記録ID: 8748286
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ハイキング
奥多摩・高尾
大マテイ山
2025年09月28日(日) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 04:22
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 915m
- 下り
- 922m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 3:58
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 4:23
距離 14.3km
登り 915m
下り 922m
13:09
ゴール地点
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 道の駅に、小菅の湯・売店がある。 |
写真
道の駅から下った先の、はじめの道標。これに従って少し下るとまた林道に出る。そこの道標が古すぎて判読し難い。まず上方に向かって失敗。少し下って川沿いに少し登って川を渡り、登山道に入る。
背の高い大きめのキノコ。9月はキノコの季節であることに、ここで気がついた。あいにくキノコの事はさっぱりわかりません。
川を渡って、植林帯の斜面を急登ののち尾根に出るが、そこから登山道はしばらく古い林道と交錯しながら高度をあげる。林道に沿って業務用のピンクテープがあったりしてわかりにくい。これには構わず、尾根筋に忠実に登れば良い。
川を渡って、植林帯の斜面を急登ののち尾根に出るが、そこから登山道はしばらく古い林道と交錯しながら高度をあげる。林道に沿って業務用のピンクテープがあったりしてわかりにくい。これには構わず、尾根筋に忠実に登れば良い。
ナラ枯れーキクイムシにやられたミズナラ。キクイムシが媒介する細菌が木を枯死させる。(この写真は、大マテイ山を超えた先の"巨樹のみち"で撮影)
尾根筋の多くの大木が、"ナラ枯れ"に冒されていた。数年前、私の住む東京郊外でも大流行し、雑木林や自然公園のコナラやクヌギの大木が次々に枯死し悲しい思いをしたが、昨年あたりからほぼ見られなくなっていた。嵐は過ぎ去ったのかと思いきや、こんな所に広がっていたんだ。数百年に渡り雨風に耐えた巨木が、次々に枯死してゆく姿は、観るに忍びない。巨木が倒れてしまうと、尾根筋はどんな状況になるのだろうか。
尾根筋の多くの大木が、"ナラ枯れ"に冒されていた。数年前、私の住む東京郊外でも大流行し、雑木林や自然公園のコナラやクヌギの大木が次々に枯死し悲しい思いをしたが、昨年あたりからほぼ見られなくなっていた。嵐は過ぎ去ったのかと思いきや、こんな所に広がっていたんだ。数百年に渡り雨風に耐えた巨木が、次々に枯死してゆく姿は、観るに忍びない。巨木が倒れてしまうと、尾根筋はどんな状況になるのだろうか。
踏み跡に近い道を辿って山頂へ。眺望皆無。
ここもシバグリのイガ多数。しばし休憩していると、どさりとイガが降ってきた。降ってきたイガには身が入っていたが、落ちているイガはほとんど空だ。きっと、落ちたら即刻森の住人が中身を平らげているのだろう。木の枝ごと落ちているのも発見。もしかして、その住人は、邪魔な人間が早く立ち去るのをじっと木の影から見ているのだろうか。そういえば、辿ってきた道には糞だとか足跡だとか熊さんの痕跡多数。
山名標識は立派だが、反して踏み跡は薄く下り道を間違えた。ちょっとの間だが気分が悪いので登り返した。
ここもシバグリのイガ多数。しばし休憩していると、どさりとイガが降ってきた。降ってきたイガには身が入っていたが、落ちているイガはほとんど空だ。きっと、落ちたら即刻森の住人が中身を平らげているのだろう。木の枝ごと落ちているのも発見。もしかして、その住人は、邪魔な人間が早く立ち去るのをじっと木の影から見ているのだろうか。そういえば、辿ってきた道には糞だとか足跡だとか熊さんの痕跡多数。
山名標識は立派だが、反して踏み跡は薄く下り道を間違えた。ちょっとの間だが気分が悪いので登り返した。
別の角度から。
以前、トレランでこのコースを走ったことがあったが、気づかず通過してしまった。トレランは、それなりに楽しいが、山との付き合い方という意味ではやはり片手落ちと感じてしまう。
以前、トレランでこのコースを走ったことがあったが、気づかず通過してしまった。トレランは、それなりに楽しいが、山との付き合い方という意味ではやはり片手落ちと感じてしまう。
感想
数ヶ月前から、坐骨神経痛が再発してしまい、走ると痛みが段々強くなるる状態になっていました。改善を見越してトレランにエントリーしたのですが、コース途中でで動けなくなる事態は避けたく、トレランは断念しました。折角小菅まで来たので、歩きで大マテイ山を周回するコースを試してみることにしました。
比較的短くて、歩きやすい道だったので、痛みはほとんど出ず無難なハイキングが出来たのは収穫でした。以前同じトレランで栃の巨木のある巻道や"巨樹のみち"は走ったのですが、歩いて登ると大分違う印象です。
歩いてみると、なるほど"巨樹のみち"や牛の寝通りには、ミズナラの巨木がいっぱいあるし、トチの木にあんなに迫力があるとは思いもしませんでした。
数百年という時の流れが刻まれた巨木には、人間には到達でにない故に惹きつけられる何かオーラの様なものがあると感じます。ナラ枯れによって、その存在が突然消滅するんだと思うと改めて気がつくのかもしれません。実りの秋に囲まれて、楽しい山行ができました。
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