記録ID: 8727974
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ハイキング
剱・立山
剱岳とクマさん
2025年09月23日(火) 〜
2025年09月24日(水)


体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 11:43
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,800m
- 下り
- 1,802m
コースタイム
1日目
- 山行
- 3:15
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 3:33
距離 6.0km
登り 539m
下り 502m
2日目
- 山行
- 7:34
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 9:00
距離 9.7km
登り 1,261m
下り 1,300m
13:27
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
室堂の熊さん
雷鳥沢キャンプ場のトイレから出てくると、管理棟のおばちゃんが「あら、今日は随分近いところにいるのねぇ」と剣御前方向を見上げていた。
登山道のあるポイントで、降りてくる人達と登っていく人たちが100mくらい離れて、そのちょうど中間にいる黒い物体を注目している様子が遠目に見えた。
黒いのはどうやら最近室堂近辺を寝座としているクマのお母さんである。
小熊はいなかった。
15分後、自分がその場所へたどり着いた時点もまだ、お母さんクマは登山道脇の草むらで朝ごはんの最中だった。かれこれ30分以上そこらへんにいるらしい。
クマはかなり大きかったけれど、性格はおとなしそうだ。
少なくとも自分を挟んで上と下にいる人間どもの事はあまり気にしていない様子。
こっちも気にしなければしないでやり過ごせるんじゃないかとさえ思える。
しかし、いかんせん近すぎる。登山道のすぐ脇なのだ。
僕のザックに入っている食いかけのカレーパンに反応されても困るから僕も動くに動けない。
更に10分くらいそうやって待たされたが、クマが左の沢の方へ移動して行き、姿が見えなくなったスキに登山者たちも静かに移動した。なかなか緊張する瞬間だった。
上から見下ろした方が良く見えたんだけど、僕らが移動を開始したその瞬間はまだクマさんはそんなに遠くない所にいたっぽい。
登山者はみな概ねクマを怖がる様子はなく、むしろその出会いを興味深く感じていたようだ。山は元々彼らの住処なのである。
立山はいい所だからボクも住めるなら住みたいものだ。
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