木曽駒ヶ岳(上松A↑福島B↓) …信仰の道をたどる


- GPS
- 15:52
- 距離
- 21.8km
- 登り
- 2,263m
- 下り
- 2,292m
コースタイム
- 山行
- 6:32
- 休憩
- 2:29
- 合計
- 9:01
天候 | 1日目:まあまあ晴 2日目:霧・曇小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー 自家用車
[復路]大原上1302→1322木曽福島駅(木曽町営バス 200円) 木曽福島1342→1355上松(JR 200円) 上松駅から上松Aコース登山口までタクシー(約15分、2,600円)を使い、登山口に置いた車を回収。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
上松Aコースは思っていたよりも歩きやすい道。ただし、金懸小屋前後は崩壊地や切れ落ちた箇所、急登などやや足元に注意を要する箇所も。八合目先の分岐から木曽前岳への登りは急登、ハイマツや木枝が両側から張り出していて歩きにくい。 福島Bコースは八合目〜七合目間が大きな岩の段差などで歩きにくい。 |
写真
感想
木曽駒ヶ岳への登路のうち、上松Aコースが最も信仰登山の色合いが強いのではないかと思う。途中、霊神碑がところどころに点在している。一度歩いてみたいと思っていた。レコを見るとこのコースを日帰りピストンする健脚者もいるようだが、とてもそんな芸当はできないので山頂付近に一泊することにした。
しかし、上松Aコースは思っていたよりも歩きやすい道だった。かつては多くの登拝者が歩いたのだろうか。前半は九十九折で急登を強いることもなく標高をあげていく。ただ、五合目(金懸小屋)前後は切れ落ちていたり、急登の高巻きがあったりで足元注意。八合目の先からは視界が開ける。木曽前岳を経由したが、その登りは急登。ハイマツや木枝が張り出して歩きにくい。
予定よりもずい分早く着きそうなので、木曽前岳付近で景色を見ながらゆっくり休憩した。霧が流れ、木曽駒ヶ岳方面は見えたり隠れたり。宿泊する頂上木曽小屋に荷物をおいて木曽駒山頂へ。宝剣岳・三ノ沢岳、そして雲海に浮かぶ空木岳・南駒ヶ岳。南アルプスは雲の上にいくつかのピークが頭を出しているだけ。北アルプス方面も、乗鞍と御嶽の頭だけ。
2日目は深い霧。展望はまったくなし。しかし、そのためか九合目に下る斜面で雷鳥の姿を見ることができた。車の回収が面倒だけれど、ピストンも味気ないと考えて下りは福島Bコースに。玉乃窪カールは色づいた木々を眺めながら下る。巨岩帯を経て避難小屋のある七合目まで来ればほっとひと安心。
バスの時間を考えて時間を調整しながら、コガラ登山口を経由して大原上バス停まで歩いた。上松Aコースでは他の登山者には誰にも出会わず、福島Bでは2人の登山者とすれ違っただけだった。
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