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Yamareco

記録ID: 8706709
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ハイキング
御在所・鎌ヶ岳

明星ヶ岳【前田川林道から三つのピークを歩く】

2025年09月21日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:44
距離
4.7km
登り
522m
下り
513m
歩くペース
ゆっくり
1.81.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:39
休憩
1:05
合計
5:44
距離 4.7km 登り 535m 下り 533m
7:06
80
スタート地点
8:26
8:29
39
9:08
9:15
7
アンテナのピーク
9:22
9:24
20
9:44
10:02
12
10:14
10:19
25
10:44
10:49
76
12:05
12:30
20
前田川に着地
12:50
ゴール地点
天候 晴れ
【気温】駐車地:26℃ 明星ヶ岳西峰:22℃ 前田川に着地:27℃
過去天気図(気象庁) 2025年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●明星橋を渡った空き地に駐車。(5台程駐車可能)

「道の駅 関宿」集合→1号線、小野町西(リビングホテルズ亀山が目印)を左折→フラワーロードを進み、冨士発條(株)亀山工場を過ぎ右折→
白川小学校を過ぎた信号を左折→池を廻りこみ前田川に架かる明星橋を
渡った廃屋前の空き地に移動。
コース状況/
危険箇所等
【明星橋〜国分寺山】:マイナールート
橋の手前から前田川右岸に入り、リボンと踏み跡を確認して川沿いから
右岸に絡んで進むと低い堰堤を背にした場所で小尾根と出合います。
その後は尾根形状の高みを目指して行くと、次第に明確な尾根に変わり
なおも踏み跡は続き、所々テープの目印も目にします。
しばらくして尾根と並行して水路が整備された道が現れるが、(場所から想像すると国分寺の参道として整備された道なんだろうか?)
小さな鞍部で参道?から尾根筋に戻り、忠実に辿るとやがて国分寺からの
登山道と出合い、P393の国分寺山となります。

【明星ヶ岳東峰〜前田川林道】:バリエーションルート
東峰から前田川に向かい東側へ尾根を下ると、道も踏み跡も無かった。
東面には紛らわしい尾根が派生し、戸惑うようなピンクリボンも目に
留まるので何度もGPSやコンパスで向かう尾根を見定めて、方向と
合致したリボンを参考程度に扱いました。方向さえ間違えなければどの
尾根を下っても林道には着地できそうですが、概ねきつい傾斜でした。
途中で尾根の間をトラバースするような踏み跡は何度も見かけましたが
山仕事の作業道でしょうか?

駐車地の前にある廃屋に不審な人物が! と思ったら人形だった。
2025年09月21日 07:07撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
9/21 7:07
駐車地の前にある廃屋に不審な人物が! と思ったら人形だった。
明星橋の手前、前田川の右岸から入山。
2025年09月21日 07:08撮影 by  Canon IXY 650, Canon
9/21 7:08
明星橋の手前、前田川の右岸から入山。
ピンクリボンと踏み跡を確認して右岸山腹に絡む。
2025年09月21日 07:14撮影 by  Canon IXY 650, Canon
9/21 7:14
ピンクリボンと踏み跡を確認して右岸山腹に絡む。
低い堰堤を背にして、
2025年09月21日 07:16撮影 by  Canon IXY 650, Canon
9/21 7:16
低い堰堤を背にして、
小尾根に取り付く。
2025年09月21日 07:17撮影 by  Canon IXY 650, Canon
9/21 7:17
小尾根に取り付く。
国分寺山から流れる尾根に乗ったようだ。
2025年09月21日 07:25撮影 by  Canon IXY 650, Canon
9/21 7:25
国分寺山から流れる尾根に乗ったようだ。
これから傘を広げるのかな?
2025年09月21日 07:27撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
9/21 7:27
これから傘を広げるのかな?
一旦、尾根下に付けられた国分寺の参道?を利用し、
再び尾根芯へ戻る。
2025年09月21日 07:33撮影 by  Canon IXY 650, Canon
9/21 7:33
一旦、尾根下に付けられた国分寺の参道?を利用し、
再び尾根芯へ戻る。
《国分寺山》
通過点のようなコブには展望もなく、山頂プレートのみパチリ。
2025年09月21日 08:23撮影 by  Canon IXY 650, Canon
9/21 8:23
《国分寺山》
通過点のようなコブには展望もなく、山頂プレートのみパチリ。
梱包紐やペンキで示された分岐を明神ヶ岳に向かう。
2025年09月21日 08:26撮影 by  Canon IXY 650, Canon
9/21 8:26
梱包紐やペンキで示された分岐を明神ヶ岳に向かう。
鞍部から標高差150mをひたすら急登。
2025年09月21日 08:42撮影 by  Canon IXY 650, Canon
9/21 8:42
鞍部から標高差150mをひたすら急登。
傾斜が尽きてアンテナが建てられた小ピークに到着、しばし休憩だ。
2025年09月21日 09:10撮影 by  Canon IXY 650, Canon
9/21 9:10
傾斜が尽きてアンテナが建てられた小ピークに到着、しばし休憩だ。
《明星ヶ岳》(三等三角点:明星岳)
本峰に到着。
2025年09月21日 09:24撮影 by  Canon IXY 650, Canon
9/21 9:24
《明星ヶ岳》(三等三角点:明星岳)
本峰に到着。
《明星ヶ岳》
本峰は鈴鹿50山、西峰は300山のようだ。
2025年09月21日 09:24撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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9/21 9:24
《明星ヶ岳》
本峰は鈴鹿50山、西峰は300山のようだ。
《明星ヶ岳》
窓から仙ヶ岳〜野登山、そして鎌ヶ岳が展望できるのみだった。
2025年09月21日 09:24撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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9/21 9:24
《明星ヶ岳》
窓から仙ヶ岳〜野登山、そして鎌ヶ岳が展望できるのみだった。
鞍部の分岐道標には「白木一色」の文字が。
地形図に表された谷を辿る破線の道かな。
2025年09月21日 09:29撮影 by  Canon IXY 650, Canon
9/21 9:29
鞍部の分岐道標には「白木一色」の文字が。
地形図に表された谷を辿る破線の道かな。
《西峰》
明星ヶ岳の最高点に到着。
2025年09月21日 09:43撮影 by  Canon IXY 650, Canon
9/21 9:43
《西峰》
明星ヶ岳の最高点に到着。
《西峰》
「南鈴鹿の展望台」と呼ばれる眺望が広がる。
左の端に臼杵ヶ岳、そして御所平〜仙ヶ岳〜野登山〜鳩ヶ峰と続く稜線や、山麓に新名神の高架や坂本の棚田を望む。
2025年09月21日 09:45撮影 by  Canon IXY 650, Canon
1
9/21 9:45
《西峰》
「南鈴鹿の展望台」と呼ばれる眺望が広がる。
左の端に臼杵ヶ岳、そして御所平〜仙ヶ岳〜野登山〜鳩ヶ峰と続く稜線や、山麓に新名神の高架や坂本の棚田を望む。
《西峰》
雨乞岳 獅子岩が覗く仙ヶ岳 鎌ヶ岳 野登山
2025年09月21日 09:46撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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9/21 9:46
《西峰》
雨乞岳 獅子岩が覗く仙ヶ岳 鎌ヶ岳 野登山
《西峰》
南峰〜ヨコネへ延びる御所平の稜線をズーム。
2025年09月21日 09:54撮影 by  Canon IXY 650, Canon
9/21 9:54
《西峰》
南峰〜ヨコネへ延びる御所平の稜線をズーム。
展望を満喫して、細尾根を本峰へ戻る。
2025年09月21日 10:03撮影 by  Canon IXY 650, Canon
9/21 10:03
展望を満喫して、細尾根を本峰へ戻る。
本峰から岩を踏んで痩せ尾根を辿り東峰へ向かう。
2025年09月21日 10:23撮影 by  Canon IXY 650, Canon
9/21 10:23
本峰から岩を踏んで痩せ尾根を辿り東峰へ向かう。
今回で一番立派な道標だった。
2025年09月21日 10:29撮影 by  Canon IXY 650, Canon
9/21 10:29
今回で一番立派な道標だった。
崩れたザレ場と尾根の毛細血管。
2025年09月21日 10:38撮影 by  Canon IXY 650, Canon
9/21 10:38
崩れたザレ場と尾根の毛細血管。
《東峰》
山名プレートは立派だけど展望はゼロ。
2025年09月21日 10:42撮影 by  Canon IXY 650, Canon
9/21 10:42
《東峰》
山名プレートは立派だけど展望はゼロ。
東峰を東へ辿り分岐(1)を北東へ。
2025年09月21日 10:56撮影 by  Canon IXY 650, Canon
9/21 10:56
東峰を東へ辿り分岐(1)を北東へ。
三本並んだ印象的な巨木を眺める。
2025年09月21日 10:59撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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9/21 10:59
三本並んだ印象的な巨木を眺める。
「分岐 前田川」書かれた分岐(2)を雨引山取り付きに向かい北東へ。
2025年09月21日 11:30撮影 by  Canon IXY 650, Canon
9/21 11:30
「分岐 前田川」書かれた分岐(2)を雨引山取り付きに向かい北東へ。
あちこちで茸を見かける季節になりました。
2025年09月21日 11:40撮影 by  Canon IXY 650, Canon
9/21 11:40
あちこちで茸を見かける季節になりました。
所々で現れる杭の意味は?
2025年09月21日 11:42撮影 by  Canon IXY 650, Canon
9/21 11:42
所々で現れる杭の意味は?
尾根の末端で踏み跡を辿り、
2025年09月21日 11:59撮影 by  Canon IXY 650, Canon
9/21 11:59
尾根の末端で踏み跡を辿り、
前田川の右岸に着地、涼しい水辺で昼食にしましょう。
2025年09月21日 12:04撮影 by  Canon IXY 650, Canon
9/21 12:04
前田川の右岸に着地、涼しい水辺で昼食にしましょう。
渓流のような前田川を左岸へ渡り前田川林道へ上がる。
2025年09月21日 12:30撮影 by  Canon IXY 650, Canon
9/21 12:30
渓流のような前田川を左岸へ渡り前田川林道へ上がる。
林道を少し北へ向かい、雨引山への取り付きを確認。(水路が施された谷の左岸に踏み跡が延びる。)
2025年09月21日 12:37撮影 by  Canon IXY 650, Canon
9/21 12:37
林道を少し北へ向かい、雨引山への取り付きを確認。(水路が施された谷の左岸に踏み跡が延びる。)
廃屋の手前、放置された果樹栽培園にはキウイがいっぱい。
2025年09月21日 12:49撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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9/21 12:49
廃屋の手前、放置された果樹栽培園にはキウイがいっぱい。
駐車地の明星橋に帰着。
2025年09月21日 13:03撮影 by  Canon IXY 650, Canon
9/21 13:03
駐車地の明星橋に帰着。
中央が明星ヶ岳かな?
2025年09月21日 13:16撮影 by  Canon IXY 650, Canon
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9/21 13:16
中央が明星ヶ岳かな?
撮影機器:

感想

昨年の冬から療養中だったsさんだったが、9ケ月ぶりに復帰され山行の
お誘いが入った。回復を祝って南鈴鹿の明星ヶ岳を案内してもらった。

四日市辺りは予報より雨上りが遅れたようだが、集合場所の「道の駅
関宿」から前田川林道へ向かう道に雨の跡はなかった。
南鈴鹿も県境稜線から外れた独立峰?の明星ヶ岳や雨引山は縁の無い
お山だったのでメジャーな関町白木一色ではなく前田川林道を起点にする
コースは興味深々だ。

明星橋から国分寺山に向かう尾根には所々にテープや梱包紐の目印が
付けられ、尾根筋を外さないように付けられた薄い踏み跡を追うような
マイナールートに格付けされる道?が続いていた。
樹林に覆われて展望もなく、喘ぐような急登もない尾根で淡々と高度を
稼ぎ通過点のような国分寺山を通過するとしっかり踏まれた登山道に
変わり、アンテナが建てられた小ピークまで急登が待っていた。
久しぶりのsさんは苦しそうだが、ペースを合わせて標高差150mを
登りきってアンテナの基部で一息入れると、三角点が埋められた明星ヶ岳
の本峰まではすぐだったが展望に欠けるので西峰へ急ぐことにする。

一旦下った鞍部から細尾根を辿って西峰の狭い山頂に出ると素晴らしい
眺望が広がっていた。後でわかった事だがここは「南鈴鹿の展望台」と
呼ばれるようで、臼杵ヶ岳〜御所平〜仙ヶ岳〜野登山の稜線を越えて、
雨乞岳や鎌ヶ岳が顔をのぞかせ、山麓には坂本の棚田や新名神の高架を
捉える事が出来る。鈴鹿南部の景色を堪能したので残るピーク東峰を
目指し本峰へ戻り、東を向いて岩の多い痩せ尾根を鞍部まで下り、
僅かに登り返すと東峰に到着するが、立派な標識の他には展望も特徴も
無い。山頂を早々に後にして東へ延びる尾根に入ると、落ち葉に覆われた
尾根に踏み跡はなかった。どうやら登山道は明星ヶ岳本峰からの往復以外
には無いようだ。
所々でリボンが目に留まるが、バリエーションルートで鵜呑みは危険だ。
GPSやコンパスで目標とする方向に揺れるリボンや尾根を追いながら
末端まで下ると、樹林を透かして流れが見え始め、はっきりした踏み跡が
現れて、尾根下を絡むようにして前田川の左岸に案内してくれた。

秋を感じさせる水辺で昼食を済ませた後、雨引山への取り付き点を
確認して明星橋まで戻る僅かな距離だったが、前田川には美しいナメや
小さな滝が続き、新緑や紅葉の季節に散策目的で歩くのも良さそうな
景色だった。

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