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Yamareco

記録ID: 8723684
全員に公開
ハイキング
八ヶ岳・蓼科

八子ヶ峰 冬の下見を兼ねて

2025年09月23日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
03:29
距離
6.9km
登り
188m
下り
491m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:53
休憩
0:37
合計
3:30
距離 6.9km 登り 188m 下り 491m
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2025年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
【行き】9:40茅野~10:40蓼科山登山口(バス)※蓼科山登山口は土日祝のみ
【帰り】15:05グランド前~15:50茅野(バス)
どちらも料金は2,000円だった。
コース状況/
危険箇所等
【蓼科山登山口~八子ヶ峰西峰】よく整備されている。稜線に上がると気持ちの良い平原が広がる。
【八子ヶ峰西峰~ロイヤルヒルスキー駐車場】部分的に笹とススキに覆われて、ややわかりづらい。道標もほぼない。
稜線から駐車場に降りる道もかなりわかりづらい。直進する道のほうがはっきりしているため、通り過ぎてしまい、ヤマレコの警告で引き返した。
【駐車場~白樺湖】半分は舗装路。途中でヘアピンカーブあり。カーブに小さな鉄板があり「八子ヶ峰」裏に「白樺湖」と書いてあるが、小さすぎてそれが道標と思わずに通り過ぎてしまった。ヤマレコの警告で引き返した。カーブを曲がるとすぐに「八ヶ岳山麓スーパートレイル」の道標が現れ、再び登山道に入る。
その他周辺情報 白樺湖の「すずらんの湯」は閉店。
茅野駅前泊。朝ごはんを駅のキオスクに買いに行ったら、駅蕎麦屋が開店していたので、かけうどんを頼んだ。長野は関東のつゆ。
茅野駅前泊。朝ごはんを駅のキオスクに買いに行ったら、駅蕎麦屋が開店していたので、かけうどんを頼んだ。長野は関東のつゆ。
茅野の駅前公園には仮面の男(←×、仮面の女神でした)と
茅野の駅前公園には仮面の男(←×、仮面の女神でした)と
縄文のビーナスがいる。
朝イチのあずさで来るPierre氏を待つ。東京の人は日帰りができていいな。
9:40の北八ヶ岳ロープウェイ経由蓼科登山口行きバスはそこそこ混んだ。ほとんどが北八ヶ岳ロープウェイで降りた。
縄文のビーナスがいる。
朝イチのあずさで来るPierre氏を待つ。東京の人は日帰りができていいな。
9:40の北八ヶ岳ロープウェイ経由蓼科登山口行きバスはそこそこ混んだ。ほとんどが北八ヶ岳ロープウェイで降りた。
10:42女神茶屋(蓼科山登山口)
10:42女神茶屋(蓼科山登山口)
地図上はトイレがないけど、ある。冬もある。協力金を入れる。用を済ませてボタンを押すとモーターが動く式。トイレットペーパーあり。
地図上はトイレがないけど、ある。冬もある。協力金を入れる。用を済ませてボタンを押すとモーターが動く式。トイレットペーパーあり。
11:00出発。信濃路自然遊歩道というらしい。
11:00出発。信濃路自然遊歩道というらしい。
八子ヶ峰、白樺湖、まさに目指す所
八子ヶ峰、白樺湖、まさに目指す所
穏やかな道だがやがて急登を上る
穏やかな道だがやがて急登を上る
11:04 分岐。やがて合流
11:04 分岐。やがて合流
ススキ野
ヤマラッキョウ
ハクサンフウロっぽいけど。
ハクサンフウロっぽいけど。
11:26ヒュッテアルビレオ
11:26ヒュッテアルビレオ
八ヶ岳山麓スーパートレイルの中
八ヶ岳山麓スーパートレイルの中
ヒュッテの階段を借りて一休み
ヒュッテの階段を借りて一休み
いい景色だ
蓼科山がちょっと隠れてる
蓼科山がちょっと隠れてる
11:41八子ヶ峰東峰
11:41八子ヶ峰東峰
蓼科を見上げる
よく整備された道
よく整備された道
この看板時々ある
この看板時々ある
ヒョウモンチョウ
ヒョウモンチョウ
車山高原も近い
茅野の街
トンボたくさん飛んでいた
トンボたくさん飛んでいた
アザミもたくさん咲いていた
アザミもたくさん咲いていた
何が書いてあったのか
何が書いてあったのか
しばらくしたらこれが。
しばらくしたらこれが。
リンドウ
トリカブト
12:25八子ヶ峰西峰
12:25八子ヶ峰西峰
昼ごはん
雲はかかっているが多分南アルプス
雲はかかっているが多分南アルプス
雲がかかっているが多分中央アルプス
雲がかかっているが多分中央アルプス
北側なので見えてるのは女神湖か?
北側なので見えてるのは女神湖か?
リフトは夏動いてない
リフトは夏動いてない
このトレッキングコースの地図欲しいなあ
このトレッキングコースの地図欲しいなあ
一応道はあるようだ。冬に使うかもしれない。
一応道はあるようだ。冬に使うかもしれない。
ここにも西峰の看板。地図上では分岐の上に山頂はないけど。
ここにも西峰の看板。地図上では分岐の上に山頂はないけど。
ピンボケウメバチソウ
ピンボケウメバチソウ
スキー場を横切る
スキー場を横切る
ここらあたりから急に道がわかりづらくなった
ここらあたりから急に道がわかりづらくなった
ここはまあいいか
ここはまあいいか
少し晴れてきた?蓼科山が美しい
少し晴れてきた?蓼科山が美しい
妙高方面がうっすら見える
妙高方面がうっすら見える
マムシグサ
ここもまたわかりづらいなあ
ここもまたわかりづらいなあ
ここ!間違えて直進(左側)に行ってしまった。正解は右。
ここ!間違えて直進(左側)に行ってしまった。正解は右。
よーく見たら階段がある
よーく見たら階段がある
下界に戻ってきた感じ
下界に戻ってきた感じ
13:56お休み中のスキー場
13:56お休み中のスキー場
車山高原がますます近い。
車山高原がますます近い。
道標復活(稜線の分岐にも欲しい)
道標復活(稜線の分岐にも欲しい)
14:11ここ!まさかの道標。通り過ぎてしまった
14:11ここ!まさかの道標。通り過ぎてしまった
裏に回ると「白樺湖」
裏に回ると「白樺湖」
14:13ここも分岐。左の舗装道でも湖に行けるが、バス停からズレる。
正解は道標の右の登山道。
14:13ここも分岐。左の舗装道でも湖に行けるが、バス停からズレる。
正解は道標の右の登山道。
14:17地図上では「八子ヶ峰登山口」とあるが、看板はない。
14:17地図上では「八子ヶ峰登山口」とあるが、看板はない。
寄り道して信玄の「銭岩」を見る
寄り道して信玄の「銭岩」を見る
掘ったら宋銭が出てきたとの言い伝え。信玄の軍資金?
掘ったら宋銭が出てきたとの言い伝え。信玄の軍資金?
白樺湖のほとりで、バスの時間までまったり待つ。公衆トイレもベンチもあるので休みやすかった。
白樺湖のほとりで、バスの時間までまったり待つ。公衆トイレもベンチもあるので休みやすかった。

装備

個人装備
Tシャツ アームカバー ズボン 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ティッシュ 保険証 スマートフォン 時計 サングラス てぬぐい ナイフ 熊鈴 ストック

感想

 リーダーが秋分の日に日帰りで八子ヶ峰に行かないか、と言ってきた。9月後半は筆者も結構仕事が立て込んでいるので、予定するけどドタキャンもありえるかもしれないといったら、極めて不機嫌になった。これはまずい。積極性を示すために早速特急あずさの切符を予約し、やる気を示したところ、徐々に機嫌は治ってきた。なので、八子ヶ峰ってどこだっけ?というとぼけたことを聞くことはできなかった。
 八子ヶ峰は八ヶ岳西部の山である。リーダーはここに冬に来るための下見をしたかったらしい。いざ登山を始めてから恐る恐る聞いたら、「説明しただろ」と言われ、人の話を聞いていないことがバレてしまった。いや聞いていないのではなく、記憶力が劣化しているだけなのだが、情状酌量はされないだろう。言い訳はさらに状況を悪化させる。山登りは準備が大切だが、登る前の人間関係の整備はもっと大切である。
 さて、話が前後するが、茅野駅を出発した我々のバスは、北横岳ロープウェイに立ち寄って、多くの人を降ろした後、蓼科山登山口までたどり着いた。登山地図にはトイレがなかったので、逼迫していた筆者は恐縮ながらあまり適切とは言えない場所で用を足したのだが、その後にリーダーが駐車場のところにトイレはあるよ、と言ってきた。「早く言ってよー」と松重豊氏が出演しているテレビCMのようなセリフを吐いたが、もう出してしまったものは仕方ない。気を取り直して登山口で準備運動をして登山を開始した。
 相変わらずの尾籠な話で恐縮である。本題に入ろう。さて、初めは樹林帯のまずまずの傾斜の坂を登っていくが、30分ほど登るとヒュッテアルビレオというかつて営業していたと思しき山小屋(コテージ?)に着いた。そこで一休みしたのだが、その辺りは平原で、ススキが一面に風に揺られていた。登山客も少なく気持ちよく八子ヶ峰東峰のあたりをゆっくり歩いた。ちょうど蓼科山にかかっていた雲が外れ始めて、山頂が見るようになってきた。
 一旦下ってもう一度登り、なだらかな稜線を歩いていく。この辺りは北東至近に蓼科山が見え、南西に南八ヶ岳を望めるところだが、南八ヶ岳は雲の中だった。しかし、登山客も少なく、平坦な稜線で非常に気持ちがいい。森のクマさんでも歌いながら行きたいところだったが、本当に出てこられると困るのでやめておいた。
 しばらく行くと、スキー場のリフトが見えてきて、その先が八子ヶ峰西峰の山頂である。ここで我々は大休憩を取ることにし、眼下に茅野の街を望みながら昼食と洒落込んだ(いや、ご馳走を食べた訳ではないけれど、なかなか優雅な気分ではあったのだ)。この後は、スキー場の脇を(場合によってはスキー場の中を)降っていく、スキーならシュッと一息のところだが、歩きではそうはいかない。膝への負担を軽減するように小さな歩幅でゆっくり進む。道は途中からゲレンデを離れて笹原を行くのだが、ようやく道がわかる程度に草が刈られているだけなので、注意が必要である。先頭を行くリーダーは目がいいからなのか、迷わず進んでいくが、筆者一人であったらしょっちゅう立ち止まっていたであろう。
 しかしである。リーダーが立ち止まった時、そこでヤマレコの警告機械音声が鳴り、「ルートを間違えたようです」と言ってきた。確かにヤマレコの地図を見ると脇に逸れているようだ。こういうときに来た道を戻るのはエネルギーが要る。それでも200mぐらい戻って、ススキで分かりづらくなっている分岐を見つけ、正規ルートに復帰した。しかしその先でもルート本来ではない迂回コースをとり(これは結果的には正解だったかもしれない)。スキー場の山麓ベースまでたどり着いた。
 ここからは車道歩きである。この辺りは信州自然遊歩道の一部らしい。自然遊歩道と言いつつ、舗装道で、このような道を歩いていると、だんだんつま先が痛くなってくる。さらにここで標識を見落としてヤマレコアプリから警告を受け、100mほど登り返す羽目に。たかが100mで気持ちが折れそうになりながら登り返し、標識は悪くないのに標識に「分かりづらい!」とか悪態をついて、予定の道に復帰した。その後、一旦山道に入り、「銭石」という一説には信玄公の埋蔵金とも言われる宋銭が出てきたという名所?をちらっと覗いて、ゴールである白樺湖畔に到着した。白樺湖ではスワンボードが優雅に1隻だけ動いていた。今、あれに乗ったら湖の真ん中で脚が攣りそうだなと思いなから眺めているうちにバスが来る時間となり、茅野行きのバスに乗ったのだった。(完)

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