11:27
5
天候 1日目:雨 15℃
2日目:曇り 時々晴れ 15~20℃
3日目:曇り 時々小雨 15℃

初日、思ったよりガッツリ降られました
翌朝濡れた靴下を履いて靴に足を入れる瞬間はテンションだだ下がり
2日目は大絶景の中を縦走できました
3日目はガスガス
過去天気図(気象庁) 2025年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
道の駅みとみ 未舗装の方の駐車場にとめました

※秩父方面から雁坂トンネル
落石の影響で通行止めになっていましたが、現在は工事中の大滝トンネルを通してくれています
トンネルは未完成なので路面はガタガタ、15km規制です
コース状況/
危険箇所等
【新地平(しんちだいら)~雁峠(がんとうげ)】
明るい沢沿いの林道を快適に歩いて、林道終点からは何度か渡渉、登り詰めたら雁峠

【雁峠~水晶山~雁坂(かりさか)小屋】
ピークを3つ越えながら、明るい笹原と苔むす原生林を交互に通過
笹は広く刈ってくれてて歩きやすい、とても良い道です

【雁坂峠~雁坂嶺~破風山(はふさん)~破風山避難小屋】
笹原と苔の原生林を交互に通ります
立ち枯れの木立の間から富士山を見ながら歩く素敵縦走路✨️
破風山付近は露岩帯で大きな岩もいくつか乗り越えるアスレチック
破風山から急坂を下った鞍部に避難小屋、中はきれい

【破風山避難小屋~木賊山(とくさやま)~甲武信(こぶし)小屋】
避難小屋から300mほど登り返して分岐
木賊山は展望なし、花崗岩の露岩あり
ピークにこだわらなければ巻き道が楽です

【甲武信小屋~三宝山(さんぽうやま)~甲武信ヶ岳】
展望のない原生林。三宝山は広場になっていて休憩適地
甲武信ヶ岳山頂は山梨・長野側が大展望!

【徳ちゃん新道~西沢渓谷】
展望のない原生林の急坂を延々と下って膝が笑う
その他周辺情報 ・道の駅みとみ
 レストランで唐揚げ定食を頼んだら、とても美味しかったけれど私には量が多すぎ、胃が破裂しそうと思いながらも完食、達成感に浸りました

・はやぶさ温泉 https://hayabusa1994.com/
 おすすめされたので足を伸ばしました
 良いお湯でした~
道の駅みとみから車道を20分歩いて、新地平バス停の手前のここから林道へ入る
3
道の駅みとみから車道を20分歩いて、新地平バス停の手前のここから林道へ入る
林道ゲート
ノコンギクかな
ヤマトリカブト・白
3
ヤマトリカブト・白
ヤマトリカブト・紫
3
ヤマトリカブト・紫
沢沿いだからトチの実たくさん落ちてる
6
沢沿いだからトチの実たくさん落ちてる
ナガエノツルケマン
3
ナガエノツルケマン
ススキが両側からかぶさってる
肌を出してると葉で切り傷だらけになりそう
1
ススキが両側からかぶさってる
肌を出してると葉で切り傷だらけになりそう
ヤマホタルブクロ
4
ヤマホタルブクロ
ヒメアザミ・・・かな?
1
ヒメアザミ・・・かな?
ハナイカリ
ヒキオコシ?
長い林道歩きに飽きてきた頃合いに、最初の渡渉
水量が多く、ローカットの靴なら浸水必至
2
長い林道歩きに飽きてきた頃合いに、最初の渡渉
水量が多く、ローカットの靴なら浸水必至
雨風が強まってきたので、峠に出る前に休憩しておく
木陰で手早くおにぎりを食べた
1
雨風が強まってきたので、峠に出る前に休憩しておく
木陰で手早くおにぎりを食べた
「いいよ〜?」とおすすめされて楽しみにしていた雁峠はこの通り
1
「いいよ〜?」とおすすめされて楽しみにしていた雁峠はこの通り
晴れてたらきっとすごくいいよね、と思いながら登る
風雨の中ツリガネニンジンを撮る余裕はなかった
2
晴れてたらきっとすごくいいよね、と思いながら登る
風雨の中ツリガネニンジンを撮る余裕はなかった
色づくハウチワカエデに励まされ
1
色づくハウチワカエデに励まされ
燕山(つばくらやま)の巻き道へ入ったら笹が茂って大変だった
ここは巻かないのが吉
1
燕山(つばくらやま)の巻き道へ入ったら笹が茂って大変だった
ここは巻かないのが吉
古礼山(これいさん)の巻き道はしっかり刈ってあって安心
1
古礼山(これいさん)の巻き道はしっかり刈ってあって安心
水晶山は巻けないのでピークをこえる
2
水晶山は巻けないのでピークをこえる
原生林の苔が生き生きとして、とても良い
1
原生林の苔が生き生きとして、とても良い
雁坂小屋に到着
この日行きあったハイカーは2人
7
雁坂小屋に到着
この日行きあったハイカーは2人
温かいコーヒーを頂きながら
温度計は15℃
濡れて寒いので乾いた服に着替え
6
温かいコーヒーを頂きながら
温度計は15℃
濡れて寒いので乾いた服に着替え
これがあの有名なトイレ
とてもきれいにお掃除されていました🙏ありがたい
6
これがあの有名なトイレ
とてもきれいにお掃除されていました🙏ありがたい
私の最推し蝶キベリタテハでは?
きみはなぜ便所の床にいるのか
7
私の最推し蝶キベリタテハでは?
きみはなぜ便所の床にいるのか
野鳥を守る精神にあふれる
4
野鳥を守る精神にあふれる
3段ベッド
十分広くて快適でした
4
3段ベッド
十分広くて快適でした
自炊スペース
濡れた服(モンベルのウィックロンTとジオライン)を干したけれど、一晩たっても乾かず、翌朝濡れたまま袖を通しました
昼間は暑いので着て乾かす
4
自炊スペース
濡れた服(モンベルのウィックロンTとジオライン)を干したけれど、一晩たっても乾かず、翌朝濡れたまま袖を通しました
昼間は暑いので着て乾かす
お湯を沸かして尾西のチキンライスとコーンスープ、昼の残りの煮卵
食べたら即、眠くなって10時間くらい熟睡
7
お湯を沸かして尾西のチキンライスとコーンスープ、昼の残りの煮卵
食べたら即、眠くなって10時間くらい熟睡
熟睡しすぎて遅い出立
雲取山の方が朝日に染まっている
4
熟睡しすぎて遅い出立
雲取山の方が朝日に染まっている
雁坂峠へ登りながらの振り返り
3
雁坂峠へ登りながらの振り返り
雁坂峠
お天気が良ければ昼寝したいような場所
昔の人もここに立ったらホッとしたことだろう
2
雁坂峠
お天気が良ければ昼寝したいような場所
昔の人もここに立ったらホッとしたことだろう
左の方に富士山がうっすら見えている
3
左の方に富士山がうっすら見えている
雁坂嶺へ
立ち枯れのシラビソの隙間からずっと富士山が見えている
3
立ち枯れのシラビソの隙間からずっと富士山が見えている
雁坂嶺
展望はなし
1
雁坂嶺
展望はなし
雲が取れてきたじゃん
6
雲が取れてきたじゃん
これから行く縦走路が伸びている
正面奥の左から木賊山、甲武信ヶ岳、そして本日の目的地・埼玉県最高峰の三宝山
遠いぞ〜
4
これから行く縦走路が伸びている
正面奥の左から木賊山、甲武信ヶ岳、そして本日の目的地・埼玉県最高峰の三宝山
遠いぞ〜
富士山は何度でも撮っちゃう
1
富士山は何度でも撮っちゃう
とても良い縦走路
さすが奥秩父主脈
気分上々↑↑
1
とても良い縦走路
さすが奥秩父主脈
気分上々↑↑
こんなに素敵道なのに誰にも会わない
1
こんなに素敵道なのに誰にも会わない
東破風山
この先あたりから、甲武信方面からの人と何組かすれ違いはじめる
1
東破風山
この先あたりから、甲武信方面からの人と何組かすれ違いはじめる
原生林側も良いよ
1
原生林側も良いよ
大きな岩をなんとか乗り越える
これが濡れてて滑って大変だった
こんなのが数か所
1
大きな岩をなんとか乗り越える
これが濡れてて滑って大変だった
こんなのが数か所
最高かよ
破風山
山梨百名山の標柱と、埼玉県の標柱
2
破風山
山梨百名山の標柱と、埼玉県の標柱
正面にどーん!と木賊山
鞍部に避難小屋が見える
豪快に下って300m登り返すんだこれが
2
正面にどーん!と木賊山
鞍部に避難小屋が見える
豪快に下って300m登り返すんだこれが
ガレた急坂を下りきって避難小屋
3
ガレた急坂を下りきって避難小屋
登り返す前にエネルギーを
大変おいしゅうございました
4
登り返す前にエネルギーを
大変おいしゅうございました
登りながらアキノキリンソウを撮る余裕
1
登りながらアキノキリンソウを撮る余裕
なんだかホワイトビーチみたいなところを登った
1
なんだかホワイトビーチみたいなところを登った
岩々してきた
巻き道を通って甲武信小屋へ
1
巻き道を通って甲武信小屋へ
苔ときのこのパラダイス
2
苔ときのこのパラダイス
甲武信小屋
テラスのベンチは休憩の人でいっぱい
6
甲武信小屋
テラスのベンチは休憩の人でいっぱい
空いたテーブルで昼食
6
空いたテーブルで昼食
イタドリの実がきれい
小屋まわりにはヤマトリカブトなどお花がよく咲いている
3
イタドリの実がきれい
小屋まわりにはヤマトリカブトなどお花がよく咲いている
三宝山へ向かう
遊歩道みたいな縦走路
三宝山の登りはけっこうゴツゴツ
1
遊歩道みたいな縦走路
三宝山の登りはけっこうゴツゴツ
ぽかんとひらける三宝山の山頂広場
展望はないが数組がお昼休憩中
3
ぽかんとひらける三宝山の山頂広場
展望はないが数組がお昼休憩中
三宝山の一等三角点
ここののんびりした雰囲気が好き
3
三宝山の一等三角点
ここののんびりした雰囲気が好き
さて甲武信ヶ岳へ向かいましょう
1
さて甲武信ヶ岳へ向かいましょう
甲武信ヶ岳山頂
国師とか方面
八ヶ岳は雲の中
見えてるのは御座山か
3
八ヶ岳は雲の中
見えてるのは御座山か
さっきまでいた三宝山
標高はあちらが高い
展望はこちらが良い
山の大きさは木賊山がデカい
2
さっきまでいた三宝山
標高はあちらが高い
展望はこちらが良い
山の大きさは木賊山がデカい
山頂を少しすぎたあたりで正面に富士山どーん!
最高…
6
山頂を少しすぎたあたりで正面に富士山どーん!
最高…
甲武信小屋のテラスからテン場を見下ろす
4
甲武信小屋のテラスからテン場を見下ろす
早いけど飲みはじめる
4
早いけど飲みはじめる
「好山病」
夕食のカレーはデザートつき
7
夕食のカレーはデザートつき
小屋のテラスから夜景
奥は熊谷方面だそうです
その手前の灯りの筋は秩父
4
小屋のテラスから夜景
奥は熊谷方面だそうです
その手前の灯りの筋は秩父
良い一日でした
おやすみなさい
4
良い一日でした
おやすみなさい
翌朝、再度の甲武信ヶ岳山頂は驚きの白さ
2
翌朝、再度の甲武信ヶ岳山頂は驚きの白さ
山頂で朝バナナをキメる
2
山頂で朝バナナをキメる
小屋に戻り、あらためて朝ご飯を食べて出立
2
小屋に戻り、あらためて朝ご飯を食べて出立
木賊山の山頂
やはり展望はない
1
木賊山の山頂
やはり展望はない
岩ゴロゴロの急坂を延々と下る
1
岩ゴロゴロの急坂を延々と下る
延々と下る
キツネかわいい
背丈をこえるシャクナゲのトンネル
3
背丈をこえるシャクナゲのトンネル
立ち止まると膝が笑う
1
立ち止まると膝が笑う
最後「うわぁ…」という急坂、しかも泥でめちゃくちゃ滑るやつを、全集中でクリアした
下りてきてバンザイしました
3
最後「うわぁ…」という急坂、しかも泥でめちゃくちゃ滑るやつを、全集中でクリアした
下りてきてバンザイしました
西沢渓谷
観光客が歩いている
セミの声を3日ぶりに聞いた
1
西沢渓谷
観光客が歩いている
セミの声を3日ぶりに聞いた
ゲンノショウコ
きれいなトイレ
顔を洗って、泥除けに履いていた雨具のズボンも脱いで身軽になる
道の駅まであと20分ちょい
4
きれいなトイレ
顔を洗って、泥除けに履いていた雨具のズボンも脱いで身軽になる
道の駅まであと20分ちょい
帰ってきました
お腹ぺこぺこでレストランへ
3
帰ってきました
お腹ぺこぺこでレストランへ
ちょっと足を伸ばしてはやぶさ温泉へ
良いお湯でした
6
ちょっと足を伸ばしてはやぶさ温泉へ
良いお湯でした

装備

個人装備
スパッツ(ゲイター) 針金ハンガー・洗濯バサミ 替えTシャツ替え靴下(寝る時用に乾いたのもう1枚)

感想

「雁峠はいいよ~?」「雁坂峠から破風山の稜線は、いいよ~?」
とすすめられて。
笠取山と甲武信ヶ岳は歩いたことがあり、それを繋ぐ稜線に今回チャレンジしました。
こんなに気持ちの良い縦走路だとは!
大絶景で、変化に富んで、よく整備されているのに人は少なくて静か。
また歩きに来たいと思いました。

実は、今回のテーマは「埼玉県内でホシガラスを探せ!」。
以前カピさんが雁坂嶺でホシガラスを見てらっしゃったので、狙ってみました。
まさに雁坂嶺の手前で、秩父側からホシガラスの声を聞きました。
待ってみましたが姿は見られず。
その後、甲武信ヶ岳山頂で、信濃側の樹林から飛び立ったホシガラスが三宝山方向へ飛んで行く姿を見ました。
最終日は木賊山の登りで頭上を横切るホシガラス。
合計3回、確認することができました。やったー!
埼玉県内にもホシガラスは、います!
まあ県境ですけども。証拠写真も残念ながら撮れませんでしたけども。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:128人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら