明星ヶ岳【前田川林道から三つのピークを歩く】


- GPS
- 05:44
- 距離
- 4.7km
- 登り
- 522m
- 下り
- 513m
コースタイム
天候 | 晴れ 【気温】駐車地:26℃ 明星ヶ岳西峰:22℃ 前田川に着地:27℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
「道の駅 関宿」集合→1号線、小野町西(リビングホテルズ亀山が目印)を左折→フラワーロードを進み、冨士発條(株)亀山工場を過ぎ右折→ 白川小学校を過ぎた信号を左折→池を廻りこみ前田川に架かる明星橋を 渡った廃屋前の空き地に移動。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【明星橋〜国分寺山】:マイナールート 橋の手前から前田川右岸に入り、リボンと踏み跡を確認して川沿いから 右岸に絡んで進むと低い堰堤を背にした場所で小尾根と出合います。 その後は尾根形状の高みを目指して行くと、次第に明確な尾根に変わり なおも踏み跡は続き、所々テープの目印も目にします。 しばらくして尾根と並行して水路が整備された道が現れるが、(場所から想像すると国分寺の参道として整備された道なんだろうか?) 小さな鞍部で参道?から尾根筋に戻り、忠実に辿るとやがて国分寺からの 登山道と出合い、P393の国分寺山となります。 【明星ヶ岳東峰〜前田川林道】:バリエーションルート 東峰から前田川に向かい東側へ尾根を下ると、道も踏み跡も無かった。 東面には紛らわしい尾根が派生し、戸惑うようなピンクリボンも目に 留まるので何度もGPSやコンパスで向かう尾根を見定めて、方向と 合致したリボンを参考程度に扱いました。方向さえ間違えなければどの 尾根を下っても林道には着地できそうですが、概ねきつい傾斜でした。 途中で尾根の間をトラバースするような踏み跡は何度も見かけましたが 山仕事の作業道でしょうか? |
写真
感想
昨年の冬から療養中だったsさんだったが、9ケ月ぶりに復帰され山行の
お誘いが入った。回復を祝って南鈴鹿の明星ヶ岳を案内してもらった。
四日市辺りは予報より雨上りが遅れたようだが、集合場所の「道の駅
関宿」から前田川林道へ向かう道に雨の跡はなかった。
南鈴鹿も県境稜線から外れた独立峰?の明星ヶ岳や雨引山は縁の無い
お山だったのでメジャーな関町白木一色ではなく前田川林道を起点にする
コースは興味深々だ。
明星橋から国分寺山に向かう尾根には所々にテープや梱包紐の目印が
付けられ、尾根筋を外さないように付けられた薄い踏み跡を追うような
マイナールートに格付けされる道?が続いていた。
樹林に覆われて展望もなく、喘ぐような急登もない尾根で淡々と高度を
稼ぎ通過点のような国分寺山を通過するとしっかり踏まれた登山道に
変わり、アンテナが建てられた小ピークまで急登が待っていた。
久しぶりのsさんは苦しそうだが、ペースを合わせて標高差150mを
登りきってアンテナの基部で一息入れると、三角点が埋められた明星ヶ岳
の本峰まではすぐだったが展望に欠けるので西峰へ急ぐことにする。
一旦下った鞍部から細尾根を辿って西峰の狭い山頂に出ると素晴らしい
眺望が広がっていた。後でわかった事だがここは「南鈴鹿の展望台」と
呼ばれるようで、臼杵ヶ岳〜御所平〜仙ヶ岳〜野登山の稜線を越えて、
雨乞岳や鎌ヶ岳が顔をのぞかせ、山麓には坂本の棚田や新名神の高架を
捉える事が出来る。鈴鹿南部の景色を堪能したので残るピーク東峰を
目指し本峰へ戻り、東を向いて岩の多い痩せ尾根を鞍部まで下り、
僅かに登り返すと東峰に到着するが、立派な標識の他には展望も特徴も
無い。山頂を早々に後にして東へ延びる尾根に入ると、落ち葉に覆われた
尾根に踏み跡はなかった。どうやら登山道は明星ヶ岳本峰からの往復以外
には無いようだ。
所々でリボンが目に留まるが、バリエーションルートで鵜呑みは危険だ。
GPSやコンパスで目標とする方向に揺れるリボンや尾根を追いながら
末端まで下ると、樹林を透かして流れが見え始め、はっきりした踏み跡が
現れて、尾根下を絡むようにして前田川の左岸に案内してくれた。
秋を感じさせる水辺で昼食を済ませた後、雨引山への取り付き点を
確認して明星橋まで戻る僅かな距離だったが、前田川には美しいナメや
小さな滝が続き、新緑や紅葉の季節に散策目的で歩くのも良さそうな
景色だった。
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